京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2731 比良夜間登山&武奈ヶ岳御来光

2005年11月12日(土)~11月13日(日)

涸沢岳西尾根&白出沢の山行の時、Hさんちのお豆腐で湯豆腐をしようという案が持ち上がった。せっかくなら山の中で湯豆腐を食べたいと言う酔狂な人がわがままを通し、具体的に動き出した。

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【日程】2005年11月12日(土)~11月13日(日)

【参加者】会員9名、非会員2名、合計11名

【天候】晴れ

【行程】

12日(土)

◆先発隊4名 (イン谷~正面谷~金糞峠~八雲が原)

14時H豆腐店出発~15:20正面谷トイレ前着。15:35発~正面谷~青ガレ~16:45青ガレ上で休憩~17:00金糞峠~八雲池~18:05八雲ヒュッテ着~幕営

◆N氏+個人山行2名(皆子山から縦走)

8:45芦火谷登山口--10:30皆子山山頂--11:40寺谷--11:50平--13:00権現山山頂--14:30打見山--14:50打見山発--16:00荒川越--16:45金糞峠--17:10八雲ヶ原

◆本隊5名(イン谷~ダケ道~八雲)

山科16時00分--イン谷17時00分--北比良峠19時10分--八雲が原19時30分

◆K氏 (イン谷~ダケ道~八雲)

19:25イン谷口--19:30正面谷P--19:35正面谷P着--20:25カモシカ台--20:45神爾谷出合--20:50北比良峠--20:55比良ロッジ--22:30就寝【TOTAL 1:20】

 

13日(日)

全員で行動

4時起床--4時50分八雲発--5時50分山頂--6時15分日の出--6時35分コヤマの岳--7時八雲--8時35分八雲発--9時40分釈迦岳リフト駅--11時出合山荘--12時比良トピア解散

【感想】K川

 八雲キャンプ場仕事終わりに京都は宇多野から単車でアプローチをかける。職場の前の道路である一条通りは、嵐山~金閣寺の抜け道となっているため大渋滞。北白川通に出るまで1時間近くかかった。案の定、大原まで反対車線は渋滞である。山間部にさしかかると寒さが身にしみる。とにかく寒いので、正面谷にバイクをとめたら即出発時刻正面谷は意外な程に月光で明るい。振り返れば湖岸の街明かりが瞬いている。尾根取り付きまでの沢筋はさすがに暗く、複数のトレースに少々戸惑う。と、突然ガサッと大きな音が! 風の音や鳥が動くようなかわいらしい音ではない。「そういえば比良にも熊は生息しているんだっけ」と思いだし、熊鈴代わりに歌を歌いながら歩く。他の登山者がいなかったのが何よりの幸いであるが、やたら疲れた。そうこうしていると神爾谷源頭のガレへ。来る度に崩壊が進んでいるような気がする。ここからキャンプ場までは良い道となるため駆け足で通過。比良ロッジからは琵琶湖側が絶景。武奈ヶ岳が真黒い山容で日中にはない威圧感を醸し出していた。

【感想】M梨

 涸沢岳西尾根&白出沢の山行の時、Hさんちのお豆腐で湯豆腐をしようという案が持ち上がった。せっかくなら山の中で湯豆腐を食べたいと言う酔狂な人がわがままを通し、具体的に動き出した。動き出すとM山例会とドッキングしようとか、B大のメンバーはアイゼントレを兼ねたいとかN野さんは青ガレのボッカだけでは物足りないのでN沢さんの皆子山例会から合流するとか4つの思惑が交差してこの山行は実現した。

 1週間前の水晶小屋縦走で足をつったM梨はボッカに不安を抱いたがゆっくりゆっくり行かせてもらえれば何とか成るのではないかと、時間がたっぷりあることを頼りに望んだ。M下さんは足の靭帯を痛めているのでリハビリを兼ねていると言うことであったが、30キロ35キロ以上になるとしんどいけれど・・なんぼでも持たせてください・・・等というツワモノ。2往復しなくては運び切れないのではないかと暗澹たる気持ちだったが、さすがB大のWV!H・M下さんがいっぱい持ってくださったので本当にありがたかった。

 S内会長にいただいた水菜やI波さんちの白菜、そして井戸水で作ったH豆腐店の豆腐9丁という自然の恵みをいっぱいつめた食材を大切に丁寧にパッキングしていざ!出発!!

 アイゼンのHさんを先頭にM下・M梨・U坂と続いて登りだす。昨日の雨のせいか木々の葉が一気に落ちて分厚い落ち葉のじゅうたんを踏み分け青ガレ道を登る。M山リーダーが望む鹿の鳴き声は聞かれない。(夜間登山班は鹿の鳴き声を聞き獣のにおいを感じながらのぜいたくな山行であったようだが)

 暗くなる前に金糞峠まで着きたいものだと思っていたが、17時には峠についてしまい、この分だとM山隊到着までの時間を焚き火をして過ごすしかないなぁ等と話しながら歩く。月光が行く手を照らし導いてくれ、ヘッドライトを出したのは八雲に着く15分前くらいであった。月明かりも煌々と幻想的である。八雲への沢筋は道迷いも多少あったが、それも楽しい。

 Hさんは当然としてM下さんのたくましさには惚れた。あっけらからんとボッカをしてくださった。学生の教育力はすごい。数年でこんなにたくましくなるなんて!

 18時過ぎに八雲ヒュッテに着くとテントの中で足を乾かしながらN野さんが待っていてくれた。予想に反して八雲はテントの花盛り。焚き火が出来る状況ではない。がっかり。寒い。素敵なN野テントにもぐり込みティータイムをしながら体を温め、M山隊を待つ。

 M山隊は予定より1時間半ほど早く着いてくださり11人の大所帯で鍋を囲む。大所帯で1つの鍋では箸をなめている時間のほうが長かったようではあるが、月と星とに守られて楽しい夕食であった。

【感想】N野

 M山湯豆腐例会(武奈ヶ岳ご来光例会)へ参加するにあたり、昼間は,皆子山登って降りて権現へ登って北へ縦走し,坊村へ降りるというN沢さん企画に乗っけてもらい,八雲まで縦走することにした。

 装備は4人テント,大木さんのシュラフ,マット,などで結構重い。

 皆子山ではずっと雨だった。頂上でも雨だった。いやになった。とっとと皆子山から下りてきたが,降りたころから天候が回復し始めた。N沢,T岡は平でリタイアとなったので,1人で権現へ登った。山頂につくころには空は晴れていた。

 気持ちのいい縦走だったが,風が吹くと結構寒かった。

 打見山山頂ゴンドラ駅でジャンボコロッケ150円と缶コーヒーでゆったりとした後,汁谷で水を3.8リットル汲んで結構重くなったザックを抱えてさらに北へ縦走した。暗くなる前に八雲に着きたかったので,結構飛ばして,午後5時すぎに八雲についた。八雲はなぜか7,8張りのテントが張ってあり,大盛況だった。

【感想】M山

 大所帯でしたが、天候に恵まれ、紅葉・月・鹿の声・冬の星座・曙の空がすべてそろい、御馳走もたっぷりあって大変楽しい例会になりました。一人でしみじみ晩秋の比良を味わっていましたが、時にはこういうのもいいですね。H豆腐店様ご馳走様でした。ボッカの皆様お疲れ様でした。