京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3251 比良荒川峠ボッカ

荒川峠に着くあたりは、さくさくの雪。とても歩きやすく、琵琶湖もすごくきれいでした。

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[NO.3251]比良荒川峠ボッカ

 

2012年12月2日(日)

【メンバー/ボッカ】

穐月大介(CL)20K、山本夏雄18.5K、辻野喜信8.3K 、富岡慶子11K、田辺久美子13K、奥野淳子10K、鈴木かおり16K、辻春見20K、竹山昌孝20K 計9名

 

【行 程】

8:45志賀駅集合(車)〜9:25荒川峠登山口出発〜9:58(約7分休憩)〜10:50(約10分休憩)〜11:43荒川峠 12:22〜南比良峠少し下がる地点で昼食 13:36出発〜14:15荒川峠〜14:30荒川峠出発〜15:39荒川峠登山口着

 

【記 録】54期 鈴木かおり

朝自宅を出る時、愛宕山は真っ白でした。湖西線から比良山系も山の型のケーキに白いシュガーパウダーがかかっているように見えました。(食いしん坊ですね) 駅には辻野さん、田辺さん、山本さんが車で来ていただき、登山口まで分乗して行けました。ありがとうございました!

 

荷物の計量をして出発。駅周辺や登山口は晩秋で落ち葉なのですが、登っていくと昨晩降ったと思われる雪が積もっていました。荒川峠に着くあたりは、さくさくの雪。とても歩きやすく、琵琶湖もすごくきれいでした。里は晩秋、山は初冬です。さくさくの雪を歩くのは楽しいですね! 登山口まで戻り、帰りは希望者はお風呂へと帰宅組と別れました。 ゆっくり歩いていただき、雪と素晴らしい見晴らしで、とても楽しめました。ゲテモノ食やら、「荒川峠金塊略奪逃走事件?」やら、いろいろと話をしながらのボッカで楽しく過ごせた1日でした。例会行く前日は、準備や朝の起床が面倒だったり、バテないかなあ、と心配するのです。実際行くと楽しくて、元気になってしまいます。もっと例会に参加しようと思いました。リーダーの穐月さん、参加の皆様、ありがとうございました!

 

(感想)53期、辻 春見

歩荷ポイント云々と言う以前に、無性に歩きたく、それでいて12月はなかなか都合が合わず、悶々としていました。

参加させて頂いて、リーダーから「必要な人は軽アイゼンを持ってくるよう。」と連絡が入った折は、「もう要るのかしら?」と少し身構えました。

山科のトンネルを抜けると比良は雪景色で、「雪の歩荷かぁ。」と少しテンションが下がったのは事実です。

しかし、実際に担ぐ段階になり、リュックの重量をあまり負担に感じなくなっていることに気づきました。初めての歩荷ポイント例会は、歩荷する人、しない人の混合例会で、自分の足では、かなりついて行くのに厳しかった思いがあります。

以前は担ぐことが目的になって、景色を楽しむこと、皆さんと会話すること等に全く余裕が無かったような気がします。

初めての歩荷例会で泊まった思い出の場所も、わずか2〜3年の間に、かなり朽ち果てていました。ご一緒させて頂いた先輩方は、期の数だけそれぞれの思いがあるようで印象深かったです。

例会終了時に「楽しかった。」と言った折に、「歩荷が楽しいの?」って返されましたが、楽しかったです。

サクサクの気持ち良い新雪の上を、楽しく会話しながら歩ける。全然苦になりませんでした。

 

最後にリーダーはもちろん、駅からの送迎、下山時の歩荷荷物の回収に車を出して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

 

(感想)55期 竹山昌孝

20kgの歩荷。担ぎ上げるときは、腕にズシッときましたが、担いでしまうと、ゆっくり歩いて頂いたこと、そして前夜からの冷え込みに助けられ、何とか荒川峠に着きました。ザックから石を出すと、空のザックを担いでるような感じになり、冬の日差しで真っ白にひかる新雪を踏みしめ、右手に琵琶湖、その向こうの鈴鹿山脈を眺めながら、軽やかに歩きました。そして、南比良峠付近まで新雪を楽しみました…。皆さんの想いの詰まった山行に参加させて頂き、ありがとうございました。

 

(感想)25期 穐月大介(CL)

皆さんお疲れ様でした。

あらかじめ情報は入っていましたが、思った以上のすばらしい新雪でとても得した気分でした。こんなに気持ちの良いボッカは初めてです。

竹山さん早くリーダーになって北山に連れて行ってください。

 

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