京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

〈個人山行〉賤ヶ岳クロスカントリースキー(雪上ハイキング)

賤ヶ岳~山本山は以前に計画し雪が少なく諦めていたコースなのだが,今年は思わぬ大雪でチャンスなのでチャレンジしてみた。クロスカントリースキーのコースとしてはなかなかお手頃で変化にも富み、雪の琵琶湖の眺めは此所でしかみられない物だった。

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[個人山行]賤ヶ岳クロスカントリースキー(雪上ハイキング) 2011.2.5(土)

 

(天気)曇り

(参加者)CL穐月(大)、加藤、田辺

(コース)JR余呉駅9:50~賤ヶ岳12:30~13:10~小保利古墳群手前16:04~西野水道上部16:31~山本山・熊野分岐17:02~熊野17:15~JR高月駅18:25

                         22期 加藤一子

 

(記録)余呉駅下車、積雪はまずまずで天気も穏やかだ。車の田辺さんと合流。久々のスキーなので、身支度に少々手間取り、出発。江土の登山口より、シールを付けてスキーを履いた。今シーズン初めてのスキーは、なかなか足に馴染まず、ボチボチ慣らしながら歩いた。杉の葉が足下に沢山落ちていた。杉林は鬱蒼として所々暗く、曇り空で余計暗く感じられた。

 

大岩山を過ぎ、足も段々と慣れてきた頃、眼下に真っ白に光った田んぼらしき物が見えてきた。昼時で、そろそろお腹も空いてきた頃、賤ヶ岳直下の急傾斜に差し掛かり、空きっ腹に鞭打ちながら頂上を目指した。頂上の昼食も楽しい一時だった。賤ヶ岳の下りもまた急だったので、ズリズリとごまかして下り、それ以降の下りは重たい雪に何度も足を取られ転びつつ、右手に琵琶湖を見ながら尾根道を歩いた。

 

小保利古墳群に差し掛かる頃、下山は暗くなるかなと覚悟を決めた。けれど、下山してから駅までも遠くて時間が掛かるので、山本山は諦めて熊野に下山する事になった。沢山転んで疲れていたので、内心ホッとした。今日は、リーダー以外は、全行程シールを付けっぱなしだった。里に出てからが思った以上に長く、今回の行程の半分の距離に当るそうで、なかなか手強いものだった。

                           

 

【CL感想】25期 穐月

賤ヶ岳~山本山は以前に計画し雪が少なく諦めていたコースなのだが,今年は思わぬ大雪でチャンスなのでチャレンジしてみた。クロスカントリースキーのコースとしてはなかなかお手頃で変化にも富み、雪の琵琶湖の眺めは此所でしかみられない物だった。ただ小保利古墳群あたりからはめっきり雪は少なくなるので何時もスキーを使えるところでは無いだろう。今回ほとんどトレースが無く気持ちよくラッセルが出来た。

実は私の会社の歩こう会が同じコースを山本山から入山しており予定どうり途中ですれ違ったが此方の方は壺足だったので賤ヶ岳は断したとのこと、我々は歩く道具としてのスキーを存分使った山行になったようだ。

 

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