京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2895 夏山合宿・エンジョイ立山: 剣御前・五色ヶ原班

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【日程】2008年8月15日(金)~8月16日(土)
【参加者】2名
【天候】15日曇り時々雨,16日曇り時々晴れ後雨
【タイム】15日:雷鳥沢9:30~剣御前小屋10:30~剣御前11:09~クロユリのコル11:55~剣御前小屋12:58~雷鳥沢13:45
16日:雷鳥沢6:30~室堂ターミナル7:13~浄土山登山口7:47~浄土山8:11~五色ヶ原への分岐8:38~獅子岳9:30~五色ヶ原山荘10:38,11:00発~15:00雷鳥


【記録】46期 K.N.
15日:朝から雨で雷鳥沢でしばらく待機。マイカー組が来るのをまってテントを張り,剣御前へルートを変更して出発。剣御前小屋までの急登をコースタイムの約半分で登り,剣御前のピークへ。ここまでは普通の登山道だった。ピークから北への登山道は点々ルート。マツの藪こぎが必要だったが,道自体は明確にあった。小さなピークをいくつも乗り越えるか,まくかしてくろゆりのコルへ。ここで霧が晴れると剣山荘がすぐ近くにあることがわかった。帰り道では小雨り出したが,なんとかぎりぎりセーフで雷鳥沢についた。雷鳥沢につくと温泉に入りに行き,テントへ帰ると大雨となった。
16日:朝から雨で予定の5時には出発できず。6時30分まで待つとなんとか雨もあがったので,浄土山獅子岳くらいまで行こうかということで出発した。浄土山に着く頃には雨があがり晴れ間も見えてきた。行けそうかなということになり,五色ヶ原を目指すことになった。五色ヶ原までの道は雪渓もあり岩場もありで変化に富んでいる。獅子岳の登りが核心か?五色ヶ原は一面のお花畑だった。花の好きな人にはたまらんだろう。帰りはだんだん天気が悪くなり,雷鳥も3,4回見た。最後には雨が降り出し,一ノ越で休憩したが,やまないので出発すると雨はますますはげしくなった。カッパを着ていなかったので全身下着まで,靴の中までずぶ濡れになった。テン場についてから温泉に入ったが生き返った。


【感想】51期 K.T.
15日朝の雷鳥平はすっぽり霧に包まれていいましたが、乗越に向かって登るにつれて、時々晴れ間も見えました。CLが猛スピードで登っていくので、もう必死でした。御前小屋を越えるとそれほど急な登りでもなく、ハイマツの下に踏み跡がしっかりついているだろう、とCLの言うとおり、歩いていくとクロユリのコルまで道は続いていました。道の途中にはクロユリならぬクルマユリが咲いていました。夜はおいしい野菜で作ったカレーをおなかいっぱい食べてしまいました。御飯がなくなるくらい。
16日の朝は小雨で、しばらくすると雨は止んだものの天気予報は下り坂、とりあえず浄土山辺りまで行ってみるつもりで出発しましたが、浄土山に到着した頃には雲が切れ、期せずして北アルプスの山々がはるか遠くまで見えました。それに気を良く?して五色が原まで、歩いてきました。立山三山とは違い、すれ違う人の数も少なめで、五色が原山荘に休憩していても他の登山者はいなかったです。
五色が原はチングルマが一面に咲いていました。山荘の人に聞くと盛りは越えてしまったけれど、との話でしたが、花も実も見れたのでよかった、と思いました。ほかにハクサンフウロやミヤマタンポポなんていうのも見れたので、ちょっとテンション上がってしまいました。帰路は急な九十九折にやられて遅れ気味でCLにかなりペースあわせていただきました。一ノ越で雨が降り出してしまい、止むのを願ってカップ麺を食べながら雨宿りしましたが、その後雨足は強くなり、最後の最後に雨の洗礼でした。
お風呂に入って、テントに戻ったら、先に帰っていたメンバーさん達が焼きそばをちゃんと準備してくださっていて、あったかくて楽しい食事をいただきました。
ご一緒だった皆様、どうもありがとうございました。