京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3717 京都外周ウォーク⑩ 春の唐櫃越

2018年3月25日(日)

 

メンバー】

CL 57期 崎山康治

55期 船木佐織

56期 河合美香

【行 程】

25 晴れ時々曇り 昼気温22度

9時JR馬堀駅出発~鵜の川三本木橋

9:15桑田神社~9:25宝泉寺・如意寺

登山口~10:20 430mみすぎ山休憩

~10:55P412~P404~P413~11:50沓掛

山方面分岐昼食12:20出発~12:40亀岡

西山団地・西山霊園~13:05老ノ坂バス

停~旧老ノ坂トンネル~13:30旧老ノ坂

峠~13:50首塚大明神~14:30大枝山

14:50京都西山団地~15:30京阪京都交

通バス停国道沓掛口

【歩行距離等】

歩行距離:14km

所要時間:6時間30

累積標高差(+)818m(-)784m

【記 録】57期崎山康治

JR馬堀駅を出発。トロッコ列車亀岡駅に向かう人達に交じって東に向かい、途中で東南に別れて馬堀駅前からの車道に出る。東に折れて突き当りの鵜の川三本木橋を渡り、直進して山裾の住宅地に入る。少し坂を上り、北に折れて桑田神社に参拝する。ここは保津峡の入口に当たり電車からすぐ傍に見えるところにあり、馬堀の町が見渡せる。神社の幟にナマズが二匹染めてあり面白い。

引き返して住宅地を南に辿り、如意寺への坂道を東に折れて、突き当りにある宝泉寺と如意寺の間の登山口に至る。「からと越」の標識に従い獣害防止網・鉄塔を過ぎて登り始める。p392mへの分岐で東南に向かい、みすぎ山に到着。南北の眺望がすばらしい。

少し東に進み関電の点検路の標識から下りに入り、幅広の林道に出合う。春霞の愛宕山、蛇行する保津峡を見下ろしながら林道を進み、途中で南にそれて

p412mに着き、少し下って東に向かい林道に戻る。p404mを過ぎて舗装林道に出て、p413m付近を過ぎ、沓掛山への分岐に至る。

前の広場で昼食を済ませ、舗装林道を南西に下り、ゲートを二つ超えて亀岡西山団地に入る。西山霊園を突っ切り西の端を廻り老ノ坂トンネルを越えるルートがないか探すが不明のため、東に引き返して9号線への坂を下る。

老ノ坂峠バス停を過ぎ亀岡方面に向かい旧トンネルを潜る。

 

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向かって左が旧トンネル、右が現9号線

旧トンネルは歩道、自転車道となっており、蛍光灯が並び思ったより明るい[亀岡側から]

 

   

国道脇を恐々亀岡方面に下り、見通しの良いところで9号線を横断し、縦貫道を潜る旧道を辿って旧老ノ坂峠に到着

坂を東に下り、9号線への分岐を見送り、酒呑童子が祭られているといわれる首塚大明神に至る。今は首から上の病に霊験があるとか。薄暗い林の中を参拝し、丹波・山城境の石の道標に戻る。

近くにあるゲートを越えて南に進み、大枝山への尾根筋を辿る。急坂を登り、電波塔のある大枝山に到着。金網を時計廻りに辿り、舗装道を東南に下りゲートを越えて京都西山団地に入る。広幅の車道を延々と下り、京都成章高校前をとおりバス停国道沓掛口に到着

【感想】55期 船木佐織

前回の大原野外周ウォークが楽しかったので、続きが待ち遠しい思いで参加をしました。

唐櫃越といえば本能寺。崎山さんから本能寺について教えていただき、歴史に思いを馳せながら同じ道を歩くことができました。また、ゴールが前回の大野原外周ウォークと同じゴール地点ということもあり、前回と今回の山行がつながった楽しい例会でした。

リーダーの崎山さん、ご一緒させていただいた河合さん、楽しく山歩きをすることができました。ありがとうございました。里山は読図が大切だと再認識した例会でした。崎山さんの粘り強い読図を見習いたいと思います。

【感想】56期 河合美香

崎山さんの京都外周ウォークシリーズに2回目の参加でした(たぶん)。京都に住んでいながら近隣の山々をじっくり辿ることはなかったのですが、今回も里山を見渡し、歴史に思いを馳せながら楽しく歩くことができました。とは言え、標識に頼って読図を疎かにしてしまう習性は克服しなくてはなりません。常に初心を忘れず(初心者を脱し切れず、、、)、これからのシーズンを楽しみにしたいと思います。崎山さん、船木さん、ありがとうございました!

 【感想】57期 崎山康治

  今回のコースは、変わった名前の唐櫃越→老ノ坂峠→大枝山でした。唐櫃越は前半の「みすぎ山」からの眺望や愛宕保津峡の眺めは良かったですが、後半は舗装林道歩きでした。老ノ坂峠付近には、西山大霊園、旧トンネル、旧坂、首塚、旧西部クリーンセンターなどがあり、霊的な感じがしました。旧老ノ坂峠から老ノ坂トンネルの上を越えるルートがありそうなので機会があれば辿ってみたいところです。最後の大枝山は、電波施設があり頂上は確認できませんでした。

腰折を2句

「ハクレンや保津の谷間に五、六本」

 「鶯の三声四声や唐櫃越え」

 

 

 

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【ルート図】