京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2791 三国山・赤坂山周辺

 

【日程】2006年10月28日(土夜)~29日(日)
【参加者】10名
【天候】晴れ
【コースタイム】10月29日
9:12マキノ高原P発~9:45黒河越え登山口~10:35黒河越え峠~11:17昼食休憩~11:38発~11:57三国山~12:45赤坂山~14:40マキノ高原P~入浴・解散


【記録】
 誘って引っ張り出していただき、懐かしい顔と親交を深める山行でした。
 「参加するなら準備を手伝え」とのT岡お姉の指示を受け始めてのT辺邸へ向かう。切り口の大きなログハウスは包容力豊かで初対面とは思われない落ち着きを感じさせてくれる。常連組はマイホームのように振舞っている。仕事の都合で朝帰りの3人組みも交え日付けが変わるまで宴会は続く。
 翌朝、M梨が起き出した頃には昨夜の片付けも済み、朝食の準備さえ出来ていた。N彦さんの姿はもうすでになく、皆フットワークが軽いナァと寝ぼけ眼でトーストを口に入れる。朝食後仕事が入っているN沢、Sさんと別れ、6人は駅へI上さんを迎えに行きマキノ高原に向かう。
T辺・A月・T岡・I上・Y本・K川・M梨の7名は白谷から八王子川沿いに林道登山口に向かって歩き出す。K川さんのザックは車から降ろしたとき小さいのに重い。外泊許可で山行に参加しているくせに何かたくらんでいる。約30分で登山口に着く。多府県ナンバーの車が3台駐車している。舗装道路の林道歩き45分で峠になる。敦賀湾まで続く道である。峠にはトイレも設置されている。左の赤坂山への登山道に入る。落ち葉をカラカラと踏みしめながら眺望の良い山歩きである。こんなホームグラウンドを持つT辺さんは幸せだナァ。35分くらい歩いた沢筋に手頃なテーブルが用意してある。ひしゃげ具合で雪の深さが思われる。リーダーはここを休憩場所に考えて居てくださったのだなぁと思う。Y本さんは「もう休むの?」という顔つきでザックを降ろす。(Y本さんに休憩は不要なのだ。)予報の外れた快晴にのどかな空気がおいしい。少し早い軽食の昼食を済ませるとそこから20分足らずで三国山である。潅木の間をショートカットで歩けそうな雰囲気である。明王の禿に差し掛かるとK川さんは懲りもせず脆そうな岩肌を物色している。皆でK川さんを押しトドメ赤坂山に向かう。赤坂山の頂上までくると家族連れやカップルでにぎわっている。展望はすばらしいが、日本海は霞んでいる。風が冷たい。銀色に輝くススキの原を下り、粟柄越を経てマキノ高原に向かってひたすら下る。K川さんはダブルストックをほとんど活用せずに下りている。東屋で小休止。テニスコートへの左の下降路を取り、14:10秋祭り真っ盛りの高原へ全員無事下山。
超人気の白谷温泉で汗を流す、予報の外れた天気に感謝し、仕事だというのにお酒持参で参加する会員に感謝し、自宅を開放してくださったリーダーに感謝し、短い秋の一日に一杯の感謝を詰めて各自家路についた。