京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3070 トレイルランニングNo.10 北山 瓢箪崩山~天ヶ岳

山を走るってどんな感覚なのだろう・・・とかねてから疑問に思っていました。実際に体験してみると、登りは早歩きの方が速かったですが、下りは快適で何とも気もちが良く、やみつきになりそうでした。経験を増やして同じペースで走れるようになったらきっと楽しいだろうなあと思います。

 

 

[No.3070] 2010年12月25日(土)

トレイルランニングNo.10 北山 瓢箪崩山~天ヶ岳

52期 小泉賀奈子

 

【参加者】L 富岡慶子、向昌宏、小泉賀奈子、鳥屋尾恵始    計4名

【天候】曇り 時々 雪 

【行程】8:00叡山電鉄 出町柳駅集合=8:18三宅八幡駅(トレラン17km)~9:34瓢箪崩山~10:16-35江文峠~金毘羅山~11:14-34翠黛山~12:42天ヶ岳~13:46薬王坂~14:04-14:16鞍馬駅(ここからはロードラン11.5km)~二軒茶屋~産業大学前~賀茂川縁~15:34出町柳駅 東山湯で入浴後、反省会

 

 8時出町柳駅のコインロッカー前集合。荷物を預けて電車に乗る。三宅八幡の鳥居の前で鳥屋尾さんと合流。前日からの寒波の影響で天候が心配だったが、曇り空でそれほど寒さも感じなかった。

 崇導神社の境内から山手に入る道があり、ここから走り出した。鳥屋尾さん、向井さん、小泉、富岡さんの順で走っていき、登山道と交わるところで小休止。みんながそろったらまた走り出す、という具合に自分のランニングペースで参加することができた。

 しばらくは緩やかな登りが続く。鳥屋尾さん、向井さんは登り坂でもペースを落とさず軽快に走っていかれた。瓢箪崩山の山頂からは武奈ヶ岳が見え、山頂は戴雪しているのが遠目でも分かった。さらに北上して江文峠へ向かう。途中、小泉は道を見失う。車の通る音をたよりに何とか車道に出たところ、江文峠よりだいぶ東に進んでいたことが分かった。連絡を取り合い、無事に合流できた。

 鳥居をくぐると参詣道が続いており、苔むした石段を上って行った。金毘羅山山頂では小雪が舞っていた。左手には大原の町並みが見渡せ、「翠黛山に向かう途中、大原方向に行かないように。」と富岡リーダーの忠告があったにも関わらず、アップダウンの少ない快適な山道を走るうち、まさか!の事態が起こった。鳥屋尾さんが小石を踏んで足首を痛めなかったら大原詣をしていたことだろう。富岡さんから連絡を受け、快調に下ってきた坂を引き返す。この日一番の難所であった。

 天ヶ岳までは緩やかな登りだった。要所要所で小休止を取るも、あまりの寒さに体が冷えていく。足元も霜がおりていて一歩踏み出すごとに「ジャリッ」と音がするのはおもしろかった。無事に天ヶ岳到着。あとは下るだけなので、みなさんの顔に安堵の色が戻った。

しかし、ここからペースを上げたためか、△・525.2付近で向さんが左ひざ裏に痛みを覚える。また、薬王坂あたりで小泉は左ひざを痛めてしまう。鞍馬駅に着いて2パーティーに分かれることになった。向さん、小泉は電車に乗り出町柳へ。冨岡さん、鳥屋尾さんは続けてロードランへ。冨岡さんは出町柳まで(11.5km)。鳥屋尾さんは途中で別れ、国際会館方面へ(帰宅)。

出町柳で合流。東山湯で入浴後、細川峠をボッカしていた小松さんを迎えて反省会を行った。

 

【感想】  52期 小泉 賀奈子

トレランに初参加させていただきました。地図で見てみるとけっこうな距離があって不安でいっぱいでした。しかし目前に控えた宝ヶ池駅伝に向けて走り込みをしていないことに罪悪感があったので、思い切って挑戦することにしました。

山を走るってどんな感覚なのだろう・・・とかねてから疑問に思っていました。実際に体験してみると、登りは早歩きの方が速かったですが、下りは快適で何とも気もちが良く、やみつきになりそうでした。経験を増やして同じペースで走れるようになったらきっと楽しいだろうなあと思います。

江文峠の手前ではまさかのコースアウト、今年最後のヤブコギをしてしまいました。

気長に待っていてくださった皆さん、ありがとうございます。

いきなりの上り坂ですねが痛くなり、次に股関節の外側が痛くなり、おまけに左ひざに激痛が走るわで私の怠けた体にはハードな例会でしたが、今後もこれに懲りずに参加していきたいと思います。冨岡リーダー、向井さん、鳥屋尾さん、仲間に入れてくださってありがとうございました。