京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2862  大文字山(読図ポイント)

(雨のため行き先を牛尾山から大文字山に変更)
【日程】2007年12月29日(土)
【参加者】計4名
【天候】小雨のち曇り
【コース】三条京阪7:30~本圀寺8:15~大文字山12:05~車デポ地15:00


【記録】48期 M.K.
Y本さんの車で順番にひらっていただき山科駅で全員集合しました。車の中で読図講習会のパンフを読んでいる間に本圀寺に到着して、そこで地図を頂きました。初めての1万分の1の地図に戸惑いましたが、1cmは100m等高線5mクイズのような質問に皆真剣になりました。疎水トンネル手前の広場にて磁北線の引き方とコンパの合わせ方教わり出発。最初に池を横に見る道を選ぶとの事で、地図の建物記号で少し東に北へ行く道があり、コンパス合わせて進みました。直ぐに横に池が見えて分岐に到着し、3本ある道の1番西の道選び高圧線を探すが天気悪くて見えなかった。三叉路で北東の道をとり、途中崖を確認して七幅思案処に着きました。ここから北西に行く道に決まるが2対2で方向が違う。コンパスの針が微妙な場合、今来た道から行く道が幾つ目かと数える事で分かると教えて頂く。祠があり横に崖がある所を確認した後、北東に進み東に行って又北東へ。俊寛僧都碑の分岐めざし、北へ向かう途中に小池がありました。池といっても水溜り程度で、枯れていれば池や沢もこのように成ること勉強しました。分岐から「名水」へ行きたい希望があり、北東の道を行くと、地図にある建物が見え「名水」に到着しました。大文字山への稜線に上がると、見覚えのある所に出ました。大文字山山頂で昼食をとり、「今日の読図は同じ道は出来るだけ通らないで行こうと」リーダーから提案があり皆で道決めながら歩く。南東から分岐で東に向かい俊寛僧都碑に着く。ここから下降して小川を渡って迂回して登る道が一番難しかった。次は道で無い所をコンパスの方向を合わせピーク確認しながら進み、朝に通った03ポイント獲得する課題でした。上手く到着でき、後は時間考え最短ルートで元に戻ることになりました。南方向から分岐で南西へ向かい七幅思案処に着き休憩の後、朝と違う道にする為、南の方の道を選びました。小さな窪地から東に少し行ってから南下して鉄塔の横通り、分岐から南東方向に向かい崖の横を通って元の広場に出て車の置いたところにダイレクトに出た。今日の地図は細かい岩・窪地・石碑など細かいところまで書かれ分かり易かった。「2万5千分の1ではここまでの記載は無いので、又違いますが基本は同じです。」とリーダーが話された。地図とコンパスを1日中持って歩いたのは初めてです、コンパスが1度私のだけどうしても反対方向をさすので不思議と思ったら地図の上下の合わせが逆でした。失敗しながら覚えていくと慰めてもらいました。小雨など気にならない程、夢中になった楽しい山行でした。リーダーの教え方が丁寧なので、おかげで読図少しは出来るようになり嬉しいです。リーダーのY本さん有難うございました。Y村さん、O田さんお世話になりました。


【感想として】N.Y.
読図は誰しも間違いをしますが正解の確率が問題です、と当会にOLを持ち込んだ先輩(故人)H田さんが言ってました。私もその通りと思います。
正解か間違ったかは直に答えがでますので確認はできますので面白いと思います。「OLの地図は2万5千分の一の地図と違うので」、、、、、、、と言う人がいますが、私はいかに精度のある地図で細部まで読む事に癖になった人は2万5千の地図も必ず正確に確率も高く読めると思います。ただOLの競技のように無駄なくタイムを争うのと「山歩き」は違うと思います、安全第一でやるべきと思いっています。
OLの地図を読むやり方は勉強するべきだと思い例会を組んでいますので、特に新しく会に入った人は参加してください。