京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3096 地図を読もう: 音羽山

地形図にはほしい情報が記載されているわけでなく、多くの省略があります。また登山道は必ずしも正確ではありません。でも国土地理院は地形に関しては自信を持っているようで? 地形を読むには25000図は最適だと思います。時にはよく登る「マイ山域」で地図を片手に「読図」を楽しんで下さい。

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音羽山頂にて

 

 

[No.3096]2011年4月10日(日)

地図を読もう:音羽山

 

50期 奥野淳子

【参加者】CL奥野淳子 SL辻野喜信

四方宗和 畑中里子 西田和美

上坂淳一 井上純子 岡田恭二 向昌弘

辻春美 高橋秀治 岩坂弘 松田順子

橋本年弘 ケイラ(非会員)

会員14名 計15名

【天候】晴れ

【記録】

京阪大谷駅8:05-蝉丸神社8:20-音羽山11:20-牛尾観音12:20-高塚山13:40-醍醐寺14:30

 

蝉丸神社前の一等水準点を確認後、コンパスの使い方などおさらいし出発する。東海自然歩道を辿り音羽山頂にて早弁。パノラマ台手前の分岐を牛尾観音へ向かう。途中からのルートが地形図と現実の踏み跡とで違っていることを確認。桜の馬場を過ぎ谷を上る。わざとルートをはずし行者ヶ森への谷を歩いてみる。高塚山からの下りで、南方向P401の山座同定を行う。麓は醍醐寺の境内で満開の桜に迎えられた。

 

 

【感想】      54期  橋本年弘

久ししぶりに気持ちのいい日曜日を過すことができました。地図を読むって楽しかったんですね。また,参加させてください。

 

【感想】      53期  松田順子

久しぶりの山行(12月以来でしょうか…)、読図がテーマでしたが、ようやっとコンパスと地図の読み方が分かってきたような気がします(ポイントいただいているにも関わらず…ですが)。丁寧に教えて下さった辻野さん、同行させていただいたメンバーの皆様、ありがとうございました。

体調を崩し、しばらく山から離れたときは少し気分がひさいでいましたが、こうしてまた歩いてみると、山はよいな~、と思えました。震災など、深刻なニュースが続くなか、自分ができることを真摯にしようという気力が沸いてきました。やっぱり山はよいな~!声かけして下さった奥野リーダー、同行いただいたメンバーの皆様、改めて感謝です。ありがとうございました。

 

【感想】      53期  高橋秀治

 春の柔らかな日差しの中、読図も確認しながらの山歩きに参加でき、有意義な日曜日になりました。

 

【感想】      53期  辻春見

今回参加させて頂いた牛尾山は、もう40年近く前に警察署でテントを借りて、何度もキャンプに行った懐かしい山です。夜中に牛尾観音まで肝試しに行き奇妙な体験を初めてしたのも、この山でした。閑話休題

 読図がテーマだったのですが、SLから、左右の谷の形状も加味した読図のレクチャーを受けました。頭では理解できるのですが、左右の山を見て、その地形が、地図のどの等高線を指すのかがなかなか理解できません。

 ただ、初回よりは、二回目、二回目よりは三回目と少しずつですが、コンパスの使い方も理解できるようになりました。(入会前は、コンパスは北を指し示すもの程度の認識でした。)

GPSは軌跡ログの取得のみで、読図で歩けるようになることを目指します。

今回、L、SLにはお世話になりました。ありがとうございました。

 

【感想】       48期 井上 純子

 踏み跡や道標、人工物を頼りに歩いてしまうのが常で、読図を何とかしないとな…との思いから、今回参加させていただきました。いつも思うことですが、地形を読むというのは難しいです。しかしながら、例会等を通じて、成長していきたいなと感じました。

 

【感想】 48期 上坂淳一

お天気にも恵まれ、すっかり春めいた山歩きを楽しむことができました。

音羽山は、高校生のとき以来で?十年ぶりの再登でしたが、近郊の山らしく、送電線が縦横に走り、読図にも役立ってくれました。おまけに醍醐寺の桜まで満開にしていただき、企画いただいたリーダー、ご一緒いただいた皆様に感謝いたします。

 

【読図をもう一度】  40期 西田和美

今さら訊けないことが山もりあって、でも、何とかなるさと思って今日まできましたが、何ともならないことが判明し、困っていたときにこの企画。まさに山神様のお助けとしか思えませんでした。私は超落第生のため、出発地点の蝉丸神社からなかなか前に進めず、アホな質問攻めに遭われた諸先生方にはご迷惑をおかけしましたが、この次もどうぞよろしくお願いします。

日焼けを心配するほどお天気も良く、テイカカズラのツルアリドオシ説や、ツゲのアリドオシ説など面白い話しを聴きながら、楽しく、真剣に歩けました。

 

【ケイラと共に】 6期 四方宗和

今、我が家にホームステイして居るアメリカからの留学生・ケイラ(21才)と共に例会に参加した。彼女は現在関西外大に通い日本語と日本史を学んでいる。ここでホームステイについて若干説明しておくと彼女は我が家にとっては6人目の留学生でオハイオの大学在学中で2月5日にやってきた(5月末に帰る)。

関西外大の留学生は前期(2~5月)と後期(9~1月)とあって留学生は半年で終える子もいれば1年学ぶ子もいる。帰国しても単位はそれ相当に充当されるようである。

我が家では彼女が6人目と書いたが私はアウトドアの好きな子が好きであり、幸いにも6人中4人は私に付き合って当会の例会に同道してくれた。

最初の娘とは「愛宕~竜ヶ岳」を歩いた。2人目の娘とは「青山高原」、3人目は「芹生や奥美濃」へ連れて行った。4~5人目はアウトドアを好まず今回の6人目のケイラが音羽山例会に付き合ってくれたわけである。彼女は154cmとアメリカ人としては小柄であるが高校までサッカーをやっていて足は至極強い。

ホストファミリーの条件としては3つのことが必須で①家族の体をなしている(ヤモメや後家のような一人暮らしはダメ)、②洋式トイレがある、③個室を用意できる、の3点である。そしてファミリー側として選択できるのは「男女」位で国籍は選べない。

今年は留学生にとってもホストファミリーにとっても忘れられない年になるはずである。すなわち東日本大地震が起き原発の収束が見えない今、留学生のおおよそ30%が本国に戻る(本国の親や大学が日本は危険だからと呼び戻す)ことになる異常な4ヶ月であるから・・・。

しかし、我が家のケイラは日本は安全といって毎日を楽しんでいる。特にオハイオには飛行場はたくさんあるが電車は走っていず通学で利用する「京阪電車」に乗るのは大いなる楽しみの一つ。又、「本場の寿司」も楽しみの一つとのこと。

 

【感想】      Kayla E Potter

お父さんが私を初めてハイキングに誘った時、彼は大変優しいハイキングだといいました。私はお父さんと私ではハイキングと云うもののイメージが違うと感じた。

私たちが集合場所に集まった時、他のハイカーはコンパス、地図、ストック、高度計つきのしゃれた時計を持っていて私は少々ナーバスになった。経験豊かなハイカーばかりだ!しかし誠実な人たちだ!と感じた。

私は最初に色づいた林の中に入った時、日本とオハイオは似た気候にもかかわらずここはオハイオの林より緑が鮮やかであると気づいた。

二つ目は日本のCedars(ヒマラヤスギ林?)の空気はなんとフレッシュでクリーンなことか感じた。日本のCedarの匂いとアメリカのとは似ているがほんの少し違う、それはまったくすばらしい。

三つ目は丘についてである。日本の丘は急でありオハイオにはそのような丘はない。

私の足はこの日の終わりには痛くなっていたが、日本のハイキングは私にとってすばらしい冒険であり日本の滞在中に日本のハイキングを加えられたことはこの上ない喜びである。

 

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       山座同定中

 

【感想】       36期 辻野喜信

 蝉丸神社で磁北の話題の時に「京都東南部」の磁北が6度50分から7度10分に変わっていることが分かりました。かりに京都と北極の距離を6500Kmとすると、約38Kmも磁北点が移動したことになります。本当に移動したの? 測地系の変更によるもの? 疑問が残りました。

 目の前に現れる地形を見て、地図上で現在地を判断する。地図から地形を読み、この先の地形を想像する。2Dと3Dの理解? さらに歩いて時間が進むので4D?読図は結構難しいものです。

 今回は谷や尾根がどのように地形図に表されているのかを確認する山行でした。京阪大谷駅から高塚山までは、比較的地形が読みやすいコースだと思います。高塚山からの下りでは現在地の特定は難しいです。343mのふくらみが確認できればしめたものです。

 地形図にはほしい情報が記載されているわけでなく、多くの省略があります。また登山道は必ずしも正確ではありません。でも国土地理院は地形に関しては自信を持っているようで? 地形を読むには25000図は最適だと思います。時にはよく登る「マイ山域」で地図を片手に「読図」を楽しんで下さい。現在地が確認できれば脇道に入ることも出来ます。里山ならではの発見もあります。

 また読図ではアルプスなどの高山で山座同定などの楽しみがあります。機会があればぜひ挑戦して下さい。

 奥野CLの地味な山行に多くの参加があり驚きました。またよろしくお願いします。

 

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       ルート図①

 

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       ルート図②