京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2799 冬山合宿:八ヶ岳アイスクライミング

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【日程】2006年12月22日(金夜)-24(日)
【参加者】計4名

【記録】47期 C.O.
◆12/22 19:00山科駅==23:30美濃戸P
駐車場にテントをはって就寝した。外気温は-5度ぐらい。地面に雪はない。

◆12/23晴れ 5:35美濃戸P-6:35-50林道終点-7:40赤岳鉱泉、テント設営、8:40発-9:10裏同心F1-9:30-13:30F3手前右岸の垂爆-15:00大同心基部-16:00テント場
朝は寒かったが、比較的薄着で赤岳鉱泉までたどり着けた。裏同心ルンゼは、氷はついているが、雪で滝の下半分がうまっているような状態だった。F1、F2は皆ノーロープで行った。これでは練習にならないので、F3手前の右岸支流にある直爆に向った。高さ10mほど、上部は幅狭だが練習にはうってつけだ。スタンディングアックスビレイで確保してそれぞれリード、スクリューの練習をした。
その後F3,F4はフリー。F5だけ岡がリードの練習をさせてもらった。その後、大同心基部をつたって大同心稜の細い尾根沿いをくだりテン場についた。

◆12/24晴れ 7:00テント場-7:30ジョウゴ沢F1-9:00-10:50乙女の滝-11:30ジョウゴ沢F1-12:00テント場、12:40発-13:45美濃戸P==樅の湯入浴==京都
ジョウゴ沢は、昨日の裏同心よりは雪がすくなく、氷を楽しめそうだ。とりあえず第一の標的:乙女の滝までいった。待ってましたとばかり崔さんがリード。スクリューの位置は適切とは言いがたいが、持ち前の思い切りのよさでトップまで上りつめ、支点をセットしておりてきてくれた。滝の中央部は、すでに取り付いているパーティーと譲り合いながら登らないといけなかったので、左側の傾斜のきつい部分をトップロープで練習することにした。崔さん以外の3人とも何とか完登。腕も疲れ、いい時間にもなったので、テン場にもどり、帰京した。

アイスは人生2回目。まだまだバイルの打ち込み、アイゼンの蹴りこみなど技術不足だ。今期登りこんで、簡単なところはリードできるようになりたいと思った。