京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3007 比良全山縦走トレランNo7

未明の雷と雨で天候が心配されたが、走り出すとともに雨も上がり一息つけば快晴となり、気持ちの良いトレラン日和になりました。

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写真:木戸峠にて

 

 

No.3007 2010年4月29日

比良全山縦走トレランNo7

 

52期 向 昌宏

 

【参加者】CL富岡慶子 松井篤

     野沢邦彦 植田健司 向昌宏 計5名

【天候】快晴

【記録】京都駅6:31→JR→近江高島駅7:30見張山8:33~岩阿砂利山9:35~寒風峠10:20~ヤケオ山11:25~北比良峠12:12~堂満岳13:02~比良岳14:28~霊仙岳16:45~和邇駅18:09~京都駅18:50(反省会・解散)

 

 未明の雷と雨で天候が心配されたが、走り出すとともに雨も上がり一息つけば快晴となり、気持ちの良いトレラン日和になりました。

 見張山まではルートが複数あり松井さんの先導で進む。その後は集合ポイントを決めてそれぞれのペースで走りました。

 トレランとは銘打っているものの全山縦走となると想像以上に厳しく、堂満手前では皆ほどよく疲れ登りはほとんど歩きとなりました。堂満からの藪漕ぎショートカットは松井さんのおかげで、無事にこなすことができました。所用のため松井さんは木戸峠から下山となり、代わりに野沢さんが打見山で合流。長い間待たせてしまったため寒さで固まっていたが走り出すと元気一番、足の重い私達をどんどん引っ張ってくれました。

 霊仙岳を経て無事下山。例年の歩きよりは早かったが、タイムはあまり変わらなかったようです。当初のCL設定タイムをクリアするためには相当のトレーニングが必要になりそうだ。

 イワカガミ、イワウチワ、シロモジ、クロモジ、ショウジョウバカマタムシバ、スミレ数種、などの花が見られた。ソウシチョウ(鳥・堂満岳手前)も見られた。

 

【感想】 52期 向

 はじめ降っていた雨もすぐに上がり、下山までほぼ快晴の気持ちの良い一日でした。全山縦走というスケールの大きさだけあって、走る方でもアップダウンの醍醐味を充分すぎるほど味わい、植生も新緑から開花したて未展葉まで様々で、特にシロモジの黄色い花やブナのひろげたての葉っぱなどすごくきれいで目を楽しませてくれました。堂満岳までは下層にきれいな花が見られたのに、その後へったことは不思議に思いました(ただ単に疲れて見逃したのか・・)。

 今回はヤケオ山までで大半の力を使ってしまい、その後元気のある走りは出来なくなっていたので、次はもっとがんばれるようにトレーニングしておきます。ご一緒いただいた皆様ありがとうございました。