晴天の晴れのもと,八ヶ岳,槍ヶ岳をにらんでアイゼントレに出かけました。
Y懸尾根のとりつきで,エイトノット,インクノット,ブーリンなどの基本的なロープの結び方のおさらいをした後,アイゼンで,要所を確保してY懸の頭へ登りました。四方会長の昔ながらの技術を披露してもらいながら,気分よく登りました。
[例会No3090] 金比羅アイゼントレ-岩登りポイント-
【メンバー】L長野浩三、四方宗和、秋房伸一、辻博史、酒井敏行
【日時】2011年3月13日(日)
【記録】長野浩三
【天候】晴
【タイム】9:00Y懸尾根取付,11:30Y懸の頭,昼食,懸垂下降,登攀練習,15:00下山→三条河原町で反省会
【記録】
晴天の晴れのもと,八ヶ岳,槍ヶ岳をにらんでアイゼントレに出かけました。
Y懸尾根のとりつきで,エイトノット,インクノット,ブーリンなどの基本的なロープの結び方のおさらいをした後,アイゼンで,要所を確保してY懸の頭へ登りました。四方会長の昔ながらの技術を披露してもらいながら,気分よく登りました。
「セルフビレイとって」と言われた後のインクノットがなかなかスムーズに行かないこともありましたので,今後も練習しておいてくださいね。
Y懸の頭では岳連方式の懸垂下降をおさらいしました。この方式は,下降器を少し上に設置して,その下でバックアップをとるやり方です。確かに操作性はいいのですが,セットに時間がかからないように練習することが重要です。デイジーチェーンを使っていればそれを使ってすぐセットできると思います。Y懸の頭では,セットしたロープを何回も懸垂下降して,懸垂下降が体に染みつくまで練習しました。
14時30分になり,暑いことからビールが飲みたくなり,Y懸尾根を下降するのも取りやめ,Y懸沢を駆け下りて下降しました。三条河原町のお好み焼き屋でうまいビールを飲み,山談義に花が咲きました。
久しぶりにアイゼントレをして,春の槍ヶ岳へ向けて気合いが入りました。
【感想】久しぶりのアイゼントレ 6期 四方宗和
テレビは前々日の東北関東大地震のニュースを昼夜徹して放映し、その被害は刻々深刻さを増している。さらに追い討ちをかけるように前日未明には長野県北部でも大きな地震が起きなんとなく「気が引けるような乗り気のしないよう」な例会の集合であった。あんのじょう長野Lも辻君も気にしながらの集合であった。途中合流の秋房、酒井の両君もしかりでそれぞれが兄弟や親戚が、又は職場の仲間が・・・と言いながらでの参加であったが、戸寺バス停を降りて歩き始めると「金毘羅の岩場」の話し一色になったのは申し訳なく思う。
それもそのはず天気良し、気温もぐんぐん上昇、Y懸尾根に取り付き1ピッチを上るごとに大原地区の眺望が徐々に開けていき岩も暖かく申し分のないトレーニング日和であった。
Y懸尾根でのスタカット、コンテニュアス、Y懸の頭で昼食の後、懸垂下降、ユマールでの登攀など久しぶりの金毘羅アイゼントレを十分楽しんだ。
【感想】52期 秋房伸一
酒井さんとザイルを結び、トレーニングの意味もあって、基本的には全てザイルを出しましたが、やはり時間がかかってしまいました。
1ピッチ目ではルベルソキューブでセカンド確保しようとしましたが、ロープの流れが悪く、2ピッチ目からは、安環カラビナにイタリアンヒッチにしました。 やはり、Tさんや小松さんが絶賛している「ジジ」を使ってみるべきかと思いました。
懸垂下降も良い練習になり、天候にも恵まれ、素晴らしい例会になりました。どうもありがとうございました。
【感想】53期 辻博史
2回目のアイゼントレでしたが、前回の12月から3ヶ月ぶりで、いきなりエイトノットがあやふやで不安なスタートになりました。懸垂降下後の登り返しでも1回目で登れた斜面を2回目はなかなか登れなかったり、クライミングの奥深さを改めて感じました。今後も練習に参加して体で覚えて生きたいと思いました。
好天に恵まれ、ご一緒下さり、ご指導いただきました皆様、ありがとうございました。