京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3178 八ヶ岳アイスクライミング(岩ポイント)

御在所と違って,八ヶ岳の氷はかなり硬く,叩くと割れるので,こつこつと穴をあけて引っかける感じが必要だ。結構たよりないので,怖い感じもする。スクリューを10本に増やして南沢大滝にそのうち再チャレンジだ!

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南沢大滝にて

 

 

[NO.3178] 八ヶ岳イスクライミング(岩ポイント)

 

2012年2月10日~12日

 

【メンバー】L長野浩三,AT,本田勇樹

【記録】長野浩三

【天候】11日晴れ,12日晴れ

【タイム】2012年2月10日(木)20:30山科駅→25:00諏訪湖SA(仮眠)

11日6:30美濃戸口→9:30南沢小滝近辺→南沢小滝・大滝でアイスクライミング→16:00テント場(幕)

12日7:00南沢小滝でアイスクライミング10:30撤退→12:20美濃戸口

→もみの湯で入浴・帰京

 

 

【記録&感想】46期長野浩三

 12月の例会と同様,諏訪湖SAにて仮眠&あったかい朝食をとり美濃戸へ。美濃戸口から美濃戸へのダートの林道でスリップして危険と判断し,美濃戸口へ引き返して歩いて美濃戸へむかった。豪勢な鍋の材料が一杯あり,ロープ,ガチャ(スクリュー7本込み)もあって,かなり重い。

 

 約2時間で南沢小滝そばのテン場へついた。さっそくテントを張り,南沢小滝へ。小滝は,約12,3mくらいのバーティカルの滝で登りがいがあった。長野がリードし,その後トップロープを張ってそれぞれ登った。

 

 その後メインの大滝へ。大滝は今年ほとんどバーティカルが長く続いている。以前丸山さんと来たときは上部5,6mのみバーティカルだったが,今年は20mくらいはバーティカルだ。さっそく長野がリードで登ったが,段々になっていると思われたルートだが,登ってみるとだんだんがバイル等の邪魔になって極めて登りづらい。また,7本しかスクリューがなく,ちょっと少ないので,もう少し上でと思った矢先,なぜかは不明だが,まさかのフォール。氷が硬くなかなかバイルが刺さらなかったのも焦る原因にはなった。テラスのところまで結構落ちた。幸い,テラスが少し傾いて受けていたのと打ち所がよかったので,打撲のみですんだ。ルートの選択とスクリューの本数には要注意だ。

 

 その後は,後からやってきたよそのほんまもんっぽい人にバックロープを引っ張ってもらってトップロープを張り,T,本田と1本ずつ登った。

 夕食は,豪勢な豚キムチ鍋だった。重い荷物をもってきたかいがあり,うまかった。

 2日目は,南沢小滝で一人5本ずつ登った。結構疲れた。10時ころまで登り,その後撤退した。帰りの登山道が凍っていたので,アイゼンを途中まで使った。

 

 御在所と違って,八ヶ岳の氷はかなり硬く,叩くと割れるので,こつこつと穴をあけて引っかける感じが必要だ。結構たよりないので,怖い感じもする。スクリューを10本に増やして南沢大滝にそのうち再チャレンジだ!

 

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