京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3966 五竜岳-唐松岳 1泊 ※テント泊ポイント

2022年8月5日(金)夜〜7日(日)

五竜頂上直下:好天です

【メンバー】CL EH、SL TS、KM、DT、HM、WT 会員6名

【行程・記録】64期 EH

■8月5日 天候:晴れ 20:00 京都駅八条口=24:20 道の駅「安曇野松川」

■8月6日 天候:曇り/夕方から雨 06:00 安曇野松川=6:40 テレキャビン駅 07:30~09:20 小遠見~09:45 中遠見~10:30 大遠見~13:40 五竜山荘テン場

■8月7日 天候:晴れ/午後より曇 04:40 五竜山荘テン場~05:45 五竜岳~06:40 テ

11:00 唐松岳~12:00 丸山~12:55 大池~13:40 リフト乗り場

五竜岳を下れば朝ごはん

【記録・感想】64期 EH

一度は行ってみたいと思いつつ、岩場を恐れるあまり機会がなかった白馬の南の山群ですが、比較的マシそうな唐松-五竜なら何とかなるかもと思い、チャンレンジすることに。

前週の甲斐駒例会と引きづっているようなメンバー構成で、登りも下りも宴会も楽しめそうです。

今回も甲斐駒に続き、直前に天候が不安定に。北陸では川の氾濫等も発生しているようで、どうしようか という話もありましたが、今回は全く躊躇なく「決行」。こちらには晴れ大明神と晴れ晴れ教の教祖が揃っており前週に相性も確認済ですので、気にせず行きましょう!

とは言え、当日朝はこれでもか!という曇天(笑)。まあ徐々に良くなるでしょう。

遠見尾根は長くてキツイと聞いてましたが、どちらかというと風が通らないことによる「暑さ」がきつかったです。やせ尾根や鎖場、登って下って、雪渓やお花畑もあり、あまり退屈することなく楽しく登ることが出来ました。

昼過ぎに小屋に着くと、テントの申し込みと同時にビールをチェック!冷えてそう!美味しそう!爆速でテント設営し、小屋前のテーブルで冷え冷えビールで乾杯。DTさんの高級プレミアムビールは冷えすぎて凍っていたため、出来る限り飲んだ後で新品に交換。

そのままワイン、日本酒が乱れ飛び、食当のKMさん渾身の具沢山キーマカレーもほぼ酒のあてとなり、数時間にわたる宴会が終了。今回初使用となるモンベルのステラリッジは早寝組、知床は継続宴会となりましたが、雨足が強くなり、ほどなく宴会も終了です。

夜中は雷を伴った大雨となり、トイレに行ったDTさんが戻れないといった問題もありましたが、その分翌朝はぴーかん!一時間ほど登りで山頂となりましたが、晴れ渡った景色を眺めることが出来ました。

今回は私の希望(長野県の推奨による)で全員ヘルメットを持参頂いたのですが、空いた岩場をヒラヒラと越えていくWTさんを見ながら「要らんかったかも」と反省しました。

テン場に戻って朝食の後、晴れ空のもと唐松へ向けて進みます。初めは遠かった唐松も徐々に近づいてきて、アッと言う間に牛首。五竜の登りの方が岩場としては嫌なとこだった気がします。トップのTSさんの励ましと絶妙のペースメイクに引っ張ってもらい、岩場も難なく終了し、唐松の小屋へ到着。ここからは空荷で唐松岳山頂を目指し、こちらも晴れ空のもと、難なく山頂へ到着。ただガスが濃く、時々五竜や白馬がちらっと顔を見せるだけ。。残念ですが、仕方なし。

下りの八方尾根はたまに見える不帰の剣や巨大な雪渓(扇雪渓等)以外単調なルートですごく疲れました(笑)。長いだけになおさら辛かった気がします。

残念ながら八方池でも景色が望めないまま池山荘まで降りてリフトで下山。

HMさん曰く、週末のスキー場の最終リフトに取り残されて、事件が起きるB級映画があるらしく、その話で大笑いしている間に下山完了。しんどかったけど終わってみるとすぐでした(毎回思いますが)。

今回もメンバーと天候と料理と酒と景色に恵まれた充実した山行でした。御一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。

唐松岳山頂へは空荷でラクラク

【感想】56期 DT

二週連続のアルプス山行で、今回も出発前に天候が心配されましたが大きく崩れることはなく、まあまあの天気でした。遠見尾根は曇りで視界はほとんどありませんでしたが、その分暑さが抑えられ助かりました。翌日の五竜岳登頂時は快晴で絶景を堪能でき、改めて皆さんの日頃の精進のおかげと感謝した次第です。今回は食担がKMさんになり作っていただいたキーマカレーは絶品でした。おかげでお酒が進む進む。皆さん重さに負けずお酒をボッカしていただき私が一番多く相伴にあずかったのではないでしょうか。改めてお礼申し上げます。
EHリーダーお疲れ様でした。ご一緒いただきました皆さん山行を盛り上げていただきありがとうございました。
次はどの山で皆さんと美味しい食事とお酒をご一緒できるのか楽しみにしております。

下り始めるやいなやガスが掛かり、雷鳥がお出まし

【感想】53期 TS

先週の南アルプスに引き続き、今週は北アルプス五竜岳から唐松岳縦走例会に参加して来ました。

テレキャビンとリフトでいっきに1500mまで上がり、そこから延々と続く遠見尾根を進みます。今回はリュックが肩に食い込みます。時折上を見上げると五竜鹿島槍は、ガスの中でした。白岳直下までたどり着き、最後の急登をあえぎながら這い上がり漸く五竜山荘が視界に飛び込んで来ました。

テン場は思ったいたほど込み合っていなく、「知床」と「まだ名前がないモンベルのテント」を並べて張り、テラスに移動後「五竜居酒屋」が開店。先ずはビールで乾杯。その後は夕食の野菜たっぷりキーマカレーをあてにワイン。しめは日本酒にて閉店。因みに先週の北沢峠では生ビール大が700円でしたが、こちらは350mの缶ビールが700円です😢

翌朝はご来光を眺めながら、鎖場を進み、五竜岳のピークを踏む事ができました。テントを撤収していると五竜山頂はガスに包まれて行きました。

テン場をあとに、牛首の鎖場を抜け、ようやく唐松岳頂上山荘に到着し緊張が解けました。唐松岳山頂を踏み、今回は通過しない不帰の瞼を目に焼き付け、記念撮影もそこそこにして、八方尾根を一気に下山。途中の八方池では残念ながら湖面に映る雄大な白馬三山の姿は見れませんでしたが、「不帰、八峰の両キレットを避けつつ、北アを楽しみたいと思います。」と案内されていた通りの楽しい縦走でした。

ご一緒頂いた皆様ありがとうございました。

 

【57期 WT】

数年前の残雪期に訪れて敗退してから、ずっとピークに登ってみたかった五竜岳。夏の縦走として企画いただいた事を知り、すぐに申し込みました。遠見尾根は文字通り長く、暑く、景色もガスで真っ白。汗が目に沁みました。何度もめげそうになりましたが、明るいメンバーのみなさんに気持ちを引っ張っていただき五竜山荘のテンバへ。到着後のビールにワイン、日本酒での大宴会、美味しいキーマカレーは疲れた身体に沁みました。長い登り道の疲れが癒されました。翌日はピーク時のみガスが晴れる、奇跡的な天気!特に五竜岳のピークは快晴で、朝焼けの雲海が大変美しかったです。

久しぶりの夏の縦走はメンバーの皆様のおかげで、大変充実した楽しい二日間となりました。

リーダーのEHさん、ご一緒くださったメンバーの皆様、どうもありがとうございました。

No.3950 仙丈岳-甲斐駒が岳+粟沢山 ※テント泊ポイント

2022年7月28日夜(木)〜31日(日)

摩利支天を望む

【メンバー】CL EH、SL DT、KI、TS、HM、OM 会員6名

【行程】

■7月28日 天候:晴れ、夜に雨 20:00 京都駅八条口=23:30 道の駅「南アルプスむら長谷」(駐車場泊)

■7月29日 天候:晴れ/夕方に雷雨 05:00道の駅「南アルプスむら長谷」=5:30 仙流荘 06:05(バス)=06:55 北沢峠~07:05 長衛小屋 テン場 07:40~09:35 栗沢山 10:05~10:50 仙水峠~12:10 テン場

■7月30日 天候:晴れ/午後より曇 05:20 長衛小屋 テン場~06:00 二合目~06:40 四合目~07:20 六合目~08:00 小仙丈ケ岳 08:15~09:10 仙丈ケ岳 9:40~09:50 仙丈小屋~10:40 馬の背ヒュッテ~11:25 藪沢大滝ノ頭~12:25 北沢峠~2:35 テン場

■7月31日 天候:晴れ 04:00 長衛小屋 テン場~04:20 北沢峠~05:00 二合目~06:00 双児山~06:45 駒津峰 6:50~07:30 岩稜コース分岐~08:15 甲斐駒ヶ岳 8:35~09:50 駒津峰10:00~10:45 仙水峠~11:40 テン場 12:15

甲斐駒ヶ岳山頂にて

【記録・感想】64期 EH

2019年頃からいつ行こうかと考えていた北沢峠ベースの100名山2つに栗沢山を加えた空荷ピストン3連発を提案させて頂き、無事メンバーも集まったので例会として開催させて頂きました。

テント、コッヘルの調達から、登山計画までほぼほぼ先輩方の丸抱えで開催まで数日のところで天候的に不安な状況となりましたが、それも晴れの神、DTさんを頼ってそのまま決行とさせて頂きました。

いざ行ってみると、朝からピーカン。混雑を避けるべく金曜朝スタートとした北沢峠への移動ですが、始発のバスには乗れず、増発2台目の臨時バスでの移動となりました。ところがテン場は思いのほか空いており、さっさと場所を決めて準備完了。すぐに栗沢山へ出発です。

トップは道にも精通し、ペース作りが抜群にうまいDTさんにお願いして、いざスタート。多少の急登、岩稜帯がありましたが、皆さん寝不足をおして、2時間で余裕の山頂着となりました。目前に白い肌を見せる甲斐駒ヶ岳、反対側には明日登頂予定の仙丈ケ岳が良く見えています。なぜか栗沢山の頂上は携帯電波の状況が良く、天気予報情報をゲットしましたが、概ね変わるところなく、朝は晴れるが、午後は雨の予報でした。明日からは早朝行動を心がけよう と思いながら午後は大宴会。楽しい。

2日目(7/30)は6:00発で仙丈ケ岳を目指します。朝一からピーカン。今日も暑い一日になりそうです。小仙丈手前で樹林帯を抜けてからは燦燦と輝く太陽に水分と気持ちをもっていかれながらも、澄んだ空気のおかげで見える遠景に力を頂き、なんとか全員完登。TSさんは今日で4回目の挑戦で初完登!おめでとうございます。

午後はやっぱり大宴会でTSさんによる差額サポートの生ビール(大)で乾杯。ここまで2連勝でKIさん、TSさんの雨パワーがDTさん晴れにすっかりやられています。明日はどうなることやら。

3日目も朝から快晴。昼のバスで撤収すべく「遅くとも4:00発」予定でしたが、KIさんの「カメラない事件」(昨夜の飲み過ぎによる?)、HMさんの「電池変えたらヘッデン付かない事件」が立て続けに発生し、出発は4:00ギリギリになりました。が、DTさんのペースメイクで結局時間的には余裕を残して、無事に甲斐駒ヶ岳も全員完登し、予定通りの時間で撤収することができました。仙丈ケ岳甲斐駒ヶ岳は隣同士なのに全然山容が違い、またこの上ない晴れに恵まれた3日間を楽しむことができました。DTさんのおかげで晴れの3タテ、KIさん、HMさんの豪華夕食、ボケ倒すOMさんと突っ込みのTSさんというメンバーのおかげで最高に楽しい例会にして頂き、本当にありがとうございました。

仙丈ケ岳頂上へあと10m(右上が山頂)

【感想】53期 TS

1週間前のてんくらでは、3日間とも全て「Ⅽ」の予報でした。また、参加表明した時は、北沢峠をベースに3日間で百名山2つと甲斐駒ヶ岳を望む栗沢山を登るのも正直不安でした。それもあり、今回も仙丈ヶ岳登頂は断念かと思っていました。

しかし、DTさんが、グループラインで、「TSさんは過去3回登れていないので、是非行かせてあげて下さい。」とのうれしいメッセージを頂き、晴れ男のDT大明神をはじめ、参加者の皆さんの「氣」のお陰で決行でき、しかも快晴の登頂となりました。

また、何時もの下山後のテン場でのビールで乾杯にはじまり、初日は夏野菜たっぷりの豚汁、2日目は棒棒鶏と麻婆春雨で「てん場食堂(居酒屋)」が開店し、仙丈ケ岳登頂以上の感動でした(笑)

再確認として、コロナ渦の中では、例会山行も企画が難しいかと思いますが、例会にする事により特に60期以降の会員の方との触れ合いもでき、さらに新たな気づきもでき、有意義な時間を過ごせたと思います。

一緒に食事をとり、テントで寝ると今まで当たり前のようにしていた事が難しい状況ではありますが、例会を企画頂いたEHリーダーをはじめ素晴らしいメンバーと素晴らしい稜線を眺められる山域でした。皆さんありがとうございました。

テン場:思ったほどの混雑ではなかった

【感想】56期 DT

出発前は天候が不安視されましたが、素晴らしい天候に恵まれ最高の山行となりました。一度で三度おいしい例会で三度ともこんなにおいしかったのは珍しい事です。これも参加者の皆さんの日頃の精進のおかげと感謝しております。食事もKIさんの野菜たっぷり豚汁、HMさんの自家製麻婆春雨と大変美味しく一度で三度ならぬ五度おいしい山行でした。食事担当の方にはお世話掛けますが、やはり山行は共同食が楽しく美味しく山小屋の食事とは比べ物にならないです。

登頂行程はピーカンで暑くてバテ気味でしたが、途中から見える景色や頂上からの展望は絶景で改めて南アルプスの良さを感じ取りました。

EHリーダー、ご一緒いただきました皆さんありがとうございました。また、別の山行でも宜しくお願いいたします。

好天の栗沢山。頂上はまもなく。

【感想】57期 HM

若いころに比べて随分、弱気になりましたが会のメンバーのお力添えで栗沢、仙丈、甲斐駒と三山の頂上を踏むことができました。

当初、予報で天候は荒れ模様。雨の中の山行も覚悟しておりましたが三日間、見事に晴天の中きもちよく歩くことができました。

栗沢は一歩が大きく歩きづらい。時によじ登り息絶え絶えでたどり着いた頂上は絶景。次の日に登る仙丈は優雅、甲斐駒ヶ岳は力強くかまえています。北岳に富士山と景色が広がり多くのパワーをいただきました。

仙丈はなだらかに見えて中々の登りごたえ。5合目あたりからカールの美しさを堪能。頂上からは雑誌で見た地蔵尾根もしっかり見えました。いつかこの尾根から仙丈を目指したいものです。

そして最終日は甲斐駒ヶ岳。こちらも一歩が大きい岩場ありで結構体力をもっていかれます。必死でのぼり気付いたら頂上を踏んでいました。こちらも晴天と絶景。まだ下山が残るもののなんとか三つの頂上を踏めたことでほっとしました。

EHさん、リーダーらしくテン泊不慣れなHMのフォローありがとうございました。KIさんの「野菜たっぷり豚汁」疲れた体にしみました。むちゃくちゃ美味でした。DTさんの話しで腹筋崩壊寸前に。TSさんのつっこみでもう腹筋のびのびに。OMさんの缶チューハイどこいったんでしょう?(涙)てか、あのコンパクトな荷物のどこにチューハイとビールが入っていたのかもものすごく気になります。

良く歩き、良く笑った山行となりましたね。ご一緒できた皆様、感謝です。

本当にありがとうございました。

毎度おなじみの光景ですが、今回はエビスの生!(笑)

【感想】63期 OM

毎年旅行で行く富士見高原方面から、いつも頂上を白く輝かせて威容を誇っていた甲斐駒ヶ岳南アルプスの3,000m以上の山で独立峰の様に誇っていた仙丈ヶ岳、いつかは登ってみたい山々が同時に登れる例会が提案され躊躇なく参加させていただきました。なおかつバスから降りて10分の標高2,000mのテント場をベースに両方ピストンで行けるなんて。

まして天候に恵まれどの行程でも素晴らしい眺めを堪能させていただき、行程中一時日本の高い山のNo,1,2,3(富士山、北岳間ノ岳)を同時に望めることもできた。

また食事ご担当のお二方の手の込んだ食事を頂きながら最近できなかった宴会を楽しむことができ、忘れることの出来ない例会となりました。

ただ暑さに弱い私にとって最終日の甲斐駒ヶ岳からの下りではバテ気味になり、一時傘をさして暑さをしのぐ格好となってしまった。皆さんのスタミナには恐れ入りました。もう少し鍛えないとと反省した次第です。

このような素晴らしい例会を企画いただいたリーダーと、楽しく山行に加えていただいた皆さんに感謝致します。

No.3950 2022年新緑祭

2022年5月14日(土)~15日(日)

【場所】滋賀県北小松 比良げんき村キャンプ場

【参加者】中尾会長 他17名

ソーシャルディスタンスで乾杯

【CL感想】 43期 丸山 弘

コロナ禍により3年ぶりの開催となりましたが、ソロテントを増やすなど感染対策に配慮し、無事に開催できました。準備から片付けまでの共同作業と火を囲んでの山の話に新旧会員の距離も縮まり楽しいイベントとなりました。ご協力ありがとうございました。 

 

【感想】64期HN

入会してちょうど一年。その間、コロナ警戒の隙間をついて開催される例会と、お声掛け頂いた個人山行には出来る限り参加していたが、大きなイベントは経験がなく、今回が初めての大きなイベントでした。直前まで怪しい天気でしたが、買出しを終え、比良に向かう頃には太陽が照り付ける爽やかな好天となりやはり山は天気次第だなーと感じました。買出しから会場準備、料理に至るまで、諸先輩方の段取り/準備を勉強させて頂きつつ、比良げんき村を少し散歩。キャンプブームなのに、景色が良く、静かなキャンプ場が空いているのは変だと思いましたが、おかげでこちらは楽しく過ごせますので、このことは黙っておかなきゃ。あと、次からは招待客ではなくなりますので、ちょっとぐらい戦力として動けるようにしなければ…。と感じました。

そのまま夕暮れとなり、ようやくお楽しみタイムです。焼肉、焼きそば、サラダ、ご飯、焼き鳥らに交じって登場した「生地から手作りピザ」も美味しく、ワイワイ言いながら美味しいお酒を飲むことが出来ました。GWの谷川岳山行で今年の雪山/冬山は終わり、これからは夏山だと思ってましたが、とんでもない。当日夜半から吹き始めた強い冷風のおかげで、ハンモックではほぼ寝ることが敵わず、翌日の沢例会は5月中旬の滋賀、標高500m近辺にもかかわらず「崩壊しかけたスノーブリッジによる沢行撤退」という雪と寒さも味わうことができました。これから徐々にコロナ警戒も解け、例会も出てくるのだろうと思います。積極的に参加し、諸先輩方には山のいろはを教えて頂きたく、宜しくお願い致します。

追)Iさんからはストックの追悼文集も頂きました。これからゆっくり読み、山や会のことをもう少し勉強させて頂きます。

広いテントサイトにソロテントも

【感想】64期 MK               

一年前に入会するタイミングで初めて参加出来る会のイベントが新緑祭でした。それが中止となりガッカリしましたが、今年はなんと3年ぶりに開催されるとのことで、コロナ禍で例会も少なく、お会いしたことない会員さんも多いためこの機会を楽しみにしていました。

当日は買い出し班で買い物の後、現地へ行くと広いテント場の前に炊事棟があるいい場所でびっくりしました。コロナ禍でキャンプ場は混んでるイメージだったのでもっと狭い場所かと思っていました。大量の野菜は消費出来るのかなと思ってましたが、これだけ人数がいるとなくなるものですね。食べて飲んでしゃべって楽しい時を過ごすこと出来ました。

ソロテント持参の人も多かったようで広いテントに一人贅沢に使わせていただきました。翌日は沢例会で内容の濃い2日間となりました。参加された皆さん、ありがとうございました!

【感想】63期 MO 

私が会場の比良げんき村キャンプ場に到着したのは、北小松駅から暑い中15分ほど歩いた15時半ごろでした。

買い出し組の10名程の方々は既に炊事場で調理やテント場でテント張り中で、テント張りの手伝いの中に入れさせていただいた。3張りセットし、調理の手伝いに入ったが、皆さん熱心にされており入る隙もないほどの中ちょこっと手伝わせて頂き、17時頃に焼きそばから乾杯で飲み会が始まった。

バーベキューだけでなく、ご飯、豚汁、サラダ、ピザ等が用意されて、量と質共大変満足のいく食事でした。特に強力粉から練って作られた手作りピザの美味しさには感動した。

飲み物もビール、ワイン、差し入れの酎ハイや日本酒と華やかなものとなり、22時頃まで騒がせて頂いた。椅子があった方がいいと言われていたが、荷物になるので何とかなるだろうと持参しなかったが、立ったままで問題なく過ごせた。特に今まで山にご一緒することのなかった方たちと話す機会ができ、有意義なものとなった。  

次の日は沢登例会に参加することとなっていたので、6テンに3人だけという贅沢なテント環境でぐっすりと寝させて頂いた。飲んでいる最中は思ったより寒くてダウンジャケットを着てちょうどいいほどだったが、就寝中は暖かく寝ることができた。63期なので会費を無料とさせて頂きありがとうございます。リーダーの丸山さんには色々気を遣って頂きお疲れ様で、ありがとうございました。

No.3941 百里ヶ岳 スノーシュー

2022年2月12日(土)

百里ヶ岳山頂にて

【メンバー】CL 秋房伸一、鹿嶽真理子、木内真佐子、梅木一利 会員4名

【行程】2月12日(土)晴れ/曇り ロッジ前6:30=朽木生杉(デポ地)8:10~10:10 P805~10:40高島トレイル合流地点~11:25百里ヶ岳12:00~12:53 P805~14:30デポ地=京都

【記録】52期 秋房伸一
以前もスノーシュー例会で百里ヶ岳に登ったが、その日は雪も降って、ラッセルで時間が押したうえに、山頂は真っ白で何も望めず、山頂を確認して急いで引き返したことを覚えている。
今年は、積雪量が多いので、大変かもしれないと、半分心配していたが、大量の雪が締まって、スノーシューの沈みはわずかで、誠に歩きやすいコンディションだった。
登り口の集落をスタートして、地図の夏道では小川を右岸から左岸に渡るようになっていたが、小径の終点である堰堤のところまできたところ、渡渉地点が見つからない。
地形図アプリでよくよく見ると、堰堤の上を渡るようになっているようだが、堰堤には雪が山のように積もっており、不可。地形図をみて、今いる堰堤の山側斜面を直登した支尾根を登って夏道ルートと合流することにした。支尾根へは急登であった。
合流地点に来てみると、なんと、スノーシューの軌跡があった。人の軌跡の無い雪面を進むのがスノーシューの醍醐味だと私は思っているので、ちょっとがっかりしたが、雪が締まっていて軌跡も見苦しくなくて気持ちを立て直した。フカフカの雪に先行者の跡がボコボコ付いていたら、とても残念だが。
1ヶ所、若干手間のかかるギャップがあったが、他は歩きやすい斜面で、予想していたよりも断然早く、山頂に着いた。山頂では男女4人のパーティーと出会った。360度の眺望で、伊吹山や白山の姿が神々しかった。
復路は、車道の峠付近に出る夏道正規ルートに降りるのか、往路と同じルートにするか思案したが、夏道ルートだと車道歩きが長くなるので、往路ルートにした。といっても急斜面を降りることはせず、尾根に忠実に進んだところ、困難なく出発地点に戻れた。
住民の方が、パワーショベルで除雪作業をされていて、それをみると、改めてすごい積雪量だとわかった。背丈ほどあり、スノーシューでは楽々だったが、なければとても歩けないだろう。

穏やかな尾根で眺望が広がる

【感想】64期 梅木一利
天候にも恵まれ、雪の百里ケ岳はとても気持ちの良い山でした。
この時期にあっても山には新雪のような深い雪が残っているものだなと思っていると、中腹あたりから素晴らしい眺望が目の前に現れました。雲海に覆われた琵琶湖にはかすかに竹生島がぽっかりと浮かんで見え、雲海の上では雪をかぶった伊吹山や霊仙山から連なる鈴鹿山脈の山々が威風堂々と佇んでいました。 
百里ケ岳とは、雄大百里四方が見渡せることから名付けられたようですが、はたしてその名に違わず、山頂ではさらに奥にある白山連峰までくっきりと見渡せました。遠方にばかり気をとられていると、手前にいる武奈ヶ岳あたりが俺もいるぞとばかりに山容を表していたのは少し可笑しく感じました。
今回の例会では、急斜面での下降時の足の力点に改善を意識してみました。
前回の経ヶ岳で氷化した湿り雪の急斜面の下降に窮屈さを感じたので、今回急斜面でのトラバースや湿り雪状態での足の置き方について、秋房リーダーからアドバイスをいただき実践で確認できたのは勉強になりました。ありがとうございました。
歴史小説好きの私にとって、この朽木村という土地はとても興味深いところです。その朽木村をとり囲み息づいている蛇谷ケ峰、三国岳、経ヶ岳、そして百里ケ岳にて冬の雪山登山を始め、スノーシューを履いて歩き回ることができて嬉しかったです。
秋房リーダーをはじめ、例会でご一緒させて頂いた皆さまには色々とアドバイスを頂き、また楽しい時間を過ごさせていただき本当にありがとうございました!

 

集落の方が、ショベルカーで除雪中

【感想】54期 鹿嶽眞理子
今期二度目のスノーシューハイクに参加させていただきました。晴天に恵まれ、雪質はちょっと固めでしたが、伊吹山や白山等の素晴らしい景色も見えて最高でした。途中からスノーシューの踏み跡があり、バージンスノー好きのリーダーにはちょっと物足りなかったかもしれませんが、体力のない私には楽に行けて助かりました。百里ヶ岳は山頂の景色も抜群だし、冬場も割と登る人がいるんですね。最近軟弱な山に登ることが多かったせいか、下りで足が攣り、だましだまし下りました。もうちょっと体力をつけないとだめだなあと思った山行でした。


【感想】64期 木内真佐子
今シーズンは雪が多く急遽追加された秋房リーダーのスノーシュー例会に参加させていただきました。
百里ヶ岳の名前はよく聞くと思っていたら6月の小前さんの例会で行く予定が天候で中止となった山。アクセスが不便なイメージで更に積雪時となると個人では行きづらいので例会で行けるのはありがたいことです。
車を停めた集落は豪雪地帯で道路脇は雪の壁が出来ていました。登山道へ行くのに堰堤が積雪で渡れないため近くの急斜面を激登りして尾根に出ました。私は最後尾でラクさせていただきました。
尾根に上がると急斜面からは想像出来ないくらい気持ちいい尾根に出ました。一回目のスノーシュー例会のときと違って雪は固くて沈みにくく歩きやすい状態でした。私は前日大山で足の疲れが残っていたため正直ホッとしました。
途中から正式な登山道に合流するとそこからはトレースがあり、途中は伊吹山や琵琶湖や武奈ヶ岳などが見える展望ポイントがたまにあり、風もなく寒くないのでその度に写真を撮ったり楽しみながら歩くことが出来ました。
山頂では白山も綺麗に見えて最高の景色でした。お昼ご飯を食べて下山しました。
参加された皆さん、秋房リーダー、ありがとうございました。

No.3939 朽木 経ヶ岳 スノーシュー

2022年1月29日(土)

朽木経ヶ岳山頂にて

【メンバー】CL 秋房伸一、TW、梅木一利 会員3名

【行程】1月29日(土) 曇り ロッジ前6:30=朽木桑原(デポ地)8:12~8:35桑原橋(高島トレイル便所前スノーシュー装着)~10:35丹波越(稜線)~11:00経ヶ岳11:28~11:46丹波越~12:33桑原橋~13:00デポ地=京都

【記録】52期 秋房伸一

3週連続のスノーシュー例会。今年は、雪がちゃんとあって、予定通り開催できて本当にありがたい。

先週と同じ場所にクルマをデポ。

積雪はたっぷりだが、春山のように雪が締まって重くなっていた。登山口からいきなりの急登をこなす。新雪ラッセルが無く、予定よりかなり早く山頂に着いた。

経ヶ岳の山頂はわかりにくく、一度通り過ぎてから、地形図アプリに頼って、山頂を同定し、注意深く周囲を探すと小さな山名標がみつかった。山頂は平らで、積雪期ならどこでも歩けるので、山名表示から離れたところを通過してしまっていたのだ。

眺望はさほど得られなかったが、静かな真っ白の山頂を満喫して、下山した。3人でサクサク進み、下山時刻は予定通り山頂を踏んだ例会の中では、自分史上、最も早かった。

気持ちの良い尾根

 

【感想】57期 TW

久しぶりの例会。バテてご迷惑をおかけするのではと心配していましたが、軽快なお二人の足取りにつられるまま、快適に登下山できました。

経ヶ岳ピークは樹々が塞がり展望は望めませんでしたが、行き来にすれ違う人もなく、足跡のないまっさらな雪面をフカフカ浮かび歩く感覚、サクサクと思いのままに進める開放感を味わえて満足の一日でした。スノーシュー、やっぱり楽しいですね。

秋房リーダー、梅木さん、ありがとうございました。

下山で、ほっこり。

【感想】64期 梅木一利

大雪を降らせた寒気もちょっとひと休みといったところで、晴れ間が続いたせいか、

朽木桑原集落を覆っていた積雪も随分と溶けていました。経ケ岳に残る雪質は、前週までのそれとは明かに異なって、湿り雪の状態でした。

今回の経ヶ岳スノーシュー例会は参加者が少ないため、これは絶好の機会とばかりに、先頭者となりトレースのない雪の中をどの程度の距離を登り続けることができるものか挑戦してみることにしました。

いきなり角度のある急登から始まり、足場に崩れ落ちるずっしりと重い湿り雪を振り払いながらの登りには労力を費やしましたが、繰り返すうちにすこし要領を得たようで雪山スノーシューの楽しさが増し始めています。

ふと思いました。夏山などでは決められたルートを歩くことが多いですが、雪山は自分の意思でルートを刻むことができます。雪山を歩くことは、意思が試され、山の自由さを強く実感できるのがその醍醐味に感じました。

新年スノーシュー例会を三週連続で参加しました。秋房リーダーが推奨される「MSRライトニングアッセント3本ストラップ締め」男性用25インチはすでに市中在庫がなく、今後の入荷見通しも立たない状態です。日本全国でも数セットしか残っていない「メッシュ式最新モデル」を急遽購入しての例会参加となりました。

秋房リーダーには装備購入の段階からいろいろとアドバイスを頂き、本当にありがとうございました! ひとつ冬の楽しみができたようです。