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京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3493  天ヶ岳 読図例会 初級編

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      天ヶ岳山頂にて

 

2015年4月29日(水)

 

 【メンバー】 小泉賀奈子(CL)、四方宗和、山本夏雄、四方真知子、上坂淳一、辻春見、鈴木かおり、鶴田信介、小西幸一郎

               計9

【行 程】

8:15叡山電鉄 出町柳駅8:45鞍馬駅―9:11登山口―9:27薬王坂―10:26 △525.211:23三又岳―12:24天ヶ岳12:5314:36焼杉岳登山口分岐―15:11大原バス停

【天 候】晴れ

【記 録】   52期 小泉賀奈子

 鞍馬駅で顔合わせをし、登山口まで歩く。神社と寺院があることから特定し、現在地を地図上で確認。今日の読図のポイントになる地形や地図記号などを紹介した。最初は小西さんを先頭に薬王坂を少し越えたところにあるピーク(A地点)まで歩く。地図とにらめっこをして歩いていたせいか、全員無言で進む。A地点に着くと和やかなムードに。整地のしかた、山本夏雄さんからは歩測のしかたを教わった。C地点は△525.2 の手前のコル。いくつか憶測が飛び交う中、先頭の鈴木さんはピークの数や谷の形状から見事的中。「△(三角点)までいくとはっきりするので、迷った時は、保留にすることも大切。」と上坂さん。

E地点に行く手前では尾根伝いに進んでいた辻さんが道を見失って立ち止まられた。実は少し手前で、コースが尾根を西側にまくようにとられていたのだ。コンパスを合わせて確認すると、東側に伸びる尾根上にいることが分かった。これと同じことがI地点でもおき、道迷いの原因になることを、身をもって確認できた。

天ヶ岳に着くと、たくさんの登山客でにぎわっていた。ギョリンソウやミツバツツジもきれいに咲き、新緑を楽しみながら昼食をとった。四方真知子さんお手製の抹茶のおたべや、辻さんの差し入れの茶だんごでほっこり。おいしかったです。

I地点より先は、コースに示されたルートより南側にハイキングコースが続いていた。J地点は右手に見える尾根の上にあり、小西さんの偵察後、みんなで登ってみた。604か次のピークか迷った。高度計ではぴったりの数値、GPSでもちょうど604をさしていることが分かった。必要に応じて、機器に頼ることも大事になる。

K地点まできたとき、すでに14時半を回っていた。焼杉山に向かうとさらに2時間半ほどかかってしまうため、今回は大原におりることにした。京都駅行きのバスに乗り、順次降車して解散となった。

 

【リーダー所感】 52期 小泉賀奈子

 新緑の美しい北山で、読図をメインにした例会を企画した。1/25000地形図が読めると、ルートに見通しをもつことができ、主体的に歩くことができると日々考えている。しかしいざ山に行くと、登山道が整備されていたり、リーダーについていくだけになったりして、せっかく持参した地形図を要所でしか見ずに終わることが多いのではないだろうか。

 今回の例会では、参加者のみなさんに交代で先頭を歩いてもらい、地形図上に記されたポイントを見つけてもらう形をとった。次のポイントはどんな場所か、ここだと思った理由は何かを交流することで、現在地の特定の仕方が分かり、正確さを求めることができたのではないかと感じている。

 ベテラン会員さんにも参加していただき、基本的なことから教えていただけたことは私自身、とても勉強になった。また、読図例会をする上で、地形図上のコースが正確かどうか確かめ、修正する必要があったと反省。地形図では尾根伝いを結ぶコースが記されていたが、実際は西に巻いていたという箇所がいくつかあった。次回に生かしていきたい。

 

【感 想】    54期 鶴田信介 

これまで色々な例会に参加はしてきましたが、こと読図に関しては思ったほど理解を深めることができずにきていました。今回、基礎から地図読みを勉強できるまたとない機会と思い、参加をさせていただきました。経験の浅い会員を中心にチェックポイントごと順番に読図担当者を割り当てる方法が、とてもよく機能していたと思います。  

経験豊かな先輩方のアドバイスを得ながらも、最終的には自分自身の頭で考える。この方法で読図トレーニングを繰り返してゆけば、確実に理解は深まると実感致しました。とても丁寧に、説明いただきながら歩けたことは、今後の自分自身にとって、とても大きな糧となりそうです。このような、貴重な例会を企画いただきました小泉リーダーには感謝の気持ちで一杯です。小泉リーダー、ご一緒しました皆様、有難うございました。

 

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    見失ったI地点を探す一行

【感 想】 53期 辻 春見
今回の読図例会に参加させて頂いて、大変勉強になりました。
 勿論、大ベテランが三名も参加なさっていたので、条件が整っていたという事は大きな要因ではありますが、自分は従来にない良い経験をさせて頂きました。
 読図勉強会の場合、実際の山行を通し今自分がどこにいるかを知るのですが、今回のポイントはその結果を、何故そう考えたか?自分はどこで間違ったのか?では、次はどの要素を加味すれば間違わなくなれるのか?等々の点を一人一人のパート毎でご教授頂けたことだと思います。山行が目的ならば、ルート消化という前提があるので、そこ迄のことができないのですが、読図が目的のため時間は通常より長くかかりましたが、その分理解も深いように思いました。
正直、皆でポイントを口々に探し当て発表し合うと、答え合わせのみで、プロセスの検証が疎かになりがちです。間違っていても、何となく分かったつもり、到達できたつもり、になってしまいます。自分で読んでみて(PLAN)、実際に歩き(DO)、結果を検証する(SEE)事で、読図の面白味も増したような気がします。リーダー、大先輩方、ご教授ありがとうございました。

 

【感 想】   56期 小西 幸一郎

 新人カリキュラムの読図ポン意図が未だ取得できていないという状況以前に、地図を読むという行為に真摯に取り組むことなく山行を重ねていたことに反省しつつ参加させていただきました。

現在地を把握しながらの山行に、会話することもままならない緊張感となんともいえないわくわく感で新たな楽しさを見つけられた気がしました。

今回特に痛感したのは、現在地を示すことが出来ても、言葉で伝えることが出来ないということは、明確な根拠もなく判断しているということになり、結局地形を把握していないことになるということでした。  

そんななか、大先輩の皆様から貴重なご指導をいただけたことは、今後の山行の気構えに大変有意義なものとなったと思って

います。今回、なにかのきっかけを頂いたように思いますので、これからも読図技術の向上に励みたいです。

こういった読図例会は、本当に重要度が高いと感じます。小泉リーダーには、素晴らしい例会を企画くださり感謝したいと思います。

 

【感 想】  42期 四方 真知子

1週間前の偵察山行、当日の「ルート、ポイント付きの地図」の用意とわかりやすい指導と、小泉さんには感謝です。大昔に読図ポイントはクリアーしましたが今なお読めないのが実情です。

ハイキング気分で足の弱い私でも行ける距離と考え参加しましたが高低差もありいっぱいいっぱいでしたが花見るために登る目的ありの私に、珍しギンリョウソウシャクナゲミツバツツジも見られて満足でした。またよろしくお願いします。 

 

【感 想】   54期 鈴木 かおり

ゆっくり読図を学ぼうと参加しました。四方さん・山本さん・上坂さんベテランの面々にコーチしていただきました。天気にも恵まれ、勉強になり、楽しい例会でした。ありがとうございました。 

小泉Lの設定したポイントの数々が絶妙なんです!また、辻さんの活躍もありまして、間違いやすいポイント等、ゆっくり&じっくり取り組むことができました。集合の出町柳に向かう途中のお寺に「前を向いて歩こう。上を向いて歩こう。」という標語が。山行中に地図と地形のにらめっこ・・・四方さんが「まわりの景色も楽しまないとなあ」と言われました。あ、その通りやわ、せっかくの好天の北山ではないですか。「地図を読んで歩こう。前を向いて歩こう。上を向いて歩こう。」これで決まり!

 

 【感 想】  8期 山本 夏雄

久し振りに読図例会に参加、用意された約1万分1の拡大地図で歩きリーダーの指示のポイント取りの読図でした。全員ほぼ指示されたポイントを取れました。読図はでどこまで道具、知識を入れて歩くか?で各個人の考えが有りますがナビを使うと地図を読まなくなると私は思います。(答え合わせはOK)

当会は昔五万分の一から読みましたが精度がなく二万五千分の一で歩くようになりピンポイントで読む習慣が付いている様に思いす。私は精度を上げるため、アナログの高度計を使っています、十年以上使っていますが故障は有りません誤差は10Mぐらいです、万一の時は地図でほぼ位置が判ります。

谷に入ったらどんな人でも高度計が無いと現在地は出ないと思いますので考慮して下さい、ナビも持参は歓迎です1年半前の比良の死亡事故の際ですが事故者を発見できヘリコプターから緯度経度を知らして欲しいとの事でナビの必要性を強く感じました、ただし「ナビだけで読図出来ないのは問題」ですので楽しみながらこの様な例会が必要に思います。またオリエンテリングーの知識を勉強するとより良く早く読図が出来る様になりますので機会が有りましたらよろしく。

オリエンテリングーもコースでとる方法と地図上の30から50ポイントを時間制限で取る方法が有り一人で判断して歩きで読図力がアップできます、その時はよろしく。

 

【感 想】 48期 上坂 淳一

北山は体力的にも技術的にも歩きやすい

エリアですが、読図となると、地形の特徴が読図となると、地形の特徴が掴みづらく、また樹林で視界も悪く、殊更に難しいところです。

 今回のエリアはそれに加えて、登山道の

つけ方が稜線を離れる個所も多かったため、さらに困難な作業となりましたが、余裕のある計画で、 お天気にも恵まれたこともあって、楽しい一日となりました。

小泉リーダーをはじめご一緒いただいた皆様ありがとうございました。