京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3000 3000回記念例会  於 びわ湖青少年の家

今年4月には3000回目の例会を迎えていたが、準備不測の面もあり秋に延ばすことにしてこの日を迎えた。過去を思い起こすと会創立30周年記念は同じくびわ湖・湖畔の施設で開催したがその施設は既に無くなっており時の移ろいを感じながら新たにネットで捜したのがこの施設であった。

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No.3000 2010.11.6~7

  3000回記念例会 

      於 びわ湖青少年の家

(6期 四方)

参加者 CL四方宗和、寺石 実、井上隆雄、増本一郎、小西春代、山本夏雄、安井一枝、浅田直順、安宅義人、穐月 哲、加藤一子、穐月大介、篠原利孝、中尾 諭、岩波 宏、辻野喜信、西田和美、四方真知子、野沢邦彦、富岡慶子、山本憲彦、田辺久美子、上坂淳一、山本浩史、奥野淳子、岩田欽也、岡田恭二、AT、秋房伸一、米山佳秀、小松久剛、向 昌弘、小泉賀奈子、鳥屋尾恵始、辻 春美、亀島文子、高橋秀治、本田勇樹、岩坂 弘、吉川 彩

(会員 40名、非会員 5名、計 45名)

 

今年4月には3000回目の例会を迎えていたが、準備不測の面もあり秋に延ばすことにしてこの日を迎えた。過去を思い起こすと会創立30周年記念は同じくびわ湖・湖畔の施設で開催したがその施設は既に無くなっており時の移ろいを感じながら新たにネットで捜したのがこの施設であった。場所の選定基準は私の考えもあり①宿泊形式にするがテント泊のみでは参加者が限られる、②交通の便がよく車、電車いずれでも参加ができる、③30名以上の人間が一同に会せる施設がある、④自炊ができる、⑤翌日に野外活動ができる等々を考慮した。

 

【準備段階】

7月の理事会で責任者は会長でと云うことが決まりまず前述要件を満たす場所を探し始め8月の理事会で場所の了承を得、いよいよスタートであった。3000回例会などと云う古臭いカビの生えたような例会を引き受けたのにはひそかに自信が有ったからである。それは最近当会の活性化起爆剤になっている51期以降入会の人たちを抱き込めば何とかなると云う気がしていたのである。これは見事に的中した。ちなみに実行委員には

食料係:穐月、岩波、亀島

飲み物:野沢

受付、会計:加藤、富岡、田辺

催し係:T、小松、向、小泉、本田、(上坂)の人たちにお願いをした。

 

【久々のキャンプファイヤー

それぞれの人は私の狙いにたがわず食当は夫々が得意料理を披露、新人の亀島さんは前夜2時までかけて和洋交えた小鉢料理を作って持参又、催し係は小泉さんを軸に①ファイヤーダンス、②猛獣狩り、③りんごキャッチ、④リンボーダンス、⑤お菓子争奪戦、⑥大綱縄跳び、⑦山の歌、⑧フォークダンス、⑨ギター演奏などなど盛りだくさんでありバツゲームなどには自己紹介などを織り交ぜて彼女の司会、進行も見事で2時間はあっと云う間に過ぎた感がある。

 

【昔話】

今例会の参加者の先輩諸氏の例会初参加をひも解いてみますが寺石氏は第15回例会(涸沢、穂高合宿)に名前が見られます。これは当会最初の夏山合宿でしょうね。同じく2期の井上氏は第20回例会(梅ノ木谷)に参加、6期の小西(旧姓・角谷)さんは213回例会(比良)、増本氏は233回例会(青柳浜湖岸集会)、そして私は1963年10月6日の238回例会(太郎坊のRCT)に参加しております。

特に寺石氏、山本(夏)氏などは挨拶時に感極まる事態もあり、井上氏は会にDNAとして残したい唄の披露など良い新旧交流の場となった。

 

【記念例会の流れ】

13:30      リトル比良トレランパーテイ入館

13:30~     有志による薪集め

15:00~17:30  受付

17:30~17:45  オリエンテーション

17:45~19:00  夕食

19:00~21:00  キャンプファイヤー

21:00~     入浴

21:00~     2次会(大研修室)

23:30      消灯

翌日

6:00       起床  

7:00       朝食

8:00     Aコース、Bコース出発

       

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3000回記念例会 

久しぶりにキャンプファイヤーを  (52期 小泉 賀奈子)

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 ファイヤーの火を囲んで大いに歌い、踊り、盛り上がり、とても感動的な一夜を過ごすことができました。会員の皆さんのノリの良さ、温かさに感謝しています。

実はどうなることやら・・・と不安だらけのまま当日を迎えていました。記念すべき3000回例会、たくさんの会員の皆さんが集まるのだから、キャンプファイヤーができたら楽しいだろうなあと軽い気持ちで提案したところ、計画を任せていただくことになってしまいました。ところが老若男女が一同に会して楽しめる内容で・・・と考えてはみたものの、いろんなご指摘を受けては振り出しに戻り、イメージをもてずにいました。

一週間前、琵琶湖大橋たもとの「米プラザ」でファイヤーダンスの練習会。上坂師匠の神業を見て気が遠くなりました。練習を始めたものの、トーチを回すことすらあやしく、不満の声が上がり・・・。しばらくすると、小松さんの八の字が成功。3人の集中力が増していきました。驚いたことに気がつけば3時間も練習に没頭していました。さすがもともと運動センスの良い3人、最後には息の合った演技を完成させてくださいました。当日の演技もすばらしく、神々しかったです。これはいける!盛り上がること間違いなし!!と手ごたえを感じました。

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(ファイヤーダンス)

 

「ぜひ山の歌を歌いましょう」と歌詞を用意し、場を盛り上げてくださった穐月さん。先輩方の大合唱は一生忘れません。テントの中で歌い継いでいきたいなあと思いました。「ファイヤーダンスの練習会をしましょう。」と有志を集めて本格的にレクチャーしてくださった上坂さん。マルチな才能に惚れ惚れしました。十分な打ち合わせもできないまま、当日、機転を利かせて進行してくださったTさん、向井さん、小松さん、本田さん。本当にありがとうございました。みなさんあってこそのキャンプファイヤーだったと思います。

終末の会長挨拶と歴代の諸先輩方のお話、胸が熱くなりました。山岳会の長年の歴史と先輩方の業績に、私はすごいところに参加させてもらっているのだなあと感じました。

素敵な一夜をありがとうございました。

 

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3000回記念

ー飲んで食べて歌って踊ってー (25期 穐月大介)

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 暑い夏が過ぎた頃、四方会長より、岩波君と亀島さんと私の3人に3000回例会の食当を命ぜられた。

 初めは20人ほどかと思っていたら40人以上、えらいことである。その上キャンプファイヤーの歌唱指導もやることになった、皆が歌わなくなって10年以上立つ、あたらしい人は山の歌など知らないだろう、歌ってくれるのだろうか?全く先が見えない中当日を迎えてしまった。

 当日は朝から買いだし。待ち合わせで亀島さんに会ったら料理はほとんど自宅で作って来られたと言うことでビックリ!、急遽亀島さん中心のメニューに変更、おかげで夕食はあっという間に出来上がり、一通り食べるのも大変な様々な種類の料理が並んだ、残った料理も翌朝には完食!これにもビックリだった。

薪拾いも亀島さんの発案で山に拾いに行き食事用からキャンプファイヤー用までほぼ自前でまかなえた。

 岩波くんは自家製パスタとバームクーヘン、パスタは麺打ち台を持参して粉から練り上げたしこしこ麺、バームクーヘンは木の棒に生地を少しずつ巻き付け焼いていくと少しずつ少しずつ太くなって行く、皆さんご覧になりました?ちなみに今回食べたサツマイモもお米も岩波農園の自家製作物。

 私はサラダや鍋をうちの奧さんや四方真智子さんに任せ、鶏飯と燻製、焼きリンゴと焼バナナを作った。

 他にもいろんな人が差し入れや飛び入りで料理を作ってくれ宮廷料理のように皿が並んた。

 

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  (だし巻きはまかせて!)

 

食事を一段落付けいよいよ今回の目玉「キャンプファイヤー」の開催、若い小泉さんが進行を取り仕切ってくれた。以前に同種の企画をやったのは今をさること20年以上前、キャンプアドバイザーだった故八田会長が音頭を取られた30周年記念の琵琶湖ふれあいハウスでのキャンプファイヤー以来。今回その時参加された方が何人いただろう?やはり火を囲んでゲームやフォークダンスを踊ったが、あれから世の中も変わり当会も随分変わった。

 いったい何人ぐらいが乗ってくれるんだろう?という不安と何とかなるだろうという思いが交錯する中オープニングセレモニーのファイヤーダンスが始まった。

 上坂さんの言われるようにあれは確かに神に捧げる踊りなのかもしれない、始まってみれば火之神が降臨し皆の心を一つにしたかのように、ほぼ全員がゲームに参加し、縄跳びをくぐり、競争をし、歌を歌い、ダンスを踊った、皆陽気で,明るく、そして優しかった。正直こんなに盛り上げてもらえると思っていなかったのでほんとに感激だった。

山会の人は優しい、そして仲間を信じている、此はすごいことだと思う。

小泉さん楽しい企画ほんとにありがとうございました。

それと、私の歌のコーナーの時、大先輩の会員の方々が飛び入りで歌を歌ってくださったのはほんとに嬉しかったです、ありがとうございました。

何時の日か又こんな企画が出来る会であって欲しいと願います。

 

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3000回記念&45人の食料担当

(53期 亀島)

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食事担当で献立をあれやこれやと考え、45人分の胃袋を満足させるためには、少なすぎる献立と料理時間に問題有りと思い、ある程度の料理を家で作って行く献立と現地で作る献立を考える事にしました。

買い物に行っては単価と品揃えを店で確認して、この店でこれとこれ。あの店では・・・から始まり

1ヶ月前から山に柴刈りに行き、家で乾燥(柴刈りではおじさんに勝手に取ってはいけないと叱られ、事情を説明したら機嫌良く手伝いしてくれました)

家を建築中の大工さんからは木屑をもらいました。

献立をどのように容器に盛り付けるかイメージで

100円シッヨプでアルミケース、アルミ皿等の腐れない物を一週間前に購入。

前日は仕事が終わると、決めていた店を車で四件周り、8時過ぎに帰宅。料理別に並べ買い忘れは無いか確認。

しいたけ、切干大根、の湯戻しから始まり、油揚げの油抜き、

1、肉じゃが、煮込みハンバーグは現地で鍋を暖めるだけにする。

2、切干大根煮付けはアルミケースに盛り付け。

3、サラダ、春雨の酢の物は現地で味付け。

4、鳥のから揚げはアルミ皿に盛る。

5、焼きそばは刻んだキャベツキノコ肉等加え現地で焼く。

6、お好み焼きは刻んだキャベツ、摩り下ろした山芋に天かす、乾燥海老、卵を加え現地で焼く。

7、グラタンはアルミBOXに入れ現地でトロケルチーズを入れ焦げ目をつける。

8、餃子20人前は現地で焼く

料理とイメージシミュレーションが終わったのが土曜日の朝2時半。

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   (まるで宮廷料理のよう)

 

会長から皿とコップ購入の依頼が有り、100円ショップに買い足し。

9時に家を出て、堅田イズミヤで食担のメンバーと追加食材の購入

青少年センターに食材を置き、杉の柴刈りにガリバー村迄飛ばし、

3時~夕飯の準備。

薪の火力はなかなか難しく、火力が強すぎたり、弱すぎたりで、皆さんの協力で何とか料理できました。薪が少ないのではと思っていましたが、やはり足りなかった。

家に帰ってからも大変で、すすで真っ黒になったやかん、鍋、鉄板、網を磨きやっと終わってホットしました。

3000回記念例会で皆さんの胃袋を満足させるように努力しました。

反省として、部屋に入ってからの飲み物のつまみを買うのを忘れました(乾き物)。