京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

〈個人山行〉愛宕山ボッカ山行

2013年07月21日(日)

清滝バス停に8:10集合。先頭を鹿嶽さんにお願いし、猛暑の中での歩荷が始まった。九十九折は延々と続き、やっと着いた山頂で歩荷の水を捨てる

 

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愛宕山 三角点にて

 

【参加者】L奥野淳子 穐月大介 辻野喜信 西田和美 辻春見 鹿嶽眞理子 鈴木かおり(会員7名)

 

【天候】晴れ       

 

【記録】    50期 奥野淳子

 <行程>清滝8:28→大杉谷分岐8:58→九十九折10:26→11:40愛宕山頂12:20→米買い道分岐14:00→14:57保津峡駅

 

<歩荷重量>

穐月15kg 辻野13kg 西田8kg 奥野13kg 辻17kg 鹿嶽14.5kg  鈴木10kg

 

清滝バス停に8:10集合。先頭を鹿嶽さんにお願いし、猛暑の中での歩荷が始まった。九十九折は延々と続き、やっと着いた山頂で歩荷の水を捨てる。頻繁に休憩を取り水を補給するが、のどの渇きは治まらない。つつじ尾根を下り、保津峡駅に到着すると、冷えたビールの露店が迎えてくれた。

 

愛宕ボッカ感想】  25期 穐月大介

剣岳例会が近づき最後の合同トレーニングとして愛宕山の歩荷を行いました。

7月も20日を過ぎ、空は晴天、予想通りの酷暑の中、剣参加者でボッカなど共にしているといやが上にも一体感が生まれました。

皆さん足も達者だし読図も熱心で、ヒヨコ隊などと可愛く自称されてますが、半分以上が昔ちゃんと訓練を受けていたり、何十年というキャリアがあったりとなかなか食えない人たちです。

暑くて大変でしたが、とても楽しい山歩きでした。剣にはまだ行ってませんが特訓だけで十分楽しめました。

 

【感想】      54期 鹿嶽眞理子

8月の剱岳を控えての最後のひよこ隊特訓は歩荷トレでした。本番を想定した荷物を入れて、飲み水2リットルと本日の昼食とおやつを入れて、余分に4リットルの水を入れてみたら14.5キロ。これで行くことにしました。

今日は愛宕山の案内役を仰せつかり、先頭を歩かせていただきました。速度や休憩の取り方が今一で申し訳なかったです。ほとんどは慣れた道でしたが、辻野さんから三角点へのアプローチの新しい道を教えていただき、レパートリーが増えてちょっとうれしいでした。ヒグラシの滝への道も教えていただいたので、今度のぞきに行こうと思います。

この時期の低山の歩荷は結構暑くてしんどかったですが、わいわいとにぎやかに行けて楽しいでした。みなさま、本番よろしくお願いします。

 

愛宕山ボッカ感想】 54期 鈴木かおり

天気はすごく良い日ですが、暑い!暑過ぎる! 倒れないかと心配でしたが、みんな元気で無事歩けました。ほっとしていますが、例会もしっかり歩こうと思います。 よろしくお願いします。

 

愛宕山歩荷感想】  53期 辻 春見

剱岳山行のためのトレーニングとして愛宕山歩荷に参加させて頂きました。この日は、皆さんが書いておられるように、大変暑い一日で耐えれるかしらと不安でしたが、お蔭様でこなす事ができました。

山岳会に入会させて頂いて初めて参加させて頂いたのが野坂岳の歩荷でした。この時はメンバーの方々と初めての山行で、また20KGのザックを担いだ経験もなく、完全にバテてしまいました。おかげで予定の帰りの電車に乗り遅れ、皆さんにご迷惑をおかけしてしまったのを覚えています。。

その後何度か歩荷しましたが、相変わらずリュックの肩に食い込む重さは変わらずしんどいですが、不思議と苦行と感じなくなってきたように思います。

何故か?と考えていたのですが、それはメンバーの和気藹々とした雰囲気が、辛さを忘れさせてくれるからではないでしょうか。歩荷トレーニングとは単に例会のために体力をつける!と言う目的だけでなく、一つのパーティーとして、皆で山行計画を遂行するためのコミュニケーションの深まりを確認する場でもあるという事もあるのだと思いました。

あと一つの気づきですが、自分は読図において、地図と地形を合わそうと必死ですが、先輩は常に目標物を頭に入れて、鉄塔を右に見て、道が何本あるか?等の現場をよく見て、その後で地図と整合性を確認しておられる(逆も)ことです。うまく言えませんが、これが読図能力の違いなのだと思いました。

リーダー他参加の皆さま、大変楽しい歩荷をありがとうございました。

 

【感想】40期 西田和美

剱岳例会特訓の総仕上げは酷暑の愛宕山ボッカでした。白く乾いた登山道は埃っぽく、石の上に落ちた汗はあっと言う間に乾いてしまいました。一つの目標に向かって進む皆のこの努力が、どうか報われますように。

 

【感想】36期 辻野喜信 久しぶりの歩荷でした。暑さもあってか13㎏のリュックが重くて大杉谷の上部では足が出なくなってしまいました。おまけに三角点の手前では足がつりだし、辻さんに頂いた芍薬甘草湯で痛みを抑えることが出来ました。

 本番では軽量化に努め剱岳に登りたいと思っています。皆さんはとても元気でした。

 

【感想】50期 奥野淳子

厳しい暑さの中、本番+水3ℓで歩荷して頂きました。熱中症者が出ないか心配でしたが、さすが日頃から鍛えている皆さん、何ごともなくホッとしました。

剱岳までは秒読みとなり、後は好天を祈るばかりです。