京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2863  合宿・恒例?冬の比良山全山縦走

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【日程】2008年1月12日(土)~14日(月祝)

【参加者】計2名
【記録】
1月12日 豪雨という判断により、取りやめ。
1月13日 6時58分京都発の電車で7時38分比良駅着、8時15分イン谷口、8時40分大山口、9時10分青ガレ前 9時50分金糞峠、10時30分八雲ヶ原 11時40分武奈ヶ岳、13時10分金糞峠、14時00分水晶小屋、18時00分就寝
1月14日 5時00分起床、6時45分出発7時50分烏谷山、9時20分びわ湖バレイ、10時00出発、12時15分蓬莱駅着、12時28分の京都駅行きで帰宅


【感想】50期 J.Y.
寒い…暑い…というのが感想です。
雪のちらつく中比良駅を出発したわけですが、5枚着こんで意気揚々と出発したものの、歩き始めて30分で汗だくに。イン谷口では2枚脱ぎました。
ところが、青ガレの前に到着したぐらいで、今度は寒さが… スパッツを履き、手袋も2枚し、八雲ヶ原に向かいました。歩いている時は、汗だくだが休憩すると汗が冷えてすごく寒い…これの繰り返しでした。
「今回の縦走は雪山の入門編だ。」とおっしゃっていたN野さんの言葉から推測するに、雪山の寒さってのはどんなものなのか。考えただけで、ぞくっとします。
水晶小屋に着いて、テントの準備をし、ストーブで暖をとった時は本当に落ち着きました。
お酒に弱い上に、疲れたせいもあり、寝る前はうとうとしてしまっていました。
で、宴会もお開きになりテントに入ると、酔いが醒めたのと、寒いのとで、寝付けない…
何回時計を見たかわかりません。右足が途中で攣ったりしましたが、何となく次の日が来ました。 
次の日は雪も落ち着き、天気は良好。
どこからかは忘れましたが、琵琶湖が稜線から見えた時は、美しさに見惚れました。
また、びわ湖バレイの休憩所に着いた時も、休憩所はスキーヤーのためにあるのではなく、
登山する人のためにあるのだと、その存在の偉大さに惚れました。
雪があるので、下りはそんなに膝に負担がかからず来れたのですが、山道が終わった後の、アスファルトがかなり答えたのが記憶にあります。で、てんやわんやしてるうちに蓬莱駅に着きました。
N野さんありがとうございました。
全体を通して感じたのは、自分の用意不足と効率のわるさです。
装備の位置をもっと効率的なものにしていれば、もたもたすることがなかったように思いました。
N野さんにご迷惑をおかけしました。どうすれば効率よく、荷物を出し入れすることができるのか。山行を重ねて、自分なりに習得してきたいと思います。また、冬山用の準備も給料日毎に買い足していこうと思います。
いつかはアルプスに行ってやろうと思います。がんばります。
長くなりましたが、以上で終わります。


【感想】46期 K.N.
今回は,雪が少なそうで全山も行けそうだなとは思ったが,1日目はあったか過ぎて,しかも,大雨だろうとの予測のもと,休息日としました。
2日目からは典型的な冬型の気圧配置。冷え方も十分だろうし,間違いなく雪だろうとの予測のもと,正面谷からの1泊縦走となりました。
1日目歩いているときはしんしんと雪が降り,水晶小屋についてからもしんしんと雪は積もり,2日目は雪山入門にちょうどいいくらいの膝下10センチ程度のラッセルになりました。冷え方がいまいちで歩いているととても暑かったです。一応,雪山用のテントにも泊まり(水晶小屋で暖はとったが,泊まりは小屋前にテントを張ってのテント泊。),雪山気分を味わいました。Y村さんは,さすがに若く,こっちがひいひい言って登っているのに,結構平気な顔でついてきていました。私ももっと山に行って鍛えねば。また雪山に行きましょう。