【日程】2006年5月14日(日)
【参加者】7名
【天候】晴れ
【行程】
8:20 JR保津峡駅(集合・出発)
9:05 つつじ尾根(休憩)
9:23 コメカイ道出合
9:57 愛宕表参道合流
10:14 水尾分かれ
10:55 愛宕神社休憩所(休憩)
11:10 出発
11:37 竜ヶ岳分岐
12:20 竜ヶ岳(昼食)
12:40 出発
13:21 芦見谷出合
14:20 首無地蔵からの道と合流
14:45 地蔵分れ(地蔵2体ある)
15:19 月輪寺(休憩)
16:10 大杉谷出合
16:45 清滝バス停(解散)
【山野草とキノコ観察記録】
発見場所 | 花(※はキノコ) |
---|---|
つつじ尾根 | モチツツジ |
※カワラダケ | |
※シハイダケ | |
愛宕表参道 | カマツカ |
※タマキクラゲ | |
クロモジ | |
ヤマツツジ | |
ウリハダカエデ | |
カンアオイ(葉) | |
水尾分かれ | マムシグサ |
ムラサキケマン | |
キランソウ | |
タネツケバナ | |
ネコノメソウ | |
ミミガタテンナンショウ | |
ミヤマハコベ | |
チゴユリ | |
※ミイノモミウラモドキ | |
ヤブツバキ(蜜を吸える) | |
ヤブデマリ | |
愛宕神社 | ヤエザクラ |
キケマン | |
ムシカリ | |
ウスギヨウラク(薄黄瓔珞) | |
竜ヶ岳分岐 | ツルシキミ |
ニシキゴロモ | |
ゴバノミツバツツジ | |
竜ヶ岳 | ホンシャクナゲ |
シキミ | |
クリンソウ | |
月輪寺 | シャクナゲ咲き終わり |
大杉谷出合 | シャガ |
コバノガマズミ | |
ヤマフジ |
【山野草とキノコの説明】
※タマキクラゲ・・キクラゲの仲間で食べられる。採ると玉のようになります。(Nさん)
※ヤブデマリとムシカリの比較
共にちいさな花の周りに、5つに分かれた大きな白い装飾花がある。ムシカリは5枚の大きさが同じ、ヤブデマリはひとつだけ小さいので判る。ムシカリの方が標高の高いところにある。(Yさん)
※クリンソウ(九輪草)は、高さ20~50cm
ひとつの花の大きさが3cm位、3~5段に花が咲く。命名の由来は、お寺の塔の上の九輪に似ているかららしい。沢や流水沿いに生える。サクラソウ属の多年草、沢の上流から種が流れ、群生地は下流へと広がる。(Yさん)
【記録】48期 C.Y
2日前には降水確率70%の予報が、早朝から青空が広がり大喜びで出かける。JR保津峡駅に降りると、目映いばかりの新緑です。つつじ尾根の急登では、あまり花は咲いていない。愛宕表参道に入ると、前日の雨に打たれ花びらが落下している。それを頼りに木々の花をいろいろ見つけることができた。よく見ると足元にもちいさな花がたくさん咲いている。愛宕神社休憩所の横では、八重桜が満開です。竜ヶ岳への途中、昔あったという愛宕のスキー場跡からは、竜ヶ岳・地蔵山がきれいに見える。良いお天気で京都市内も見渡せた。竜ヶ岳山頂(921m)で昼食の後、芦見谷に下る。すごい急坂ですが、約300mを下る間中ずっと、大きなホンシャクナゲ(本石楠花)の木に花が鈴なりです。クリンソウ群生地を見た後、登山道に戻る。月輪寺(つきのわでら)の天然記念物のシャクナゲはすでに終わり、花を摘まれているところでした。解散予定時刻の少し前に清滝に到着し、京都バスに乗る。
竜ヶ岳のホンシャクナゲと、清流のクリンソウ、とてもきれいで素晴らしかった。Yさんのおっしゃる様に、いつまでも自生地で、このまま咲き続けて欲しいものです。