京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3747 比良山ボッカ例会 ボッカポイント

2018年8月5日(日)

【メンバー】
小泉賀奈子(CL)、田辺久美子、中村恵子、江村一範、YK、齋藤庄一、MN 

                計7名
【行 程】
8
5日(日) 快晴
8:40JR
比良駅8:55イン谷口9:059:24 大山口9:3410:25カモシカ 10:3411:38北比良峠~12:00 八雲ヶ原(かき氷休憩)12:2913:36 武奈ヶ岳1214m(昼食) 14:1114:57八雲ヶ原15:1215:20北比良峠~16:22カモシカ台~16:58大山口~17:07イン谷口 比良とぴあ入浴後、解散

 

【ボッカ重量】

小泉 17.2kg   田辺 15.0kg   

中村  15.2kg   江村  20.9kg

YK  17.5kg   齋藤  20.0kg

MN 30.5kg

 

【記録】      52期 小泉賀奈子

  8月初めの暑い暑い一日。夏山に向けたボッカトレーニングを7名で行った。今回は各々の課題に合わせて、15Kg以上で背負う重量を決めてもらった。
  
イン谷口から歩きだしてすぐ、汗が吹き出してきた。ぐらぐらするとのことだったので、YKさんのザックを大山口で詰め直し、先に進む。小休止をたくさんとり、水分と塩分補給をこまめに行った。ダケ道は歩きやすいけれど湿度が高く、この日は噛み付く黒い虫がいて、気が休まらない。大山口からコースタイム50分のカモシカ台が、遠く感じた。
   
やっとの思いで北比良峠に到着。ここからしばらくはなだらかな道で、会話も弾む。当初の予定を変更して、八雲ヶ原でかき氷をすることに。田辺さんからの呼び掛けで、

江村さんにも協力を得て、真夏の山腹でかき氷。この暑さでテルモスの中の氷は少し溶けていたものの、十分な量をいただいた。イチゴ、マンゴー、抹茶に練乳。豊富なシロップのご用意にも感謝しています。

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      八雲ヶ原でかき氷

 

ここから武奈ケ岳山頂まではコースタイム1時間半。「この先は空身でも良いですよ。」とお伝えしたものの、皆さんザックを担がれストイックにスタート。木陰のない急な登りは思った以上にきつく、一度は引いた汗がまた噴出。各々、水を捨てたり、石を出したりして重量を調整しながら進んだ。最後の登りで、齋藤さんの足の調子が悪く、先に八雲まで戻られた。

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   武奈ヶ岳山頂を目指す

 

武奈ケ岳の山頂は、ハイシーズンに比べて人が少なく、ゆったり昼食を摂ることができた。同じ道を下り、八雲で齋藤さんと合流して下山した。下山も多く休憩をとったので、イン谷口に着いたのは17時を回っていた。個人の課題に取り組んでもらうためのボッカトレーニングだが、リーダーとしての判断はこれで良かったのか、課題が多い山行と感じ、反省している。

 

  【感想】       54期 中村恵子
久しぶりの登山でボッカでした。15Kg

も持てるか心配でしたが、なんとか行けていいトレーニングになりました。暑さは覚悟していましたが、尋常な暑さではなく、体力気力を奪われる感じでした。それと名前はわかりませんが虫の集中攻撃に何回もあって辛かった!です。
 でもボッカをしておくとなんか山に行く自信になります。

 

【感想】       59  江村一範

ここ数年、真夏の比良山でのボッカに毎年参加している。そしてテルモスに氷を詰めて山の上でかき氷をするのだ。そして今年も当然のように参加させて頂いた。ザックの重さは山行の数日前に膝を強打したので20キロに遠慮した。登り始めて数分で穴の空いたバケツのように汗が出る。ただ木陰に入るとまだマシに感じられ、標高が上がりカモシカ台を過ぎると、時折心地よい風も吹いた。7月は毎週の様に山に行っていたので、足が出来ていたのか比較的楽に登れた。ただ20Kgは軽すぎたかなと思う。武奈ヶ岳に登る前に八雲ヶ原で大休止してかき氷屋を開店。今年は田辺さんもかき氷器を持ってきてるので製造が早い。シロップはメロン、イチゴ、みぞれの3種類。それに練乳をかけて食べる。この灼熱の中のひと時の涼味を味わえるのが良い。そこで一息ついてからの武奈ヶ岳の登りは大変キツかった。山頂で食べた昼飯の冷凍チャーハンはヒットだった。これはコンビニで買った凍ったままのチャーハンを、ザックの中で自然解凍するだけ。安くて美味かった。帰りは比良山岳会の心のオアシス「ひらとぴあ」で風呂にも入れたが、行楽帰りの人でとても混んでいた。帰りの湖西道路はこれまた大渋滞で難儀した。また来年、比良山でかき氷屋を開店しているのだろうなと思う。

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     八雲ヶ原に向かう

 

【感想】         60期 YK

 いつも当日慌てるのだが、人生初ボッカの日はさすがに前日までにパッキングをすませた。当日詰めるものを詰めて比良駅で測ると17Kg…。しかしテント泊だとそれくらいになることもあるとのことなので、がんばってみることにした。背負うことすらままならず、背負い方を教えてもらい、体もヨロヨロするが、リーダーの小泉さんに荷物を詰め直してもらうと少し楽になった。山行は、荷物をおろしたり休憩をとってもらったりしても、暑さとザックの重さでふらふらになり、ペースが守れず大変困った。しかし曲がりなりにも武奈ヶ岳山頂にはたどり着けたこと、八雲ケ原でひと休みし皆でかき氷が食べられたことは嬉しかった。

 

【感想】      44期 田辺久美子

なかなか山に行けない今日この頃を過ごしていましたが、本当に久しぶりに例会に参加することができました。最近は通勤以外荷物を背負うこともなかったし、今年の夏は、荷物を背負って山に行く予定もなく、気持ち的にも15Kgも背負って歩けるかな?と不安でしたが、いろんな意味でのトレーニングのつもりで頑張りました。さすがに日向は暑くて暑くて辛かったですが、全体的には思ったより涼しいところも多くて、何とか元気に歩くことかできました。 

久しぶりにボッカに参加させてもらい、ゆっくりテント泊縦走ができる日が来るまでしっかりトレーニングしてこれ以上衰えないようにしていきたいなと思いました。小泉リーダー始め、皆さんまたよろしくお願いします。

 

【感想】         61  MN
歩荷トレーニングは、以前から気になっ

ており、その必要性も感じていました。しかし、なかなか一人で行う気にもなれないので、いい機会だと思い参加しました。
 当日は、例会初参加に加え歩荷、そして酷暑が予想されたため、相当身構えて参加しました。しかし、終わってみればとても充実した山行となりました。暑さはありましたが、時折吹く風が心地よく、振舞っていただいたカキ氷が、なんとも夏を感じさせるものでした。猛暑&歩荷は、普通であれば、ただただしんどい内容ですが、そんな中でも充実した山行になったのは、リーダーを始め、皆様のお陰です。ありがとうございました。

 

【感想】      61期 齋藤庄一

8月の猛暑が続くなかのボッカ例会となりました。参加を決めたのは、小泉リーダーが8月末に企画されている富士山例会に向けて、体力をつけるためでした。しかし、乗る予定列車にも遅れてしまい参加されましたメンバーの方にはご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

待ち合わせの比良駅でリュックの重量の測定を行うと20Kg強と、15Kgに比べて重くし過ぎてしまったと思っていたのですが、江村さんからの行くところまでいってみましょうの言葉で、そのまま頑張る事としました。8月のボッカは経験がなく、登っていく中で汗が滝のように出てきます。

水分も、塩分も出て行く中で、補給をしっかりしながら登っていきました。それでも体力的にきつかった為、途中の休憩の中で、ボッカ荷重を少し下ろさせてもらいました。

 八雲ヶ原まで到着し、江村さんらが用意して下さっていたかき氷を頂きました。山の中で味わえるかき氷はとても冷たくて、なんともいえないくらい美味しかったです。

 体も冷え、頑張って歩いていたのですが、体力的にきつくなり、コヤマノ分岐の手前でボッカを解除させてもらい登ることにしたのですが、今度は今までつった事もないような場所の筋肉がつるようになり、武奈ヶ岳の頂上近くまで登っていたのですが、頂上まで登るのをあきらめ、先に八雲ヶ原まで下りさせてもらうことにしました。

下りている途中も、足がつったり治ったりで体調も芳しくなく、なんとか八雲ヶ原に到着できたという感じでした。その後、武奈ヶ岳まで登って戻ってこられたメンバーの方達と合流し、メンバーの方からコムレケアを頂き飲むと、足のつるのもなんとか治まり、無事下山することが出来ました。

 その後、メンバーの方達と比良トピアの温泉につかり、大量にかいた汗を流し、すっきりしました。今回のボッカで想像以上に暑さに自分が弱いのと、もう少し体力をつけなくてはならないと感じました。8月末の富士山例会に向け頑張りたいと思います。御一緒していただきましたメンバーの方には迷惑をおかけし、すみませんでした。