京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

[個人] 愛宕山~コメカイ道を行く~

地元愛宕にして急遽初踏破となった米買道。こういう登りごたえのある道っていい!愛宕神社アイスバーンもあんなにカチカチだと踏みごたえがあるし。

 

 

個人] 愛宕山~コメカイ道を行く~

 

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地元愛宕にして急遽初踏破となった米買道。こういう登りごたえのある道っていい!愛宕神社アイスバーンもあんなにカチカチだと踏みごたえがあるし。

【日程】2009年1月25日(日)

【参加者】48期 Y.K. 単独(下山後A(表参道)・B(中尾根)両コースと合流)

【天候】曇

【荷重】約10kgくらい

【記録】10:39円町=(JR)⇒10:52保津峡→11:05落合橋→11:55表参道出合→12:20愛宕神社→12:40水尾分れ→12:55水尾つじの家【Time 2:03】

 

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【感想】 2度寝どころか4度寝をしでかしあわてて愛宕山へ向かう。愛宕神社12:00合流、今からどうやって間に合わせようか?期待していた清滝行きのバスは50分待ち、表参道ルートで計画を届出てはいたが、仕方ないので保津峡まで行ってルートを練り直そう。

 

 最短は保津峡~神明峠~西尾根~愛宕山。でも面白くない。わざわざ山に来てまでロードの坂道トレーニングなんてしたくはない。落合へと向かうと見慣れない新しい標識。以前からあったトレースの傍に設置されていた。「登山道(米買道)」と書いてある。おお、これが噂にきいたコメカイ道!なんだかカワイイ名前なのでちょっと気になってたところ、位置的に多分愛宕山への最短ルートじゃなかろうか?ってことで即決定。

 

 表参道や西尾根のような親切コースを想像していたのだが沢道。愛宕だというのに人もまばら。うん、いいねえ。やっとこさ峠に出てそろそろ愛宕かと思っていたら更に急登。うわっ、やられた。初めてのルートはこんな風に裏切ってくれるから楽しいものである。雪もトレース上は程よくはけていて、木々の合間から北山がよく見える。いよいよ表参道の階段が見えてきて水尾分れ下部で合流。山中にして突然俗化したような感じだ。

 

 表参道~愛宕神社間は私も他のハイカーもひたすらカッチコチの雪との戦い。軽アイゼン装着者がほれ見ろとばかりにアイスのど真ん中を優雅に歩いていく。こんな雪んこに屈してたまるか~と訳のわからぬ意地を張って氷の路面とにらめっこ。石段の先は雪がのっていなかったので登りは楽だったが、下りには辟易した。だってあんなに石段広いのに、一部箇所でハイカーの行列。アイスの下りでつかえているらしい。あんなに腰ひけて数センチ単位で足運ぶから滑るんじゃないのかね…とかふと思いつつ。1月の愛宕に運動靴でくるナメた登山者は私くらいかと思っていたが、結構いるようだ。そんなに雪上歩行に自信あるのかと思いきやなんだか見てて危なっかしい登山者が多いが。かくいう私もはたから見ればその一人だったに違いない。

 

 つじの家には14時までに到着となっている。愛宕山周辺を見回すがメンバーの姿が見当たらない。既に水尾への下山にかかっているものと踏んで、先行パーティーを追いかけるつもりで下りを疾走。路面もよくあっけなく降りてしまい拍子抜けした。

 

 つじの家でたらふく食いすぎたツケは、水尾~六丁峠~鳥居本~自宅への帰宅ラン。保津峡~六丁峠間のいやらしい九十九折のがっつり感が本日は気に入った。ああいう坂が帰宅経路にあるとトレーニングのしがいがあるんだけど。さすがに疲れました。