(天候不安定のためパンプ大阪に変更しました。)
例会記録
(天候不安定のためパンプ大阪に変更しました。)
【参加者】 CL丸山弘 中尾 諭
堤 潤 AT 秋房伸一
米山佳秀 計6名
【天候】 曇り時々小雨
【行程】 4月26日(日)
午前8時 山科駅前集合
9時 パンプ大阪着
15時 終了 現地解散
【CL所感】 43期 丸山 弘
新人のみなさんをお迎えして、クライミング例会を企画しましたが、前日はたっぷり雨、当日も雲が多く、気温も下がって風も強いので外岩はあきらめ大阪のクライミングジムに変更しました。昼ごろには小雨も降り、かなり寒かったので変更して良かったと思います。中尾さん、米山さんはベテランですし、堤さんは金毘羅も一緒でしたが、かなり登られているようで安心でした。新人のお二人は初めてなので最初はややぎこちない感じでギアを操作しておられましたが、トップロープで2.3本登ると慣れてこられたようでした。3人ずつにわかれ、中尾さんに半分のご指導をお願いして、ロープの結びやハーネスの装着、ビレイ操作をこなし、ボルダーで少し振りの動作を練習して、午後からは新人さんも早くもリードに挑戦。クリップにかなり苦戦しつつも、粘り強い登りで上まで達しておられました。
トップロープだと力で行けますが、リードするにはレストの仕方やクリップ時に片手をフリーにできる手足の使い方を覚える必要があるので、トップロープばかりでなく(安全が確保できれば)早い時期から少しでもリードを経験するのは意味があると思います。
今回はやさしいルートをみんなで登り、クリップ動作の練習やロープの扱い方も練習したあと、最後は3階のボルダーで一緒にムーブの練習をして終わりました。外岩ほど景色は良くないですが、トレーニングとしては結構たくさん登れたのではないでしょうか。
インドアですが、課題はかなりこなされたので、参加者の新人カリキュラムのクライミングポイントを認定したいと思います。
私ひとりでは手が足りなかったところを中尾さんにも参加していただけたのでとても助かりました。秋房さんには2台目の車を出していただきありがとうございました。今回はジムでしたがこれに懲りずにまたご一緒できたらと思います。お疲れ様でした。
【感想】
52期 秋房伸一
インドアとはいえ、生まれて初めてのクライミング体験でした。つま先と指だけで垂直の壁を、落ちたら死んでしまう高さまで登るなんて、普通、あり得ないことです。高所に強いタイプでも全然ないので、無理かもしれないと思っていましたが、なんとか上まで登りました。
これは、ひとえに、ビレイヤーへの信頼感のお陰だと思います。クライミングの技術そのものはほぼ完成されたものとのことなので、きちんとビレイしてもらえれば、安全なものだと頭で理解できたからです。でも、自分が今何をしているのかを意識すると、ものすごく怖くなるので、何も考えず下も見ないようにして、頭の中では、「畳の上の地上1mのところにいて、目の前のカラビナにザイルをかけているんだ」と思いこんで直近のアクションに意識を集中するようにしました。
私の職場にもいますが、「飛行機にどうしても乗れない」というタイプの人は、クライミングは難しいと思いました。
時速130キロオーバーで高速道路を疾走すること、時速40キロで風よけのため前走者と30cmの車間距離で自転車をこぐ1m横を、過労運転や酒気帯び運転もいるかもしれない大型トラックが追い越していくこと、そういったこととクライミングのどちらが危険なのか、そんなことも考えましたが、そんなことをごちゃごちゃ考えている暇があったら、もう少しクライミングをやってみようと思いました。このままでは何か悔しい、というかこのままでは終わらせないぞ、という闘志のようなものが生まれたのは事実です。
ご指導いただいた会の先輩方、ありがとうございました。
51期 T
ボルダリングと言いますと、たびたびテレビで芸能人がチャレンジしている映像を観ていました。それを観るたび「簡単そうだなあ。なんでそんなに大変そうにしているんだろう。テレビだからわざと大変そうにしているのだろう」と思っていましたが、じっさいにやってみると、いかに難しいかということがよく解りました。というよりも、テレビどころか目の前でやっているのを見ても簡単そうに見える。ところが自分がやってみるとまったくクライミング出来ません。はっきり言って、手も足も出ないといった感じ。まさかここまで出来ないとは思いませんでした。自分は、恐怖心からか、手をガシッと強く握り過ぎていたみたいで、一、二回登ったところで握力が全く効かなくなってしまいました。もうちょっと出来るかなと思っていたので、情けなく思いました。家に帰ってからトイレに行くと、握力が効かず尻を拭くことも困難でしたが、翌日にはほとんど良くなって安心しました。