京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

№3672岩登り練習/金毘羅 岩ポイント

201772() 天候:晴れのち一時雨

【参加者】 上坂淳一L 高橋秀治 藤井康司 増川雄太 平川暁郎 TS 山形眞知子 YN MK 会員9

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【記録】 上坂

8:35野村別れ~9:27ワイケンの頭(トップロープ練習)12:3513:05ワイケン尾根取付き(登降練習)13:45~江文神社~江文峠~15:20瓢箪崩山~16:15岩倉花園町

朝一番にワイケンの頭に向かったが、京大山岳部に先を越されてしまった。厚意でルートを譲ってもらい、午前中はトップロープ練習。

午後はワイケン尾根の取付きに戻り、自由に登り降りの練習をしてもらった。

2時前に黒雲が空を覆うようになり、ギアを片付けて江文神社に下る。まもなく激しい雨にたたかれる。

江文峠から瓢箪崩山を経て岩倉に下山。バス停に着くころには雨は上がっていた。

 

【感想】48期 上坂淳一

夏山山行へ向けてのトレーニング。

トップロープ、フリーの登り降り、岩倉までのハイキングと少しずつ散りばめたが、飽きない程度に切り上げたので、一つ一つは短時間の練習となった。

一日限りの練習で何が身に着いたかはわかりませんが、プロセスを共有した仲間がいることは、この夏の山行に必ずプラスになると思います。参加の皆さんも、それぞれ積極的に取り組んでいただけたことで、展望はぐっと広がったのではないでしょうか。

ビレイヤーに徹していただいた高橋さん、MKさんをはじめ、頑張っていただいた皆様に感謝いたします。

 

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【感想】53期 高橋秀治

ワイケンの頭でトップロープでの登り降り練習後、ワイケン尾根取り付きでのノーロープでの練習では、皆さん見えなくなる上の箇所までどんどん登って行かれ、そこをまたスイスイと降りて来られる姿を目の当たりにして、アドレナリンが出まくっているなと感じられた充実した練習会でした。

参加者の皆さんが、夏山合宿に向けて真剣に取り組まれている姿に、改めて私自身も真摯に取り組まないといけないと再確認できた1日でした。

皆様ありがとうございました。

 

【感想】60期 MK

買った後にすべると教えてもらってどうしようと悩んでいた新しいアプローチシューズで参加。

ずるずる滑りまくり、上坂Lに靴のせいかなとお助け言葉を頂く程ひどい岩登りで、岩の練習になったかは疑問ですが、靴のせいではなく自分の実力がわかってよかったです。

瓢箪崩山から岩倉まで一時的大雨の中での歩きは、びしょびしょになりましたが7月例会に向けて良いトレーニングになりました。

今回も笑顔の絶えない例会、楽しかったです。ありがとうございました!

 

【感想】59期 山形眞知子

入会した時は深く考えなかったポイント制度。

シニア世代の登山ブームの中、素晴らしい制度だと思います。

もちろん若い人達と同じ様には出来ませんが、それなりに対応していただき有難うございました。

登りたい山に登るだけなら、情報が溢れている今の世の中ですからいろいろな手段があると思います。でも、せっかく入会させて頂いたのですから、少しずつでもポイントを消化して行くと、組織の一員になって行く気がします。

それに、会のお世話をして頂いている人達、リーダーをして頂いている人達への感謝の気持ちが伝わるのでは·····なんて自我自賛しています。

息子の様な若い人達とご一緒させて頂いた後のお酒の味は、何時もと違う様な気がします。

 

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【感想】59期 増川雄太

ジムと違い、ホールドの状態が自然環境の影響を強く受けること、また、高度感·恐怖感があることを実感しました。また、登りは勢いでいけますが、下りの方がパワーやテクニック、冷静さを求められると認識しました。特にロープなしでは、殊更この認識を強くしました。

基本的なムーブやパワーは、ジムで「仮にここが外岩だったらどうなのか」を意識ながら身につけていきたいと思います。例会等で機会があれば外岩に出かけ、今後も経験を蓄積していきたいです。

 

【感想】 57期 藤井康司

ロープなしクライムダウンは二度目だが、前回に比べてホールドがよく見えた。技術が向上したというよりはより落ち着いて対応できたからだと思う。数十メートル、数百メートルの断崖でも同じように行動できるのだろうか。恐ろしくもあり、楽しみでもある。いつもながら上坂キャンプは実戦的だ。

 

【感想】59期 平川暁朗

4月にも訪れたワイケンの頭再び。初見のときはたいそうビビった垂壁も、2度目ならなんとなく取っつき易そうな印象を受けた。が、今回は懸垂下降ではなく、トップロープでのクライムダウン。

1本目は緊張で足がプルプルして、冷や汗かきながらなんとか下降。でも3本もやると、かかった指や置いた足に信頼を感じられ、気持ちに余裕をもって足元をのぞき込めるようになった。

壁に対する気持ちの余裕を作るという意味では、とても有意義なトレーニングでした。

 

【感想】59期 TS

縦走で岩場を通過する練習をしたいと思っていた。気になっていたことをやっとできた。

最初に上坂さんが登るのを見せもらってから、動作の解説を頂いた。本で読んでいるよりも当然良く分る。初めてワイケンの頭に来たのは2015年10月。その時は「えっ、ウソ。帰りたい···(;_:)」と心の中でつぶやく。しかし、今回は「この壁、こんなに寝ていたか?」と思った。パンチの効いた例会で鍛えてもらったお陰だ。練習の成果を本番で試したい。

上坂さん、この練習で自信が、やっと付きました。高橋さん、MKさん、ビレイをずっとして下さいました。有難うございました。

 

【感想】60期 YN

ワイケンの頭でギア類の点検後、トップロープでの登り降りの練習。こんな所登れるのかと思いつつ、登りかけるとガバが多く楽しくなって登ってしまう。

しかし降りる時は倍ほど恐い。何回も皆が登り降りすると下の方は泥がつき足場が浅い所は滑りやすくなり危険だ。ビレイされてなければ怪我をしていた。

帰りは雨で江文神社から瓢箪崩山まで歩いたがアップダウンが激しく、スイスイ行かれるリーダー達とは対照的について行くのに必死でした。練習の必要を感じた。ザックの中も濡れてはいけない物も濡れており合宿までの良い練習になった。