鯖街道ウルトラマラソン(計76km)の試走ということで、今回はその約半分(通称:半鯖(はんさば))のコースを参加者全員で走った。
No.3001 2010年4月10日(土)
トレイルランニングNO.6:鯖街道ウルトラマラソンBコース試走
40期 豊田幸宏
【天 候】晴れ
【参加者】CL富岡慶子 SL松井 篤
穐月大介 豊田幸宏 野沢邦彦 向 昌宏
【コースタイム】
9:00梅ノ木~9:50八丁平麓(自然環境活用センター)~10:15オグロ坂峠~11:00ニノ谷分岐~11:45大見町~13:00花背峠~14:00鞍馬~15:50出町柳(計42k)
【記 録】
5月16日(日)の鯖街道ウルトラマラソン(計76km)の試走ということで、今回はその約半分(通称:半鯖(はんさば))のコースを参加者全員で走った。
絶好の天気のもと、少し暑過ぎにならないかなという不安を抱えながら、全員で一斉にスタート。私自身荷物を背負っての長距離走は初めてだったが、背中の荷物は結構違和感があり、最初から快適に走れなかった。松井さん、野沢さん、向さんは最初からスピードが違い、かなり離されてしまった。梅ノ木から八丁平麓まではアップダウンの緩やかな舗装道を進んでいく。
八丁平麓からは通常の登山道のコースとなる。延々続くつづら道を黙々と歩みを進めていく。ここではさすがに走れない。野沢さん曰く、上りでは走ってもそんなに時間は変わらないので、体力を無駄に使わず、下りのために温存しておいたといた方が良いとのこと。本番に向けてとても為になった。
今回のコースの最高地点であるオグロ坂峠を過ぎると、そこから全員下りを一気に滑走。私は常に前方の皆さんを見失わないようにと最後尾を走ったが、その間隔はどんどん離れて行くばかりであった。大見町までは途中の舗装道も含めて、ほとんどが下り坂であり、ここはほとんど走りでカバーできた。
大見町からは上りは歩き、下りは走り、平地は人によっては走りと登りを交え、花背峠に到着したのが13:00、ここからは舗装道の下り坂となる。快適に走れるはずなのだが、アスファルトの硬い舗装道と延々続く下り坂が足にかなりの負担を残した。
鞍馬に着いた頃には体力も相当消耗しており、ここからゴールまでは、私は鴨川の河川敷を除き、ほとんど歩きであった。それにしてもこの日は桜が満開で、鴨川沿いは多くの花見客で賑わっていた。そこにザックをかついた元気のないおっさんが、歩きに近いスピードでとぼとぼと走っている姿は、異様に見えたと思う。
出発から6時間50分を経過して、出町
柳にゴール。私は皆さんから大分送れて最下位でゴール。まあ完走できただけでも良しとしよう。本番の半鯖コースの制限時間は8時間であり、その時間はクリアできたが、本番では今回のコースを約38km走った後から走らなければならず、かなり不安を抱えてしまった。
私は最後までポイント毎に皆さんを待たせてしまい、ご迷惑をかけてしまった。それにしても皆さんの体力のすごさに驚くとともに、自分の不甲斐なさを思い知らされた。
最後に、準備を進めてくださった富岡さん、松井さん、本当にありがとうございました。本番ではどこまで走れるかわかりませんが、出るからには頑張ります!
【感想】52期 向 昌宏
鯖街道レースの試走に参加しました。約半分の42kmなのでマラソン経験のない私にはちょうど良かったです。コース全体から見るとオグロ坂峠の登りが厳しくそれ以外は登りの後下りがありほどよくつなげる感触でした。最初は全く意識になかったレースですが申込が間に合うことを教えてもらい、走っているうちにやってみようと思うようになりました。76kmは想像もつかないので、どこまでできるのかある意味楽しみです。この試走で42kmは走れることがわかりましたが本番は34km後が今日のスタートです。平地アスファルトの苦手な私には前半の負荷が完走の鍵を握ります。かなり過酷なレースになりそうですが、あと1ヶ月で走りきれる丈夫な足をつくるつもりです。新城に続いて思いましたが、みんなで走るのがいいですね。一人では出来そうにないことも、みんなでならがんばれる。過酷なレースほどお互いのぷらすαのちからが背中をおしてくれるような気がします。