往路の上りは足元がわるい上にシダに覆われ走れない箇所があったが、傾斜的には70%はジョグで行けそうだった。復路は下り基調で快走できた。
3000回記念例会 トレイルランニング リトル比良
(52期 向)
【参加者】L 富岡慶子、加藤一子、AT、鳥屋尾恵始、向 昌宏 計5名
【天候】 晴れ
青少年の家09:34→リトル比良登山道入り口9:55→岳山10:36→オウム岩11:05→岩阿砂利山11:42→見張山12:44→青少年の家13:47
近江高島駅でリトル比良例会の下見に来た秋房さんに出会った。よく似たコースをたどるので、このあと誰かいると思ったら秋房さん、とういことが3度もあった。
近江高島をスタートして岳山~オウム岩~岩阿砂利山~見張山~近江高島が今日のコースだ。見張山から岩阿砂利山にかけては春の全山縦走トレランでも走っている。新緑や花が美しかったが、今回は黄葉が美しかった。特に普段気にとめないシロモジの黄色や、休憩した岩の上から見える紅葉も常緑樹の緑とのコントラストがきれいだった。往路の上りは足元がわるい上にシダに覆われ走れない箇所があったが、傾斜的には70%はジョグで行けそうだった。復路は下り基調で快走できた。新しい落ち葉を踏みしめ明るく見通しが利きつつある林内を走るのは気持ちが良い。往路でのことだが、先行の男3人は鈴を持っていなかった。シダで見通しが利かないので熊がすごく気になっていたが、案の定、近くで大きな何かが樹から落ちる音がした。登り疲れて休憩していたら加藤さんの鈴の音が聞こえてきてその音に驚いてどずんと落ちてしまったと想像している。これまで何度がこの音を聞いているが熊を見たことはない。ただ熊は驚くと樹から落ちるのではないかと僕は思っている。驚いた熊!?が僕とTさんの方に来なかったのがラッキーだった。トレランは出会いがしらになりそうなので鈴は必携だ。
快調に走りゴールが近づいた頃、Tさんがはぐれていることに気づく。愛宕トレランに続き2度目だ(確率では100%)。いままで走っていないとは思えない早さで下りを走れるのがすごいが、分岐では少し待つか痕跡を残してもらえるとありがたい。ほどなくUターンしてきたTさんと合流し三千回例会の会場へ。時間も余裕で間に合い、天気にも恵まれ快適に走れたトレラン例会であった。
[感想]51期 T
前回のトレランに引き続き、また参加させていただきました。
前回盛大に筋肉痛になったおかげか?今回は心なしか脚が少し強くなったような気がします。
いつも山登りはテント泊装備を担いで、出来るだけ体力を消耗しないような歩き方・ペースを心がけて歩いているものですが、トレランはそんな荷物から解放された状態で、いかに早く山を移動するかというところに主眼を置いているというのがとても新鮮で面白く感じます。
山登りを始めたばかりのとき、早く歩くのが偉いものと思い、意地になって早く歩いていたのを思い出しました。それをあえて今、本気を出してやっているという感じです。
大会やタイムなどにはあまり関心ありませんが、体が鍛えられるのでこれからも機会があれば参加させていただきたいと思います。
ご一緒いただいた皆様、楽しいひとときをありがとうございました。
※ 次回はちゃんと分岐で待つようにしたいと思います。
(トレラン 参加者全員写真)