京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

〈個人山行〉北方稜線剱岳

2021年7月22日(木)午後~25日(日)

北方稜線のメンバー

【メンバー】CL辻博、KI、NF 会員3名

【行程】【1日目】23日晴れ 午前6時半発扇沢黒部ダム~7時20分 ダム出発~10時18分 内蔵助平~12時18分 ハシゴ谷乗越~14時40分 二股~15時40分 仙人新道ベンチ~16時50分 仙人峠~17時25分 池の平小屋

【2日目】24日晴れ 午前4時40分 池の平小屋~6時10分 旧鉱山道取り付き~6時半 小窓雪渓~6時50分 小窓乗越~9時50分 小窓の王~10時10分 三の窓~10時20分 池ノ谷ガリー~10時50分 池ノ谷乗越~11時50分 長次郎の頭~12時10分 長次郎のコル~12時40分 剱岳~16時45分剱沢キャンプ場

【3日目】25日晴れ 午前4時25分 剱沢キャンプ場~6時30分 雷鳥沢キャンプ場~7時35分 ロープウエイ乗り場~9時50分 扇沢

小窓ノ王を目指す

【記録】NF

1日目:黒部ダムの観光放水を見ながら橋を渡り、黒部川沿いの細い道を歩く。下ノ廊下に続く道でもあり、次なる目標と胸を高鳴らせる。ハシゴ谷乗越は、7月の夏山シーズンに合わせて橋が架かり、登山道も草刈りなど整備をしていただいており大変歩きやすい。今回は、事前に、富山の山岳警備隊に問い合わせ、通れることを確認しておいた。道は快適でも、登りの斜度はきつい。2時間登って、1時間20分、沢筋まで下らねばならない。とにかく直射日光がきつく、汗だくで体力を奪われる。ここまでで7時間。

落ちないように慎重に

近くには真砂小屋があり、ここに幕営する人も多いそうたが、私たちはここから、池ノ平小屋までは約3時間尾根登り。気持ちは折れそうだったが、ひたすら我慢の気持ちで登り続け、仙人峠に出た時にはほっとした。仙人池からの裏釼の景色を楽しみにしていたが、すでに夕方でガスが上がっていたので、木道を歩いて池の平小屋へ。小屋に着いた時点で山頂へ登り切ったような充実感があったほど、苦しい道のりだった。 テントを張り、ご飯を食べて午後7時半ごろ就寝。

ようやく到着した池の平小屋

2日目:明るくなるのを待ち、出発。幕営地近くの雪渓を越え、ピンクテープを目印に、少し巻いて小窓雪渓へ。どこから雪渓へ降りるのかがポイントだが、「降りやすいところを見つけるしかないです」という辻さんの言葉に納得する。ネットの記録では、対岸の滝が目印だとある記載もあったが、雪渓の状態は常に変わるので、リーダーの言葉が正解。降りると、ひたすら雪渓を詰め上がる。慣れない私はゆっくりしか登れなかったが、先行のお二人は楽しそうにずんずん歩いて行かれる。

快晴の中、雪渓を詰める

小窓に着くと今度は雪渓のトラバースが待っていた。トラバースするのは10㍍ほどだが、何百㍍下まで切り立っているため、怖い。お二人は難なく通過されたが、私はIさんのピッケルも借り、ダブルアックスのようにして進む。へっぴり腰なのが恥ずかしい。小窓の頭は非常に格好いい形をしていて登りたくなったが(実際は私の力では登れませんが笑)ここは巻いて(一般的にも巻くところ)、池ノ谷ガリーへ。下りはガレ場で悪いけれど慎重に行けば見た目ほど悪くない。登りも、遠目に見ていたときは悪すぎるなと思っていたが、登り始めていくと、左端の岩をつたって登れることが分かり、悪さの中でもましだった。ところが距離がそこそこ長く、足元が悪いのも加わり、体力を奪われた。池ノ谷乗越につくと、いよいよ剱岳への岩場の通過。辻さんが、緊張感を持ってルートを模索される。岩場は上部、中部、下部、どこでもトラバースできそうな形状だったが、辻さんが中部を選んで下さり、慎重に進む。途中、岩場のてっぺんに懸垂下降の残置があるが、惑わされず、中部を進む。その後、残置のロープある場所に行き当たり、クライムダウンすることに。辻リーダーが「ルートファインデイング間違ったかなあ」と言いつつ、クライムダウンされた。私も後に続いたが、残置ロープがなくても十分、安定してクライムダウンできた場所だったため、正解だったと思う。その後、遠くからこの場所を見ると、別の危険そうな場所に残置ロープがあったり、赤土で滑りそうな場所に踏み跡があったりして、辻リーダーが選んだ場所が一番降りやすかった、と思った。

釼岳直前の最後の核心

それから20分、ピークのように見える岩場を「どうせ偽ピークなんだろうな」と疑いつつ登っていると、先行したIさんが笑顔で「釼岳についたよ」。心からほっとして、ようやく私も笑顔になれた。晴天の連休中なのに、山頂には人は少なく、ゆっくりと眺めを楽しめた。下山も人は少なく、カニのたてばいもすんなりと降りられた。とはいえ、疲労困憊に加え、連日の強すぎる直射日光で私の紫外線に弱い眼はダメージを受けており、現実的には歩みの速度はゆっくりすぎて、お二人にはもどかしい思いをさせた。ようやく剣山荘まで到着し、ほっと一息。釼岳が非常に美しく、あの山に登ったんだという実感と、充実感が今ごろになって湧いてきた。剱澤キャンプ場までの道のりが地味にまた長い。励まし合いながら歩いて、ようやく到着。ここからの釼岳も大変美しく、再び充実感が胸に迫りつつ、幕営する。

3日目:午前4時半出発。朝焼けに染まる釼岳が美しい。2日間とも非常にしんどかったが、こうやって振り返ると、その日々すら懐かしいような気がしてくるから不思議だ。とはいえ疲労はしっかり蓄積しており、別山乗越までの登りもつらいほど。ところが、乗越に付くとご褒美が。とてもくっきりしたブロッケンに出会った。ブロッケンは20分以上続き、釼御前小舎からも多くの人が出てきて感激の声が漏れていた。

ガスの中、室堂まで歩く。コバイケイソウが咲き誇っていた。室堂もテントの数が想像より少ない。バスターミナルまでの長い階段や微妙なアップダウンに苦しめられながら、ようやく到着。ターミナル前の立山の名水がとてもおいしかった。ここからは電気バスやロープウエイを乗り継ぎ、観光気分で黒部ダムまで戻ってくる。観光放水しているダムの上から最初に渡った橋を見て、無事の下山に、改めて充実感と安堵感が湧いた。

ブロッケン現象が見られた

【感想】NF

直前まで雨が懸念され、中止を考えていたが、なんとか小雨程度で済みそうなので決行することに。いざ、出発すると、小雨どころか、かんかん照りの酷暑となり、1日目は汗だくで我慢の山行となった。初日と二日目は距離が長くアップダウンも多く、樹林帯、沢筋、雪渓、ガレ場、ザレ場、岩場と、色んな種類の登山道が登場し、登山の醍醐味が詰まっているルート。裏釼の景色を堪能し、八峰やチンネを登っている人たちの姿が見え、コールも聞こえて、興味深かった。体力不足もあり、山行中、ずっとしんどいと思った経験はこれまでしたことがない程ではあったが、加えて、行程で一度も釼岳の姿が見えないのも一つの要因だったように思う。例えば槍ヶ岳を目指して縦走している時、槍が少しずつ近づくと意欲も増す。何かを目指す時、ゴールが見えているというのは勇気付けられるものだなとつくづく感じた。

しかし、何よりの励みは、仲間の存在だった。辻さんのルートファインディング、Iさんの安定した歩き方、優しいエールは大変頼もしく、お二人がいなければ歩ききれなかった。メンバーと天候にとても恵まれて、幸せな山行だった。ありがとうございました。

 

【感想】53期 辻博史

梅雨が明けても不安定な天候が続き、雨の可能性もありましたが結果、好天に恵まれ楽しい3日間になりました。

好天過ぎて初日の仙人新道で熱中症になり、全く歩けない症状に自分でびっくりしました。Iさんにスポーツドリングをいただき、しばらくすると回復しましたが、テン場手前で幸いでした。

2日目はメインの縦走でしたが、メンバーの技量は十分なのでルートファインディングに注意するだけでした。

ただ、連休前の整備がなされておりピンクテープが各所にあったので、バリエーション感が無く微妙な思いでした。

それでもこのルートは劒岳独特の景色とその変化が楽しめ、良いルートだなと再認識しました。

2泊3日の山行でしたが、できれば3泊4日でゆっくりと景色を楽しみながらをお勧めします。

 

【感想】KI

黒部ダムから初めて歩く裏劔へのルート。ダムの観光放水を木橋から眺めたり、最初は高揚感で足取り軽かったですが、暑さやテン泊装備の重さでだんだんとへばってきました。それでもなんとか夕方には池ノ平小屋までたどり着きました。

二日目はいよいよ北方稜線。ピンクテープを辿りながら歩くと小窓雪渓へ。アイゼン・ピッケルを装備して雪渓を登る。小窓へあがり北方稜線スタート。途中急斜面の雪渓を10Mほどトラバースはカニ歩きで慎重に。難しくはないが落ちたらとまらないだろう。いくつかのピークを巻きながら、チンネや八つ峰、源次郎尾根を登るクライマーを眺めていつかは登ってみたいなと思いました。無事に到着し二回目の山頂は10年振り、今回は眺望良好でした。

下山の別山尾根は長かった。あわよくば雷鳥沢キャンプ場までと考えていましたが、とても体力がもちそうになく剣沢キャンプ場で幕営。無事歩ききれ、3人で楽しい食事の時間を過ごせました。

長く苦しい北方稜線。辻さんにはルーファイ、Fさんにはルートの確認や決行の一押し等、お二人に助けていただいたおかげで無事に憧れのルートを歩くことができました。ありがとうございました。

No.3917 奥穂高岳&北穂高岳山行

2021年7月21日(水)夜~24日(日)

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北穂高岳山頂

【メンバー】CL土井司、SL高橋秀治、橋本満理子、木内真佐子 計4名

【行 程】7月21日(水)晴れ 京都JR桂川駅21:00 ― 24:30道の駅ななもり清見(仮眠)

 22日(木)快晴、夕方一時雨 道の駅ななもり清見5:00 ― 6:00あかんだな駐車場 ― 上高地7:00 ~ 8:00明神 ~ 9:00徳沢園 ~ 10:00横尾 ~ 11:30本谷橋 ~ 13:45涸沢(幕営

 23日(金)快晴、夕方一時雨 涸沢4:30 ~ 6:00北穂南陵取付 ~ 7:30北穂高岳8:15 ~ 9:45涸沢のコル ~ 11:00涸沢岳 ~ 11:15穂高岳山荘11:50 ~ 12:15奥穂高岳12:30 ~ 13:00穂高岳山荘 ~(ザイテングラート) 15:00涸沢(幕営

 24日(土)快晴 涸沢6:00 ~ 7:15本谷橋 ~ 8:20横尾 ~ 9:30徳沢園 ~10:30明神~ 11:30上高地 ―12:15あかんだな駐車場 ―(入浴・食事)19:00京都

 

【記録と感想】56期 土井司

従来からの念願であった北穂高岳涸沢岳を歩きたく例会を企画した。2年前テント装備でこの間を抜けようとしたのだが、北穂高へ登る際南陵取付きで両足がつってしまい断念。今回は涸沢にテントを張り軽量装備にしてリベンジした。

22日(木)

いつも通り「あかんだな駐車場」に車を停め上高地行きのバスに乗車しようとしていたところ、タクシーの運転手さんが特別料金の5,300円にて行くと売込みにきたのでそれに乗っかり上高地に到着する。コロナ禍で早朝にもかかわらずたくさんの人にビックリ(自分たちもその中の人ではあるが)。靴ひもを締めなおしてまずは明神へ向け出発。途中、河童橋から岳沢・奥穂高がきれいに見えておりパシャリ。帰りはガスっている恐れがあるので先に写真に収めておく。河童橋から先は幾分か人が減ったのでマスクを外し歩くことにする。

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上高地より奥穂高岳

雲一つなく素晴らしい山々を見ながら明神・徳沢を過ぎ横尾に到着する。橋本さんは上高地より先、高橋さんは徳沢から先は初めてということで素晴らしい景色が両名を迎えてくれていた。

横尾に着く手前でなんと梅村さんと出会う。表銀座・槍に行ってきてこの日は松本に泊まり、その後笹ヶ峰から火打岳へ向かうという。この日が4日目ということであり、さすがに少しやつれて見える。お互いに登山の無事を声掛けし別れる。

横尾の先から登山道に入り、本谷橋から先が本格的な登山道が始まり急登になる。小刻みに休みながら涸沢へと向かう。最後の休憩後橋本さんが先頭に歩いたのだが、早い!おいて行かれそうになりついていくのに必死であった。涸沢ヒュッテに到着して即ビールを飲みたかったが、グッと我慢してテント場の確保をおこない設営してから穂高連峰を眺めながら乾杯した。

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涸沢テント場

23日(金)

昼過ぎから雨の予報であったので予定より早出にした。北穂高への上りは急登で始まる。今回の装備は日帰りで軽量であるがそれでも結構きつい。2年前はここを炎天下にテント装備で登ったのであるが、今から思うとよくそんな計画を立てたものだと思う。途中休憩しながら1時間半程で南陵取付きの下に着く。気持ちを整え鎖とハシゴを継いで南稜に取り付く。ここから先は岩稜をジグザグに登っていく。左には涸沢カール、右にはゴジラの背(北穂東陵)を見ながら高度を上げていく。いつかはゴジラの背を通って北穂高小屋にたどり着きたいと思っていたが、それはもう体力的に無理であることを今回南稜を登っていて実感した。さらに1時間半程登りようやく北穂高岳に到着する。槍ヶ岳常念岳、滝谷、遠くは鷲羽岳等など素晴らしい景色が360度に広がっており、辛かった登りを忘れさせてくれた。北穂高小屋に下りここでゆっくり休憩する。

小屋のテラスで槍ヶ岳や大キレットを眺めながら注文したコーヒー(インスタントではありません)を味わった。このシチュエーションでのコーヒーは最高に美味しかった。たっぷり休憩した後、今回のメインである涸沢岳への縦走路へ向かった。

南稜の分岐を右に登る。一旦少し登りすぐ切れ落ちた岩場を下る。数百メートル切れ落ちた光景がいやでも目に入る。反対側からやってくる人とのすれ違いもギリギリの場所を選びやっとのことで交差する。緊張感が高まる。

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滝谷側へ降りる

細かいアップダウンを繰り返し少し広めのところで休憩。ようやく緊張感を緩められた。しかし涸沢岳まではまだ半分強残っている。涸沢のコルを過ぎると鎖とハシゴが連続する250m程の登り一辺倒。滝谷ドーム近辺程の緊張感はないが油断はできない。長く急な斜面を登りきりようやく涸沢岳に到着。山頂での休憩はそこそこにして穂高岳山荘に下る。ここで高橋さんと橋本さんを残し木内さんと二人で奥穂高岳へ向かう。山荘での休憩中にガスが湧き奥穂高岳に着いた時には周囲は何も見えなくなってしまった。早々にお二人が待つ山荘に戻り、雨が降りだしそうだったのですぐに涸沢へと降りることにした。

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穂高岳山荘にて

ザイテングラートを下っている途中で雨が降り出したが、大雨には遭わずに何とか涸沢小屋にたどり着いた。ここで生ビールを注文し小屋のテラスで乾杯しようとしていたら、一気に雨が強まり結局立ち飲みになってしまい1時間近くの雨宿りを余儀なくされた。

 24日(土)

最終日の朝も良く晴れて雲一つない天気であった。この日は下るだけであったのでゆっくり寝ていられたが、涸沢周囲のモルゲンロートを見るため早起きした。待つこと約30分、常念岳方面が明るくなってきた、奥穂高岳から色づいてきて涸沢岳北穂高岳、昨日歩いた稜線も赤く染まってきた。徐々に色が濃くなりまさに「山が燃える!」そのような表現がぴったしな情景となった。素晴らしい!その後朝食をとり、テントを片付け、後ろ髪をひかれながら涸沢を去った。希望としてはパノラマコースを通って下山したかったのだが、残雪が多く通行止めになっていたのでやむなく登ってきた道を下った。

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燃える涸沢岳と涸沢槍

今回は夕立はあったが天気もよく、念願の北穂・涸沢岳間踏破、涸沢でのモルゲンロート眺望と願っていたことが叶えられ、更にご一緒いただいた皆さんのおかげでより素晴らしい山行となりました。高橋さんのすき焼き、木内さんの肉味噌麻婆豆腐、橋本さんのコーヒー等などどれも大変美味しゅうございました。また、どこかの山でご一緒できればと思っております。ありがとうございました。

 

【感想】53期 高橋秀治

上高地から延々と歩き、やっと涸沢に到着。お決まりのテラスで乾杯。そこから見える壮大な風景にさらに乾杯。何杯も飲んでしまいしそうな気分になる。そして、すき焼きに日本酒で何度目かの乾杯。ここがどこかを忘れてしまいそうになるが、上を見上げると暮れていく岩壁の稜線を眺めて酔いが醒める。

今まで何故ここを訪れる事がなかったのか不思議な気分で翌朝を迎えた。いきなりの急登を登り、北穂高岳に到着した頃にはへとへとになる。これからの岩稜歩きを考えるとこれ以上は無理をしない方が良いのかと自問自答をする。しかし、北穂高岳小屋のテラスで大キレットから上がって来られた女性パーティの高揚感を横で感じ、進む事を決めた。このルートは最近でこそ鎖等が整備され一般ルートになっているとの事であるが、緊張の連続である。しかし、飛騨側の切れ落ちた高度感で気分は高揚してくる。だから達成した時に癖になる。

やっと涸沢岳に到着。今度はヘロヘロである。翌日もボッカして上高地まで降りる事を考えて穂高山荘テラスでまったりとした時間を過ごす。ザイテングラードを通過する途中から雨が降り出し鎖をつかむと滑る。無事小屋に到着して、テラスで乾杯をしようとしたら、どしゃぶりの雨。軒先で雨宿りしながら立ち飲み。ようやく小止みになりなりテン場にもどり、今夜は肉味噌麻婆春雨で歩いた稜線に乾杯。

今回、何回乾杯したかはわからないが、土井リーダーをはじめ、メンバーの皆さんや天候にも恵まれ、さらに適度な緊張の連続等の素晴らしい山行きとなり、ありがとうございました。

最後になりますが、北穂高小屋に泊り、大キレットを進み槍まで縦走する事や、残雪期の奥穂高岳登山の妄想に乾杯です。

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穂高小屋から槍ヶ岳と大キレットを望む

【感想】64期 木内真佐子

涸沢には何度か行っているもののそこから上に登ったことがなく、去年はコロナでなかなか計画出来ず行けそうになったら雪が降ってしまい、今年こそは!と思っていたら例会でこの山行があり、願ってもないチャンスとばかりにすぐにリーダーの土井さんにコンタクトし参加させていただきました。

連休初日は涸沢でテント泊、夕食は高橋さんに用意していただいたすき焼きに舌鼓を打ちました。予報通り夕立があり急に寒くなりました。テントは初対面の橋本さんと一緒でしたが、緊張感もなく疲れからすぐに寝てしまいました。

翌朝は4時半に出発し長い一日でした。北穂高岳山頂からは360°の絶景を堪能出来ました。高所が苦手なため北穂から涸沢岳への難所をYouTubeで予習してビビっていましたが、先頭の高橋さんについて行き、最後尾には土井さんがいるので落ち着いて進むことが出来ました。コルまで激下ってから何度も偽ピークに騙されて涸沢岳に着かないのが辛かったです。

穂高岳山荘に到着する頃には雲も多くなり、休憩してるとガスが沸いて来たので、土井さんについて奥穂高岳ピストンしました。山頂ではガスガスで真っ白でしたが、来れたことに感謝して手を合わせました。雨がポツリポツリと降り出す中、疲れた足でザイデングラードから慎重に下山しました。夜は高橋さんから司令のあった肉味噌を作ってきたので麻婆春雨にして食べました。翌朝は天気もよく観光客でいっぱいの上高地経由で無事帰途に着きました。

土井さん、高橋さん、橋本さん、3日間ありがとうございました!

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奥穂高岳山頂

【感想】57期 橋本満里子

憧れの穂高。ここまでの岩稜歩きの経験もなく不安しかありませんでしたが、当日は天候にも恵まれとても充実した山行となりました。

穂高への登りはきつく、相当ばててしまいましたが山頂からの絶景で少し回復。まだこの先長しです。気を引き締め直して出立。でも、体辛いなぁ・・・。

事前に、北穂高から涸沢岳のルートは気を抜けないこと、その時間も比較的長いことを聞いており常に「こう言う時の全集中!」と言い聞かせ、安全第一で挑みました(ものすごく腰が引けてましたけど)。おかげで?目前の壁、行く先 上方のルートを見るのに必死で自分の背面がどうなっているのか考えにも及ばず(正確には少しは気になりましたけど)。何よりも、先輩方より的確なご指導をいただき、恐怖心にとらわれることなく安全に進めたと思います。後に写真を見て、怖さ倍増です。

涸沢岳終盤のハシゴからのクサリ場で、前を行く方々がハシゴを上がり、その後姿が消えていくのが不思議で下からぼんやり眺めておりましたが、自分が行ってみて納得。ハシゴの終わりからクサリ場が後ろにまわり込んでいる・・・。そんなのありか?! と一瞬、笑えてしまいました。涸沢岳山頂に着いたことにも気付かない疲弊ぶりでしたが、少しほっとした山頂到着でした。

今回は、若干の山酔いでテン場に着いてからずっと具合が悪くとうとう奥穂高への登頂はあきらめざるを得ませんでした。無念ですが、自分の準備不足!帰宅後、みなさんの写真を拝見して「絶対 奥穂高いくぞぉ~!!!」と既に意気込んでいる始末です。夕飯の共同食も多くは食せませんでしたが、絶品。準備していただき本当にありがとうございました。

3日間、ご一緒させていただき素晴らしい経験をさせていただいたこと感謝しております。また、いつもあたたかく見守ってくださっている会のみなさまへも感謝しております。本当にありがとうございます。

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滝谷ドーム手前をトラバース



 

No.3904 春の六甲山の山歩き ~有馬を目指して~

2021年4月3日(土)

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「山」と「峰」を手で隠すと、「六甲最高」になるみたいです

【メンバー】CL KY、SL KK、辻春見、山田俊男、FT、尾上実 計6名

【行 程】4月3日 晴れ曇り 阪急芦屋川駅9:00~ 9:40高座ノ滝~10:30風吹き岩~11:10 雨ヶ峠~12:00一軒茶屋(昼食)12:40~13:00六甲山山頂13:30~15:00有馬温泉「金の湯」16:00温泉街散策~18:00解散

 

【記録と感想】62期 KY

六甲山に足を踏み入れたのはいつぶりだろう。私の記憶に残っているのは、7~8年前くらいに摩耶山に登ったときのこと。それ以前の記憶はなく、「人気ルートを歩いてみたい!」と思い立ち、六甲山の山行計画を立てました。芦屋川駅近くには桜が咲き乱れており、登山口までの街歩きを楽しませてくれていました。

さて、登山道にはたくさんの登山客が。さすが休日、そして人気ルートです。岩場あり、緩やかなハイキングの道があり、少し急な登りがあり、様々な表情を見せてくれる登山ルートは、登りごたえばっちりでした。いつも難しい山行をこなされている方たちばかりだったので、「ペースはゆっくり過ぎないかな?」「退屈だったりしないかな?」と、変な心配をしていましたが、終始楽しそうな皆さんの様子を見ていてホットしました。山の話、哲学の話、グローバルな話など、山行中は会話が弾みましたね。みなさんの新な一面をたくさん発見できました。

道中には、ヤマツツジや山桜が咲き乱れていて、春を肌で感じることができます。思いの外汗ばむ陽気で、下山後の温泉がとても待ち遠しいなぁと思いながら歩いていました。下山後の温泉は、予想通り最高でした。ビール、鉄板焼きも加わって、心も体も満たされて、大変満足でした。サブリーダーでサポートしてくださったKKさん、ご一緒してくださったみなさん、ありがとうございました。

 

【感想】52期  KK

春のうららかな陽気に包まれて、KYさんの初リーダーポイント例会が行われました。遡ること数ヶ月前、リーダーポイント説明会で「六甲山あたりのハイキングを考えています。」とKYさんからあり、一度も行かれたことがないとのことだったので、メジャールートではあるけれど、岩に沢筋にイノシシに、いろいろな景色を楽しめるこのルートをお勧めしました。

春の桜の季節のハイキングは、とても気持ちがいいです。思っていたより暖かくて、長袖のインナーでは暑かったほど。六甲山頂では神戸港が見渡せ、すかっとしました。特筆すべきはトイレが新しくなっていたこと。これならテント泊もできるのでは…。とこっそり企んでおります。魚屋道を下る頃には、FTさんの哲学講座が始まり、人生について熱く語る山田さんに新たな一面を発見。個性豊かな皆さんとご一緒できて、新年度の追われるような忙しさから解放されたひとときを過ごすことができました。

企画してくださったKYさん、ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。

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六甲山登山開始

【感想】53期 辻 春見

半年ぶり位の久々の山行。芦屋川駅に9時に集合して、風吹岩~海ケ峠~六甲山山頂~有馬温泉と約12kmのハイキング。
状況が状況なだけに、閑散としているかしらと思いきや、然にあらず…離合できない狭い山道では、渋滞も。それでもお天気はピーカンでもなく、程よい気候で、諸所の満開の桜を眺めながらののどかなハイキングとなった。
知識豊富な皆さんのお話を伺いながら、和気あいあいと楽しい時間を過ごした。
皆さんは下山後温泉に入り、軽く食べて帰る予定だったが、自分はその夜用事があったため、有馬温泉駅から帰路に着く。

久々に気分転換ができた。皆さまお世話になりました。今後ともどうぞ宜しくお願いたします。

 

【感想】62期 FT

今年のサクラは開花が早く、下界は見頃を過ぎていたが、六甲、有馬はサクラとコブシに彩られ、春爛漫の一日だった。

ロックガーデンから六甲最高峰までは、緩やかな上りがつづき、話をしながら歩くのにちょうどいい。寒くもなく、暑くもなく、楽すぎでもなく、苦しくもなく。花の色香を愉しみ、野鳥の声に耳を澄ます、何もかもが丁度いい、楽しい大人の山登り。山が好きな仲間とこんな体験を共にできるのは幸せなことだ。

下山後、温泉につかって、(感染対策に留意しつつ)ビールで乾杯。リーダーのKYさん、最高の一日をありがとうございました。また有馬に行きましょう!

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六甲山山頂付近から

 【感想】62期 山田 俊男

KYリーダーが企画して下さった六甲山例会に参加してきました。今回は芦屋川から有馬温泉に抜ける人気のコース。5年前にも同じコースを歩いており、日記を読み返すとトレランする人を見て、自分も山を走ってみたいと記しています。まだその頃は四年後に出るトレランの大会で地獄を見ることなど知らないのですね。そういう意味では今回の山行は原点回帰というか、山を登り始めた頃の自分と出合う旅でもありました。普段集会でしかお会いしない方々とも交流を深めることができ、貴重な時間を過ごすことができました。山旅のゴールは有馬温泉です。汗を流してお酒を楽しむには最高の場所。お酒が入り心地良い気分になると皆さんとお別れするのが少し寂しくなりました。KYリーダー、KKサブリーダー企画から山行までありがとうございました。FTさん青空の下での白熱教室に痺れました。翻訳なさったプラトンの弁明を拝読中です。尾上さん在米あるあるネタでまた盛り上がりましょう。辻さん初見でしたが楽しくお話しさせていただきました。次回は是非酒席もご一緒できればと思っています。皆様ありがとうございました。

 

【感想】63期 尾上実

今回の例会は私にとっては4回目の六甲山となりましたが、初めてのコースでした。絶好の天候に恵まれ、桜や山ツツジも満開状態で最高のハイキングでした。六甲山山頂も初体験で、ドライブでこられた方達で混雑しているのではと思っていたのですが、ハイキングで来るようなところで、ハイカー達だけだったのでゆっくりと景色を楽しむ事ができました。大阪ドームが見え、どこに見えるかを皆んなで見えない人に一生懸命説明していた事が印象に残っています。

土曜日で天気が良く桜も見頃という事で、多くのハイカーで賑わっており、途中の階段では渋滞することがあったけど楽しい会話やいい天候で苦痛にはならなかった。またリーダーがうまくペースを考えて行ってくれたので歩きやすかったです。会話の中でギリシャ哲学のソクラテスの弁明について講習を受け、分かりやすい解釈法を話し合った事が印象深く残っています。哲学にひとかけらも興味が無かった私が早速帰って図書館で本の予約をしたくらいです。

有馬温泉に下山してからは金湯や自然に湧き出ている炭酸水を初体験でき、またお好み焼きやクラフトビールまで皆さんと楽しむ事ができました。山の景色をゆっくり見る暇がないほど皆さんとの会話がはずみ、大変印象に残るハイキングとなりました。リーダー始め皆様には会話に参加させていただき有難うございました。今後もよろしくお願いします。

No.3902 スノーシュー 土蔵岳(蕎麦粒山遠望)

2021年2月11日(祝)

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蕎麦粒山をバックに

【メンバー】CL秋房伸一、AT 、NF、鹿嶽真理子、会員4名

【行程】11日(木)晴:三条京阪7:00=(北陸道木之本IC)=八草トンネル(デポ)9:25〜9:37 林道を外して山腹にとりつく〜10:09尾根〜10:24 P816〜12:12 P780〜(ピストン)〜13:30 P816〜14:20デポ地=京都

 

【記録と感想】52期 秋房伸一

積雪量の多い山域ということで、近江美濃国境の土蔵岳を目指した。

北陸道を木之本ICへ。木之本市街には雪はまったく無かったが、国道303号線をしばらく走ると、残雪がどんどん増えた。

八草トンネル付近は、除雪してなければとても歩けない位の雪で、デポ地ですぐにスノーシューを装着。しばらく八草峠旧道を進み、尾根に取り付いた。けっこうな傾斜で緊張感を要したが、スノーシューを蹴り込み、ステップを作って登った。先頭はATさん。

尾根に登ると傾斜は緩やかで、平和なスノーシュー歩きとなった。積雪量は多いが、気温が高くて重たい雪が締まっていて春山の雰囲気。フカフカ雪のラッセルは望めなかった。

左手後方には雪を冠った横山岳が望め、816mピーク付近では凛と美しいピラミダルな山容が目に止まった。山座同定したところ、奥美濃の蕎麦粒山(そむぎやま1297m)。

780mピークで昼になり、このペースでは土蔵岳は諦め、937mピークまで登って周回ルートをとろうかとも考えたが、もうここで引き返そうということになった。蕎麦粒山の美しい姿も見られたことだし、腹いっぱいだということで。

時間も十分あるし、ATさん持参のドローンで雪山風景を撮影してもらっていたところ、ドローンは937mピーク方向に飛んだまま、ロストしてしまった。

なんとか帰着しないものかと固唾を呑んで見守ったが、バッテリー切れの時間であるし、帰還は無理だとオーナーのATさんが判断され、ドローンの遭難を心苦しく思いながら下山することにした。

帰路は、あっという間であったが、最初の急斜面取り付きは避けて、地形図をみて斜度の緩いと思われるデポ地への直行方向ルートをとった。旧道に降りるところで擁壁の急傾斜のため若干苦労していた会員にATさんが、沢登りのショルダーのように肩を貸して、無事、皆下山することができた。沢登りは雪山でも役立つ。

早々に下山したので、まだ明るいうちに自宅に帰着した。

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蕎麦粒山遠望

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※山行ログ

【感想】51期 AT

今まで厳冬期の北アルプス南アルプスの強烈な風と寒さでも果敢に飛んで素晴らしい映像を残してくれたドローンだったが、快晴無風ポカポカ陽気の中、P937という名もなき山の向こうに消えてしまった。

ドローンよ今までありがとう。

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遭難してしまったドローン



No.3892 スノーシュー 三十三間山

2021年1月16日(土)

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三十三間山ピークにて

【メンバー】CL秋房伸一、AT、高橋秀治、鹿嶽真理子、小前竜吾、ON(見学)会員5名 見学1名 合計6名

【行程】16日(土)曇りのち雨:ロッジ前7:00=道の駅「若狭熊川宿」(デポ)8:45〜9:58 林道を外して山腹にとりつく〜スノーシュー装着10:40〜ろくろ山(662.3m)11:48〜12:45三十三間山(842m)12:56〜ろくろ山13:28〜林道14:35〜15:45デポ地=京都

 

【記録と感想】52期 秋房伸一

今年は去年と違って積雪の知らせは12月からみられたが、いったん雪が降った後、気温が高くなった。

当日も、この季節としては暖かく、天気予報では雨。デポ地から山を眺めると木々に雪はまったく着いてなくて青黒いが、林道には雪。ツボ足で進み、林道を外してしばらく急登後、スノーシューを装着した。

尾根を上がるにつれ、積雪は深まり、途中の道標は頭まですっぽり雪に埋もれていた。ろくろ山山頂付近で風のため雪が飛んで地肌が一部見えていたのを除いて、全般的に積雪は十分。気温上昇のためか春山のように締まった雪で、ラッセルはなかったものの、雪面がドカンと広がる期待どおりのルートであった。

天候が悪化してガスに覆われて雨風の中、山頂に到着。記念撮影をして早々に下山にかかった。

林道に降りたところでスノーシューを外したが、ツボ足での林道歩きは結構沈み、舗装路までスノーシューでよかったと思った。

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ルートのログ

【感想】61期 小前竜吾

道の駅若狭熊川宿からスタートし、風情ある宿場街道を気持ちよく歩きます。今回はこの鯖街道の宿場町として栄えた熊川に車を駐車して、ろくろ山経由で三十三間山にスノーシューハイクです。目論見通り、スノーシューハイクは実現しましたが、気温が温かいせいで雪は降らず雨となりました。

尾根に上がったところでスノーシューに履き替え、ブナ林をかきわけながら進みます。雪原は広々としており、晴れたら最高の景色だろうな~と思いながらの山行となりました。 天気予報通り終始雨となり、ソフトシェルでは雨具の役目にならず、ずぶ濡れ状態となりました。 嵩張る冬靴にスノーシューを履いていると、山行の途中から雨具を装着する気になれず、頭からつま先までずぶ濡れに。雨具を着ると暑いこともあるのですが、スタートから装着すべきだったと反省しました。

ほぼ修行のような山行になりましたが、それでも三十三間山ピークに到着すると嬉しいものですね。皆さんと記念撮影を笑顔で撮りました。じっとしていると寒さでブルブル震えてきます。雪山山行にはつきものの短時間の食事で、予想通りカップ麺はいただけず残念でした。よって、スポーツゼリーとカロリーメイトでしのぎました。

下山の中間点あたりから、靴の中で水がスイングしていることに気づき、気持ち悪いものでした。下山後にメンバーに聞くと、大なり小なり浸水しており、靴のせいではないな!と少々安堵しました。想像ですが、私のパンツは丈が短く靴にインしています。雨水がパンツを伝って靴に進入したものと思います。今後は丈の長いパンツを靴の外に出して履こうと思います。今回は天候には恵まれませんでしたが、スノーシューハイクは堪能できました。企画していただいた秋房CL、同行いただいた皆様に感謝いたします。

 

【感想】53期 高橋秀治

昨年スノーシューハイクにあまり行けなかったので、今年の足慣らしにと思い参加表明しました。

この時期は年末の寒波で雪がたっぷりあるだろうと思っておりましたが、駐車場からの眺めた湖北の山並みには雪がありません。

林道を進むと何とか雪が現れましたが、ツボ足で進み取り付きやすい尾根の急登を這い上がり稜線手前で何とかスノーシューを履く事が出来ました。

天候は昼から雨予報でしたが、稜線では雪が降ってくれるかとの微かな望みを持って臨みましたが昼前から雨が降ってきました。さらにガスも沸き上がり景色もなく雨の中のスノーシューハイクで全身びしょ濡れになりながら、何とか三十三間山のピークも踏めました。

しかし、久しぶりにATさんと歩けた充実した山行きでした。

企画頂いた秋房リーダーをはじめ、ご一緒頂いた皆様ありがとうございました。

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三十三間山を目指す

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雪面が広がる