2015年11月8日(日)
【天 候】雨
【参加者】L奥野淳子 西田和美 辻春見 高橋秀治 藤松奈美 中村惠子 鹿嶽眞理子 竹山昌孝 土井司 小西幸一郎
(計10名)
【行 程】 南海九度山駅9:35~慈尊院10:00~六本杉~二ツ鳥居12:40~矢立14:00~15:50大門~16:10壇上伽藍~千手院橋
【記 録】 50期 奥野淳子
中村さんを先頭に一町(約109m)毎の石塔を数えつつ歩く。その数、百八十。二ツ鳥居で昼食をとり、矢立で休憩。高野山の総門である大門をくぐると、標高800mの山上に街が広がっていた。
町石道
【感想】 56期 小西幸一郎
雨の中の山行でしたが、序盤にたくさんあったみかん柿の無人販売所の誘惑によるペースダウンにも負けず、地道に町石をカウントダウンしながら大門までたどり着くことができました。奥野リーダーの隅々まで行き届いた気持ちの良い気配りに、今後例会を行う際の模範にしたいと思いました。ありがとうございました。
【感 想】 56期 土井司
小雨のスタートとなりましたが、この雲が柿畑からの景色を水彩画のように引立ていました。町石道は静かで、昔の人が歩いていた様が浮かび同化したかの様でした。
長丁場で途中心は反省会へとずれかけましたが、大門を見た瞬間「やめなくて良かったな」と思ったのは私だけではなかったのではないでしょうか?
奥野リーダーをはじめ、この時間と空間を共有戴きました皆様ありがとうございました。今回は超常現象もなく皆さんのご期待にそえませんでしたが、楽しみは次回へと持越させていただきます。
【感 想】 55期 竹山昌孝
歩いても歩いても減らない町石道の石塔番号をたどり、大門に着いたときは嬉しかったです。高野山の薄暗い森のなか、ポッカリと鮮明に浮かび上がる黄葉はとても印象的でした。皆様、有難うございました。
【感 想】 54期 鹿嶽眞理子
一町ごとに町石の立つ高野山の町石道は静かなたたずまいのいい道でした。最初はまったりモードで町石1本ずつで写真を撮ったり、無人販売の柿やみかんで立ち止まったりと、まったりモードでしたが、町石の数がなかなか減らず、不安を覚えました。
ちょっとスピードを上げましょうとすたこらすたこら。行けども行けどもまだまだ続く道。昼食後は、できれば4時に着きたいなあと、ますますのスピードアップ。ついて行くのに必死でしたが、美しい黄葉の紅葉と土井さんの怪奇談等で盛り上がり、無事到着できました。前後含めて約22キロよく歩きました。
大門に到着
【感 想】 54期 中村惠子
雨の例会となりましたが、急な坂もなく傘をさして行ける道でしたので、歩きやすかったです。
はじめは、和気あいあい 道端の無人販売の柿やみかんを買ったり食べたりしていましたが、昼ごろにまだ三分の一も行ってないことが判明し、このままでは、ヘッドランプを使うことになるのではと(私が勝手に思っただけですが)、それからスピードアップして、明るいうちに大門に着くことができました。
180町石のおかげで、あと何キロかわかりやすく、町石を探しながらあるくのも楽しかったです。今年のうちに高野山(開創1200年なので)に行きたかったのでうれしかったです。
【感 想】 53期 高橋秀治
開創1200年の高野山へという言葉の響きに誘われて参加いたしました。皆さんとワイワイガヤガヤとみかんや柿を無人販売所で購入しながら楽しく歩かさせて頂きありがとうございました。小雨の中の山行でしたが、奥野リーダーの心遣いや参加者の皆さんとの楽しい時間にそれもあまり気になりませんでした。
しかし、弘法大師空海が開山した平安時代の頃には、この道を命懸けで歩いて高野山を目指された古の人を思うと、もう少し静かに歩くべきだったのかなと反省しております。
【感 想】 53期 辻 春見
生憎の終日雨の中の山行となってしまった。マイルストーンは180基の石塔。本来マイルストーンは、現状と予定とのギャップを認識し、遅延の場合は対策を立てる位置付けのものであろうが、今回のこの石塔は、歩いても歩いても減算されず、さらに雨も加算されて、冗長な道のりとなった。
それでも、薄暗い参道の中で、木々の紅葉は素晴らしく、黄金色の葉っぱは、どの光に反射して輝いているのかしら?と思うほどの美しさ、またゴールの金剛峯寺付近の紅葉は、胸が苦しくなるくらいの赤さで感動的であった。
残念なのは、金剛峯寺付近の散策に時間が割けなかったこと。次回は、宿坊に泊り、般若湯をよばれ、ゆっくりとこの辺りを散策したいと思った。
山上の街並み
【感 想】 50期 奥野淳子
町石道は空海の開いた表参道です。慈尊院から壇上伽藍までの約22km。人々は一町毎の卒塔婆に手を合わせつつ、聖地高野山を目指したそうです。
晴れの日は大勢のハイカーで賑わう現在の町石道ですが、今日は雨のお蔭で静かな「祈りの道」に戻っていました。
遠方よりご参加頂き、古の道を一緒に歩いてくださった皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。