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京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

[個人山行]京都百名山シリーズNo.13 三岳山

平成281225()

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三岳山(838m)は、丹波と丹後の境にある信仰の山である。麓に七王子神社、山頂直下に三岳神社があり、里には宿坊の跡、参道には丁石地蔵が置かれている。大江山から見る三岳山の姿はピラミダルで素晴らしい。今回は北東尾根に縦走し電波塔への林道に下りる周回縦走を行った。

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【メンバー】 山本浩史L(車)、土井司    2

【行  程】 京都5:40=沓掛IC=(京都縦貫道)=京丹波みずほIC8:30上佐々木8:419:03仏坂口BS9:18王子神社9:2310:03三岳神社10:1310:28三岳山10:4610:59 P78811:29林道出合~12:18上佐々木12:3512:48常願寺

【登山データ】 晴れ 歩行10.2 3時間37 延登高786m 延下降786m 1座登頂

 

丹波みずほICを出て国道9号線を50㎞走り福知山市中佐々木の集落に達した。登山口となる仏坂口BSを通り過ぎて駐車場所を求めて府道530号線へと入って行った。周回縦走なので下山口との間の何処に止めても問題ない。ヘアピンカーブを過ぎた所に広くなった処を見つけ車を止めた。登山準備を整え走って来た道を1.8㎞引き返して仏坂口BSに戻ってきた。東に曲がり集落に入って行くと斜面が始まった。宿坊の跡と案内のある民家があり嘗ては蔵王権現信仰により修行する修験者を集めたことだろう。給水設備の所に少しばかりの駐車スペースがありピストン登山者には利用できそうだ。三嶽神社の大鳥居があり、集落の棚田の間を進んで行った。棚田の最上部に到ると七王子神社の鳥居があり振り返ると佐々木川対岸の伏見山(ふくみやま710m)が美しい。麓の谷間には仏坂の集落が長閑な山里風景を醸し出していた。鳥居をくぐり石段を登ると七王子神社の社殿に到った。寄進者の氏名が刻まれた石柵が村の鎮守のかつての勢いを感じさせてくれた。

神社の裏手から登山道となり尾根を登った。この道は名木巡りコースと名付けられウラゲトチノキやカツラの古木が福知山市の名木に指定され案内看板も設置されていた。急登が続き丁石地蔵が嘗ての参拝道に設置され八丁目地蔵から一丁ごとに目にしたが設置されていたようだが八丁目の次に七丁目が現れかと思うと十二丁、十三丁など、嘗ての位置から移動させられているのではと疑われるものもあった。やがて登山道は南にトラバースしだし福知山千年の森から始まる地蔵巡りコースと合流すると三岳神社に到った。山中にしては割と大きな社殿で嘗ては蔵王権現を祀る修験の道場であったと云う。

登山道は神社裏手に続き南から回り込むようにして三岳山(838m)頂上に達した。嘗ては奥の院があったというが今はその痕跡はない。1㎝程度の雪に覆われ真っ白な山頂からは西面の展望が良く磯砂山、高竜寺ヶ岳などを望むことができた。山頂には3等三角点「三岳山」があるが成果情報では処分保留の状態となっている。また電波反射板が設置されて北側が開かれていた。

今日目指す北東稜線は微かな踏み跡が認められ問題なく進むことができた。途中の目標はP788P650のみで山名を期待したが何の表示もなかった。基本下りだが一寸したアップダウンがあり、右手の樹林越しに大江山(832m)が望め撮影ポイントを期待したが果たせないままP650に到ると先に電波塔が見えた。林道が稜線に達する所にあると目算を付けたが、歩き易い稜線は北の方に誘導され稜線を離れた。やがて林道が見えてきたが一寸断崖になっていて林道へ下れるか不安になったが踏み跡が付いており何とか林道に下り立つことができた。

この後は3.6㎞の林道・府道歩きで上佐々木の駐車地点に戻るが入り組んだ林道から大江山の姿を望むことができ満足した。府道に飛び出した所は丹波と丹後の国境の峠で江戸時代のものであろうと思われる「従是東宮津領」の石碑が設置されていた。

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