京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2813  夜間登山&ビバーク例会

【日程】2007年4月7日(土夜)~8日(日朝)
【参加者】計3名
【天候】7日 曇のち雨, 8日 晴れ


【記録】[Total Time 3:35]
4月7日 [Time 2:00]
烏丸御池19:00=(マイカー)⇒20:30イン谷口P→22:30水晶小屋(泊・2:00就寝)
【感想】
 京の夜桜を見に土曜の市内は大渋滞。ようやくメンバーが揃いイン谷口到着次第さっさと出発。思ったよりも暖かいが空は曇り風が強い。以前ここから同時刻位にダケ道を登った事があったがその時は月明かりでランプが要らない程だった。今回は青ガレルート、足元も悪くヘッデン頼りに前進。いくつか石堰を越えるが視界が効かないため歩行距離が掴めず現在地がよくわからない。本流を渡りいよいよ青ガレ、大岩の急登…とここでポツリ。気のせいやろと言ってるうちに本降りどころかどしゃぶり!峠近付くにつれ風も加わり稜線大荒れ。あまりの悪天に水晶小屋に逃げ込もうかと相談。暴風雨の中そのままの格好で歩きつつ(私に限って言えば割とよくある事なのだが)、ビバークの名のとおり「日帰り想定(というかトレイル想定)で来ましたので雨具ないです」の一言に水晶小屋行きが決定、申し訳ないです。気温が高かかったので今日ならば最悪着のままビバークになったとしても極度疲労止まりだろうと考え、知った地形・ルートという事もあって悪天ながら滅多に来れない夜の比良を楽しんで歩いた。
 水晶小屋に着きケルン一礼の後、早速ストーブを焚き服を乾かそうと周りに張り付き酒で暖をとり夜を過ごした。ストーブの威力や見事なもので、一夜にしてランニングシューズ履きの靴下が乾いてしまった程だ。


4月8日 [Time 1:35]
(5:00起床)→5:45出発→7:20イン谷口P=(マイカー)⇒8:00京都市内解散
【感想】
寒さでストーブから離れられずしばし仮眠していると朝が来た。しばらく山で泊をとらなかったせいか、日の出の早さに驚く。一番外側のトタン一枚が剥がれ落ちているのを確認(トタンが折り重なった屋根のため使用に支障はない)し、小屋を後にする。先週同様、昨夜が嘘のような晴天。山日和のところ数名の登山者とすれ違いながら足早に来た道を辿って下山、帰京した。


【感想】K.N.
金糞で本降りになったときは,こりぁ,ビバーク訓練じゃなくて,本番になってるな,と思った。
 今回は楽しいたき火のはずが,厳しい気象条件になり,露天ビバークはできなかった。これが荒川峠だったらどうだったろう?やっぱり水晶小屋に行ってたかな?
 来年もやりますので,是非たくさんの方の参加をお待ちしています。