読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No. 3621 2016年12月10日(土曜日) 伊賀国美旗と阿保の遺跡を探す& 青山讃頌舎 読図ポイント

【メンバー】CL穐月大介、西田和美、山本憲彦、鹿嶽眞理子、船木佐織、山形眞知子、吉井利一、非会員1名、計

 

【行 程】

【行程】曇り時々雨(レインウエアを着なくても良い程度)

9:30近鉄美旗駅(今日の行程の概略説明)~9:50馬塚古墳~10:05小塚古墳~10:38殿塚古墳~11:00観音広古墳~11:13女良古墳~11:30毘沙門塚古墳~12:00貴人塚古墳~12:13滝川氏城跡(昼食)12:4013:06桜町中将城跡~13:25初瀬街道交差点113:53初瀬街道交差点214:15古墳~14:20古墳(石室)~14:26古墳(石室)~14:31古墳(石仏)読図終了~15:15青山讃頌舎~16:55近鉄青山町駅

 

【記録】55期 船木佐織

美旗駅で穐月さんから地図と、遺跡の今日のための専用資料を頂き地形と美旗と阿保について、遺跡についての説明を受け読図スタート。地図に予めつけられているポイントまで吉井さん、山形さん、船木で交代しながら先頭を務める。初めは駅の前に広がる街並みから少しのぞいている馬塚古墳まで。古墳に着くたびに、穐月さんから遺跡の説明を受ける。遺跡にも作られた年代によって微妙に形が違っていたり、石室も縦穴式、横穴式があることを知る。恐らく小学校時代に習っているにもかかわらず、当時は全く興味がないためすっかり頭から抜けていたことが、穐月さんの話が面白くどんどん興味が湧いてくる。「古墳は平地に土を盛って作るのか?」、「ダンプカーで土を運んだら何台分になるのか?」など会話が止まらない。そのうち初めは簡単な読図もだんだんと難しいものになってくる。中にはいくつもある丘?のようなものの中から、地形やコンパスでポイントを探し、薮の中を突っ込んでいく。しかし、突っ込む前に決めていた地点も、薮を避けながら歩いているとポイントを見失い、擬似道迷いになってしまう。そういった時は穐月さん、山本憲彦さんから何が悪かったのかを説明してもらい納得する。滝川氏城跡で昼食。今はゲートボール場になっており、簡単な小屋の中にオフィスチェアー、机まであるのでゆっくりとお昼をとる。昼食後は桜町中将城跡。薮の中、登りやすい場所を選びながら土塁を超えていくと、穐月さんの「そんなにゆっくりしていたら、槍で突かれて全滅ですよ」との声。城を攻める時はもたもた歩きやすい所を選んでいてはいけないのだ。迂闊だった。その後滞りなく読図を続け、穏やかで優しい笑顔の石仏を拝んで終了した。読図終了時には古墳を意識しすぎたせいで丘状のものが全て古墳に見えてしまうものだから青山讃頌舎に向かいながらも、「あれは何という古墳?」などど話が出てくる。青山讃頌舎では穐月さんのお父様、穐月明画伯の作品を穐月さんの解説つきで鑑賞し、お母様のお点前でお茶をいただく。苦手な者にとってはできれば避けたい読図も、穐月さんのお人柄で楽しくすすめることができ、その上遺跡巡り、歴史、仏教、絵画、心休まるお茶と贅沢で有意義な山行となった。

 

f:id:hirasankun:20161220003347j:plain

(駅前の馬塚古墳141m)

 

【感想】59期 山形真知子

「ポイント15の仏様」

京都駅で西田さんが待っていてくださったのでホットしました。

これで不安なく美旗に着けそうです。

榛原を過ぎたあたりから景色が変わり、山肌に晩秋を感じ小さな旅気分に酔う。

問題はお守り代わりにしか持ち歩かなかったコンパス。まあ、いいか・・・・・。59期の新人です。皆様助けて~?

リーダーの地図と歴史の説明に耳を傾ける。とても楽しく懐かしい想い出が蘇る。若い頃、父に連れられて歩いた歴史と万葉の散策。加齢に痴呆が加わり、全て忘れてしまったけれども、リーダーの声と重なて、温かい物が込み上げてくる。自然の中で歴史のロマンを感じる。それが楽しく感じられる年齢になったのかな・・・・?

ポイント15の仏様。涙が出るほど嬉しかった。合掌

又、お母様のお茶のおもてなしにも、感激いたしました。喉が渇いているだろうからと、お抹茶の前のたっぷりのお煎茶。

頭が下がります。ありがとうございました。

ところで、私のコンパスの成績は、もちろん落第でした。

これでも、ポイント頂けますかしら?   アーメン

 

f:id:hirasankun:20161220003451j:plain

(木に覆われた女良塚古墳)

【感想】59期吉井利一

前回参加した比叡山での読図例会とは趣を変えた古墳めぐりの例会であった。

事前に歴史的な事や位置などを頭に入れて行ったつもりであったが、現在地と目的地の距離を正確に把握していなかった為、又しても目標を通過してしまった。また、道なき道を藪をかき分けて、小墳(墓)を探し当てるのは、実際の山行でもやっていて皆さん目の色を変えてやっておられました。

距離、方向、谷筋、尾根、今度は確実にできるよう慣れていきます。

 

f:id:hirasankun:20161220003516j:plain

(森の中のポイント15の石仏)

 

【感想】25期 穐月 大介

私の父の美術館・青山讃頌舎をオープンしてから何も知らなかった地元の事を今、少しずつ調べています。その中で面白いと思ったものをうちの美術館の紹介も兼ね例会にしました。ずいぶん手前味噌で身勝手な企画ですが、また面白そうなところが見つかれば紹介したいと思います。

今回は京都、大阪の都市近郊では開発のため消されてしまうような古墳や、江戸時代の街道、用水などを地形を見ながら訪ねました。周辺地域もあまり開発されていませんので作られた時の雰囲気が残っているという意味では貴重な体験だったのではないでしょうか。特に15番の石仏は露出した古墳の石室の石に後の人が阿弥来迎像(阿弥陀如来のお迎えのすがた)を彫ったようです。土地の人も墓跡と知っていて供養したのではないでしょうか。先祖を大切にした土地の人の気持ちが伝わるような遺跡で見つけた時は感動しました。