京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

〈個人山行〉 早春の北海道(アポイ岳・樽前山)

日高のアポイ岳は特異な地質と気候で花期が長い。5月上旬から10月まで高山植物を楽しむことができる。固有種が多くヒダカソウを求めて渡道したが今年は花が遅く出合うことはできなかった。翌日は樽前山に登り早春の北海道を楽しんだ。

H240505アポイ・樽前2

写真(5/5): アポイ岳山頂にて

 

 

[個人山行] 早春の北海道(アポイ岳樽前山

   平成24年5月5日(土)~6日(日)

48期 山本浩史

日高のアポイ岳は特異な地質と気候で花期が長い。5月上旬から10月まで高山植物を楽しむことができる。固有種が多くヒダカソウを求めて渡道したが今年は花が遅く出合うことはできなかった。翌日は樽前山に登り早春の北海道を楽しんだ。

 

【参加者】 山本浩史L、辻野喜信、葛城美知子、井上純子、奥野淳子、鹿嶽眞理子、永山茂(5/5・山本友人)    計7名

前々日(5/3): 日高観光 曇りのち雨

 

【行  程】 京都6:22-7:47関西空港8:30→10:25新千歳空港11:30=12:54二風谷(アイヌ文化博物館・萱野茂資料館)14:30=17:48△アポイ山荘

 

関西の雨はあがり京都駅から“はるか3号”で関西空港に向った。南海で先に来ていた奥野さんと合流しメンバー全員が揃いチェックインした。搭乗すると同時にドアが閉じられ一番最後の乗客だったようだ。閉じられた筈だが不具合があるようで中々動き出さない。20分ほど遅れてボーディングブリッジを離れた。厚い雲が覆いいつも楽しみにしている飛行機からの北アルプスの景色は全く見えず、新千歳空港に到着した。日産レンタカーの送迎バスで営業所に行き、1グレードアップされ同じ値段でセレナを4日間借りた。

今日は宿に入るだけだが、途中平取町二風谷に立ち寄りアイヌ文化博物館と萱野成資料館でアイヌ文化に触れて来た。供食施設が全くなく、昼食は15時過ぎまでお預けになってしまった。様似町入ると前方にアポイ岳らしい山容が見えてきた。明日から天気が悪くなるのでアポイ岳の姿が見えるのはひょっとしたら今日だけかも知れないので道端に車を止め写真に収めた。日高の海岸沿いに進み17:48アポイ山荘に到着した。

 

前 日(5/4): 豊似岳→中止→襟裳観光 風雨強し

【行  程】 △アポイ山荘9:03=9:58庶野公園=10:05黄金道路=10:27襟裳岬(風の館)12:38=14:00△アポイ山荘

 

夜半から天気予報どおり風雨が強まった。とても登山できるような状況ではない。この日予定していた豊似岳は中止し1日観光に切り替えた。まずは豊似岳の登山口の追分峠を確認に行き、東海岸に出て庶野公園に桜を見に行くが未だ蕾だった。次は黄金道路の入口の展望台まで行くがこの先十勝へは強風と波が高く通行止め、車から降りることもできず“車窓観光”。百人浜の海岸沿いを走り襟裳岬へと向った。駐車場から走って“風の館”に駆け込み備え付けの望遠鏡でゼニガタアザラシを観察しようとしたが、波強く岩場に寝そべるアザラシもなく波間に頭を出すのを探すが発見できず、代りにこのところ住み着いたと云うラッコを見つけることができた。レストハウスでトランプを買ってアポイ山荘に戻り“どぼん”を楽しんだ。

深夜に到着する予定だった札幌在住山本友人の永山さんは20時前に到着し駐車場で車中泊した。

 

1日目(5/5): アポイ岳 小雨のち曇り

【行  程】 △アポイ山荘4:12=4:45ピンネシリ登山口5:02~7:00ピンネシリ北峰直下~7:25ピンネシリ7:27~9:30吉田岳9:32~10:35アポイ岳10:52~12:58アポイ山荘13:37=14:05ピンネシリ登山口=14:34アポイ山荘14:45=17:51△支笏湖YH

【登山データ】 天候:晴れ一時曇り 歩行12.7㎞ 7時間56分 延登高 888m 延下降 1,250m 3座登頂

 

H240505アポイ・樽前地図1

 

北海道の朝は早い今日の日の出は4:16、京都では5:00だから44分も早い。風雨は峠を越え、山荘出発時は雨も止みアポイの稜線も見えていた。新富林道17.2㎞を走りピンネシリ登山口に着き登山準備をしているとまた雨が降り出した。やはり天気予報通りだ。登山道の東側の高い所に“ガンビの神様”の祠があり登山の無事を祈り、辻野さんを先頭に出発した。

 

アイヌ語で「アペ」=火、「オイ」=多い所、「ヌプリ」=山を意味するアポイ岳マントルの岩石である“かんらん岩”が露出している世界的にも貴重な地質で超塩基性岩石であるため生育できる植物は限られる。津軽暖流親潮(寒流)が日高の沖でぶつかり霧が発生する。その霧に包まれ僅か810mの低山ながら内地の3,000m級の高山植物が咲き揃いその種類は80種を超えるそうだ。雪の少ない地域なので雪解けは早く今年も4月18日に山開きが行われた。北方のピンネシリ付近で若干雪を見るがほんの残雪程度だ。

 

登山口の標高は437mで835mのピークまで400m急登が続く。登山道にヒメイチゲが蕾を膨らませ開花を待っている。P835の北側を巻いて稜線に乗る頃には樹林帯を抜け高山植物いっぱいの地域に入ったようだ。もう少し季節が進めば様々な花で彩られることだろう。残念ながら視界が悪く日高の山々の展望も得られない。今季初登山の永山さんの足が止まりだした。バテが出てきたようだ。皆に追いつき2番手に上がってもらうと全体のペースもダウンした。ピンネシリ北峰(957m)は東側を巻いており登路はない。這い登れなくもないが貴重な植生保護のためこの山域では登

 

山道を踏み越すのは控えた。最後のひと登りでピンネシリ(958m)に到るが、山頂へは縦走路から分岐して達する。バテた永山さんは分岐で待機し他のメンバーだけで登頂した。山頂標識は“アポイジオパーク”の文字が入った案内板があり、3等三角点「賓根尻」が置かれている。天気が良ければ展望は素晴らしいだろう。小雨と風もあり直ぐに出発し吉田山を目指した。

 

この辺りも花の時期はさぞかしと思いながら淡々と歩き吉田岳を目指す。地図では北側を巻いて進むのでここが山頂ではという箇所があったが偵察に行ってみると吉田岳ではなく794mの標高点だった。吉田岳も山頂へは西側から分岐路がある。ここでも永山さんを残して登頂した。ピンネシリよりもアプローチが長いが直ぐに到着、2.5万図に標高は記されていないが現地には「吉田岳825m」と標識にあった。

 

アポイ岳へは100m弱の登り返し、時刻は10時前だが朝が早かったのでお腹が空いて来た。稜線の東側に登山道が移り風を防げるので昼食休憩を取った。この辺りの岩場は地層が表れ全部かんらん岩であるのが凄い。ショウジョウバカマが咲きだしている。10:35アポイ岳(810m)に到着、山頂はダケカンバの林で展望は今一だ。記念写真を撮り下山に掛る。幌満への登山道もあるがこちらは途中まで行って本道に合流する。植生保護のため今では登山道はビジターセンターへの1本だけしかない。時期が良ければ高山植物が咲き誇っているのだろうが、咲きだしているのはサマニユキワリ、エゾムラサキツツジヒメイチゲエゾオオサクラソウ、フイリミヤマスミレ、アポイタチツボスミレだけ。開花の状況は登山口のビジターセンターに行けば最新情報が得られる。幌満(ほろまん)登山道を途中まで下りトラバースしてきた道が合流し馬ノ背の御花畑に達する。稜線を離れ下りにかかると5合目避難小屋、中を覗くと監視員がいた。毎日いるのかと聞くと雨が降っているのでパトロールに行かず此処にいるとのことだった。

 

心ない盗掘や踏み荒らしを避けるためには頑張ってもらいたい。ポンサヌシベツ川を渡るとアポイ山麓ファミリーパーク、昨日立ち寄ったビジターセンターの前を通りアポイ山荘へと帰着した。

山荘の温泉に入浴し永山車でピンネシリ登山口までレンタカーを回収に行った。往復34㎞の林道往復は小1時間かかった。永山さんとは此処で別れ、皆を乗せて奥野さんの運転で一路支笏湖YHを目指した。このYHは32年前に泊ったことがあるが今日はGWというのに他の宿泊者は4人位しかいないようだった。

 

 

2日目(5/6): 樽前山 晴れのち、山頂域霧風強し一時晴れ、山麓一時雨

【行  程】 △支笏湖YH4:00=4:05モーラップ4:10~5:01樽前林道入口~5:467合目登山口6:01~7:01外輪山~7:45西山7:59~8:30風不死分岐~9:32東山9:42~10:20 7合目登山口10:37~11:11樽前林道入口11:15~12:37国道出合~12:50モーラップ12:51=13:02苔の洞門=13:34丸駒温泉14:58~15:11支笏湖温泉15:37=16:15新千歳空港18:00→20:10関西空港20:46-22:02京都

 

H240505アポイ・樽前地図2

 

【登山データ】 天候:晴れのち曇り 歩行21.1㎞ 8時間40分 延登高 1,058m 延下降 1,058m 2座登頂

 

登山2日目は支笏湖畔にある樽前山(1,041m)に登る。シーズン中なら7合目の樽前山ヒュッテまで車で上がれるが、この時期は国道276号線のモーラップから分岐する道道141号線と樽前林道は共に5月末まで冬季閉鎖中。車道歩き片道6.5㎞が加わる。道道141号線の分岐点に車を置きゲートを越えて歩き出した。道端はフキノトウの群落、内地で見るのより大きい気がするが種類が違うのだろうか? 

 

支笏湖の南西側は高い山もなく原野が広がる。ダケカンバ林の中に朝日が射し清々しい。樽前林道入口にもゲートがあり分岐するとダート道となった。道の雪は既に解け路側に残雪が残るのみ。あんなに晴れていたのにガスっぽくなってきた。車道歩き1時間36分で7合目登山口に到着した。樽前山ヒュッテがあり、消防が一年を通して常駐しているそうだ。冬はスノーモービルでやってくるそうでこの時期は小屋の前にシートを被せて置いてあった。広い駐車場にはトイレもありスパッツを付けて出発準備。さしもの駐車場もシーズン中は満車になり交通規制が行われることもあるゲートの看板に書いてあった。

 

樽前山は世界的にも珍しい三重式火山で中央の溶岩ドーム(標高1,041m)からは今も噴煙が上がり外輪山の内側は立ち入りが規制されている。外輪山の中に噴出した黒い溶岩ドームを持つ樽前山の特異で優雅な山容はどこからでも分かり易い。登山届に記入し辻野さんを先頭に登山道に踏み出すといきなり雪道となるがアイゼンは要らなさそうだ。ガスが濃くなり20m先も怪しい視界となった。少し歩くと森林限界を越え、雪は無くなった。整備された登山道が続き外輪山が近づいてくると雪が斜面を覆い長いトラバースが危険なので登山道を離れ山側の薄い踏み跡を辿り外輪山に達した。風速は15m程ありしっかり歩かないと飛ばされそうだ。外輪山を右回りに進み樽前山神社奥宮に達する。

 

樽前山神社は苫小牧にある大きな神社で山の神様(大山津見神)、木の神様(久々能智神)、草の神様(鹿屋野比売神)を祀っている。樽前山の奥宮は風除けの石塀に囲われているが中にも雪は入りこんでいる。此の囲いの中は風が防げて休憩するのに丁度良い。太平洋に注ぐ覚生(おぼっぷ)川源頭の括れを越え登り返して西山(994m)山頂に到る。3等三角点「樽前山」が置かれ大きな山頂標識が立っている。太陽光パネルを嵌めた観測装置が設置されGPSを利用して地形の変動を観測しているらしい。ガスで水滴が付き寒くなったので雨具の上だけ着た。

 

少し引き返し外輪山を進むと雪原となる。支笏湖畔の風不死岳(ふっぷしだけ)西側に溶岩流が流れた跡の谷間に苔が密生し“苔の洞門”と呼ばれる観光名所がある。嘗ては洞門を通り樽前山に達する登山道があったが崩落により立入禁止となってしまった。その分岐を左に見送り風不死岳への分岐に到る。外輪山は此の部分の標高が一番低く885m程度で稜線と云うよりもただの高原状態だ。再び登りだすと時々ガスが薄れ青空が覗きだした。稜線の壁で風を防げる所があり天候回復を待ちながら休憩を撮る。時折風不死岳、支笏湖樽前山溶岩ドームが姿を現し回復が期待される。気温は5℃ほどで長時間留まると冷えてくる。

 

東山(1,021m)は外輪山の最高峰で登山が許されている樽前山は此処を山頂としている。1等三角点「樽前岳」が置かれ西山と同じような山頂標識も設置されている。因みに西山の三角点名は「樽前山」で山と岳が違うだけ。山頂では晴れることはなく、偶々来合わせた恵庭市に住む男性にシャッターをお願いして記念撮影。彼は今日夕方から雨なので午前中勝負と登ってきたがガスが出るのは当て外れだと言っていた。そう云えば今日のこの地域の天気予報は見ていなかったなあ。

 

山頂を後にして外輪山周回を終え登ってきた踏跡を下る。恵庭の男性が先行している。7合目登山口に近づくにつれ晴れ間が増し、外輪山の肩越しに風不死岳が完全に姿を現した。支笏湖もすっきり見えるようになり振り返ると東山の姿が大きい。風不死岳と樽前山の尾根の途中に円錐形の秀峰が見える。登山地図には931m峰と書かれているが2.5万図には932mの標高点が打たれている。登山口に戻ると恵庭の男性が折りたたみ自転車に乗って帰るところだった。小さな自転車なので標高差350mはきつく林道に入ると殆ど押していたそうだ。あと2台自転車があり歩いて来る人も含めて結構登っているようだ。

 

樽前山林道に入り三々五々だらだら歩きで道道141号線に達すると怪しげな林道が北西に伸びている。2.5万図には湖畔に達する点線道が其れと知れ距離は道道と大差はないので冒険心をくすぐられ入って行くことにした。山本を先頭に泥流の通った沢の源頭2つを巻くように北上し直ぐに方向を変えるはずだが現地では真っ直ぐ進んでいる。偵察に行くと100mほど先で右に90°曲がっている比較的明瞭な道にテープもあり間違いなさそうだ。暫くは順調に進むが道が沢筋に入り溜まった雪が緩み踏み抜きに注意して歩くが2番手を歩く鹿嶽さんが壷足の被害一が番多い。トップとの足の差が問題だった?

 

沢が広がり泥流で埋まった川床と堰堤で進路が途絶え右岸に這い上がり偵察に行くと其れらしい踏み跡を発見し直ぐに地図にない林道に飛び出した。その先には湖岸を走る国道が見えるが、間に谷があり越えられる場所を探し道端に出てきた。モーラップまでは900mの上り坂、山本が荷物を置いて駐車地点に戻り、皆をピックアップした。

 

一度行ってみたかった苔の洞門に立ち寄るが5月中は冬季閉鎖で駐車場も閉ざされていた。モーラップに戻りキャンプ場で湖畔に出て恵庭岳を見た。樽前、風不死と合わせて支笏湖三山と呼ぶそうだ。支笏湖北岸に優雅な山体を映す恵庭岳は昭和47年の札幌オリンピックの際滑降競技が行われた山でコース設営が自然破壊云々の物議が起こったが、今は植林でその痕跡は全く分からなくなっている。其の恵庭岳の麓にある丸駒温泉に立ち寄る。日本秘湯の会のメンバー温泉で湖面に近くの露天風呂は野趣に溢れる。大雨の影響で湯温が下り長く入るには丁度いいかも。

 

帰りに支笏湖YHのある支笏湖温泉に戻り樽前山と風不死岳の姿を写真に収め北海道登山旅行を終えた。帰りはLCCのピーチアビエーションの便に乗った。この時期に16,040円は確かに安かったが、空港カウンターも分かり辛く、座席間隔が狭く2時間のフライトががとんでもない苦痛だった。身長170㎝以上の人は止めておいた方がいいだろう。 《山紀行767》

 

【登山データ計】  歩行33.8㎞ 16:38時間36分 延登高 1,847m 延下降 2,309m 5座登頂

 

【感 想】 36期 辻野喜信

今回は個性の違う二つの山(山域)に登ることができて楽しかったです。アポイ岳はプレートのぶつかりで日高山脈が形成されたときに、地下のかんらん岩が押し出されて出来た山。そのためか登山道の岩はほとんど同じようなものでした。また残雪、ダケカンバ、ふきのとう、ハイマツが混在する不思議な山でした。樽前山は真中にドームを持つ活火山。強風に流されるガスの中で一瞬見えたドーム、下山時に見えた裾野広がり。阿蘇とは違った火山でした。山には個性があります。ありがとうございました。

 

【感 想】 48期 葛城美知子

5月に北海道の山に行くのは初めて、期待と不安が入り混じっていました。雨・風にメゲズ、アポイ岳縦走と樽前山が歩けたのは皆様のお陰と感謝してます。アポイ岳は歩いて初めて、この山独特の植生を実感できました。ハイマツの上にダケカンバがあり、オリーブ色の橄欖岩の足元に咲く花、サマニユキワリソウ・アポイタチツボスミレ・フイリミヤマスミレ・エゾオオサクラソウ・エゾムラサキツツジは、初めて見る花で感激です

 樽前山ヒュッテへの林道でダケカンバの樹林越しに見えた太陽、綺麗なオオルリの声が朝の目覚め。一瞬の晴れ間で見えた溶岩ドームと風不死岳が嬉しく、降りに見たコメバツガザクラ蕾の群生は見事でした。

 

【感 想】 50期 奥野 淳子

樽前山から見下ろせば、冬枯れ色の森がどこまでも広がっていました。帰りは、その森の中を歩くことが出来ました。「リスが居る」と聞き、そっと回り込んで見上げると、素早く幹を駆け登りフサフサの尾を揺らして隣の木の枝へ飛び移って行く大きなリス。エゾリスでしょうか? 淡い緑のフキノトウが数え切れないほどに咲いていました。

 

H240505アポイ・樽前1

写真1(5/5): エゾエンゴサク(5/5ピンネシリ南稜線にて)

 

H240505アポイ・樽前3

写真3(5/6): 風不死岳(7合目登山口付近より)

 

H240505アポイ・樽前4

写真4(5/6): 樽前山東山(7合目登山口付近より)

 

H240505アポイ・樽前5

写真5(5/6): フキノトウ(7合目登山口にて)

 

H240505アポイ・樽前6

写真6(5/6): 樽前山支笏湖温泉より)