京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3775 太陽ヶ丘オリエンテーリング例会 読図ポイント

2018年12月15日(土)

【メンバー】
小泉賀奈子(CL)、竹山昌孝、平川暁朗、梅村重和、江村一範、YK、齋藤庄一、伊藤 清忠、非会員1名    計9名
【行 程】
 12月15日(土) 晴れ
9:00  総合公園内体育館にてOLの説明とコンパスの使い方や歩測について確認

9:58  OL開始 1人ずつ1分おきにスタート

13:00 OL終了、昼食

14:00 見付けにくかった北側のポイントの確認  

15:10 終了

【OL記録】

小泉    30P 2時間30分

竹山   30P 2時間19分

平川   26P 2時間50分

梅村   26P 3時間 3分

江村   30P 2時間 3分

YK   19P 2時間57分

齋藤   30P 2時間50分

伊藤   28P 3時間 2分

非会員 13P 2時間51分

 【記録】 52期 小泉賀奈子

 久しぶりの太陽ヶ丘でのオリエンテーリング。今回は30個のポスト(初級・中級・上級、各10箇所)を回りきれるよう、制限時間を3時間に設定した。

 OLの概要を説明した後、体育館前に出て現在地の確認。続いて歩測。これで5000分の1図の感覚を掴めた。次に、シルバコンパスを合わせて一番近くの37番ポストを同定する。道路に柵があったのでもう一度同定しなければならなかったが、37番に向かって皆で歩いた。藪を分け入ってまっすぐ進む人、道なりに歩いて辿りつく人、どちらでも37番に着くことは可能。しかし、これが中級、上級となると、このようにはいかない。そんな話をしながらOLの感覚を掴んでもらった。

いよいよスタート。途中で出会っても情報交換はしないこと、13時にはレストランに集合することを確認。期の浅い人から1分おきに、最初にどのポイントにいくか宣言してから出発してもらった。

 13時、全員が無事に戻って来られた。迷った箇所や感想を話しながら昼食をとる。藪を突き切る箇所があったので、くっつき虫もちらほら。相談の末、60・45・57・41を皆で確認しに行くことになった。地図をよくよく見ると、尾根や谷がきちんと描き分けられている。ポストを見つけると皆さん納得されたのだが、やはり思いこみが邪魔をしているようであった。45は三方向からのアプローチが可能だと分かり、試しに行ってみると、ポイントでちゃんと出会えた。ポストが見つからないと不安になり、撤去されたのでは?と疑心暗鬼してしまうが、今回も全てのポイントが地図の通りに置かれていました。

 記念撮影をして解散。有志で銭湯「奥の湯」へ行き、たま木亭でパンを買い、帰路についた。

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【感想】59期 平川暁朗
 読図例会に参加したのは今回が初めてでした。GPSが使えれば、あとはざっくりとした認識だけでそれほど不自由も感じず、読図に重きを置いていなかった私の傲慢さもあったのかもしれません。地図読みは面白くないという認識が腰を重くしてきたところも多いと思います。
 今回も特別関心を持って参加したわけではなく、とある忘年会の前のヒマつぶしに良いくらいに思っていたところもありました。しかしいざやってみるとちょっとした宝さがしのようで面白い。地図を見て予測をつけるもののやはりこんなところにはないか、と思いはじめた矢先にポイントを見つけた時のやった感はたまりません。読図がゲームとしてこんなに面白いものだったことに衝撃を受けました。かなり足場の悪いところに潜り込んでいく探検するような感覚も良いです。もっと色んな場所のオリエンテーリングに挑戦してみたいと思いました。私の趣味がまたひとつ増えたかもしれません。

 

【感想】59期 江村一範

太陽ヶ丘公園に来るのは初めてで、オリエンテーリングの為に作られたような施設に感激しました。

途中で膝を痛めてしまいましたが、実際の山中で無くて良かったです。走力をつけてまた来たいと思います。

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【感想】61期  伊藤清

太陽ヶ丘には以前から時々遊びに来ていましたが、端から端まで歩くとこれほどに広い公園だったんだと今回初めて知りました。読図をするだけだから身体はかなり冷えるだろうと結構暖かい服装で臨んだのですが、いやはや広大な公園内を北へ南へ、藪の中をかけ登ったり下がったり、歩いたり走ったりで、汗をかいて身体は温まるばかりでした。藪から出てきたら、ひっつき虫が身体中にくっついて、特に靴紐に付いたのなんてなかなか取れませんでした。

「これは読図やなくて、毒図や…。」なんて思ったりもしました(笑)

でも、今回の読図例会で私自身にとって一番良かった事は、地図を客観的に読む、ということがつくづく大切だと再確認できた事でした。自身の思い込みで地図を見てしまうと目標は自身から遠ざかって行ってしまい、見つけられなくなるということですね 

今回は大変勉強になり、また楽しい一日でした。ありがとうございました。

 

【感想】59期 梅村重和

オリエンテーリング2度目の挑戦は、前回と同じ太陽ヶ丘運動公園のオリエンテーリングコース。前回は南から攻めてタイムオーバーとなったので、今回は北から攻めることとした。
 また、前回の教訓を生かし、地図をクリアファイルに入れ、ポストを見つけてパンチを入れた地点は地図上にラインマーカーでバツ印を付けて行くこととした。ここでのオリエンテーリングにて手渡される地図は5000分の1の地図。距離感がチトつかみにくい。また、ピンポイントでポストを見つけなければならず、ルートファインディングしながらお山を行動するのとは、また違った感覚である。小泉隊長の講習会の後で、10時からひとりずつ順次スタート。隊員同士が途中で出会っても、お互い情報交換というズルは許されないのである。ひとつ目は難なくクリア。ふたつ目が意外と難航した。北から南へ移動しつつポストを探すが、ほとんど前回の記憶がない。初級のポストは道端や緑地、中級は物陰とか林の中、上級になると藪の中とか見つけにくい所に設置されている。2回目とは言え、斜面の上からアプローチするのと下から探しに行くのとは全く景色と難易度が違う。藪の陰にひっそりと佇むポストを見つけたときは、思わずガッツポーズが出そうになる。残念ながら今回も制限時間内にcomplete とならなかった。オリエンテーリングはTreasure finding game(宝探しゲーム)と言ってもいいかもね。また、やりましょう!

 

【感想】 60期 YK

前日に読図マンガ本をぱらっと読んだりしてみたものの、OLは初めて。よく分からないのでとりあえず直進・直登の心でがんばってみたら、足がくっつき虫だらけになってしまった。皆でわいわい言いながら廻ったおさらいも勉強になった。その後、銭湯と有名パン屋さんに寄り道にも連れて行ってもらい、本日の予定はコンプリート。楽しく学べた有意義な例会だった。次は、地図を片手に、等高線を読み解きながら山を歩いてみたいと思った。

 

【感想】55期 竹山昌孝
初めてのオリエンテーリング、小泉CL 指導のもと渡された地図の指定区間を歩測して、地図上の距離と自分の歩数を最初に確かめた事が役立った。歩測した辺りの地形を確かめてココと決めたら方向を定めヤブに突入、ポストに行き当たった時の快感。夢中に過ごしたひととき、この経験を次の山で活かしてみたい。次の休み、がぜん山にわけ入りたくなった。

 

【感想】非会員

コンパスの使い方や、オリエンテーリングの回り方のコツを小泉さんに教えていただいてから、スタートできました。運動公園内でしたので遭難の心配がなく、コンパスが指す方向へひたすら直進してみたり、立ち止まって納得行くまで地図と地形を眺めたり、いろいろ試せました。地図とコンパスを頼りに歩く、ということを初めて体感できました。いい機会をありがとうございました!