京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3188 北嶺縦走

京都市内どこからでも望める比叡連峰、今回は読図例会という設定で仰木峠以北も丸ごと楽しんできました。

ho2.jpg

 

 

[No.3188] 北嶺縦走

 

3月20日(祝) 天候:晴時々曇

 

L上坂淳一 堤潤 向昌弘 吉川彩 出口真伊子 鶴田信介 根岸慶子 鹿嶽真理子 南部桂 百田飛鳥

横川陽子 (11名)

 

【行程】堅田駅8:45→環来神社前9:30~12:00伊香立越~13:10大尾山~仰木峠14:15~水井山14:50~延暦寺西塔(釈迦堂)16:00~ケーブル比叡16:50~水飲対陣17:25~雲母橋17:50

ho1.jpg

 

【記録】上坂

 参加者が11名だったので、3班に分かれて、交代で予め用意してあった地形図上のチェックポイントを同定していく課題を消化してもらう。

 スタート後しばらくして地形図にある細道を見失い(廃道かも?)、魚の子山まで1時間半を要した。第二ポイントの伊香立越についたときにはお昼。しかし、その先の稜線上は踏み跡も明瞭で、概ね1時間ごとにポイントを通過する。北風が冷たく、延暦寺西塔に着いたころには陽も傾いてきて体も冷える。日没が迫ってきたので大比叡は踏まずに雲母坂を下り、何とか明るいうちに無事下山した。

 

 

【感想】54期 根岸慶子

先頭を歩いた④~⑤の場所は、目印も多く道もしっかりしていたので、何となくわかったような気になりましたが、そのほかの場所は良くわからず、コンパスの使い方もあやしく、何をどう見ればよいのかよくわからないことも多く、地形を見て歩くことのむずかしさを再確認しました。

これから山を歩くときには今まで以上に意識して、少しでも読図ができるようになりたいと思いました。

また、先頭を歩いていた際、自分の世界に入りこんでしまい、周りが良く見えなくなっていました。今後は気をつけたいと思います。申し訳ありませんでした。

 天気に恵まれ、琵琶湖や京都市街を一望することもできて良かったです。ご一緒いただいた皆さまありがとうございました。

ho3.jpg

 

【感想】48期 上坂淳一

 京都市内どこからでも望める比叡連峰、今回は読図例会という設定で仰木峠以北も丸ごと楽しんできました。

 突然の班分けにもかかわらず、皆さんがとてもチームワーク良く行動されていたことには感心しました。

 毎回申し上げることですが、読図で一番大切なのは知識でも技術でもなく、とにかく頻繁に地図を確認するということです。すごく当たり前のことですが、読図の技術が十二分にあっても、地図を見なければ意味がありません。そして多くのルートミスはそうして起こっています。そうならないためにも、地図とコンパスはすぐ出せるところに携帯しましょう。

 

【感想】54期 南部 桂

鹿嶽さん、百田さん、横川さんと共に課題地点3と6の特定をおこないました。 山行中のほとんどは集中して読図していたのですが、最後の地点6を担当したときは1日の疲れが出てあまり集中できず初歩的な情報の見落としをしてしまいました。疲れるとミスをしやすいということを改めて感じました。ひょっとしてそのために長いコースを設定されたのでしょうか・・・。

 

【感想】54期 鶴田信介

読図をしっかりと学べるいいチャンスだと思い、参加させていただきました。

6つのチェックポイントのうち、1と4のポイントを堤さん、吉川さんと共に担当しましたがなかなか難しかったです。とりあえずコンパスを頼りに進みましたが、思いがけない分岐点や地図に載っていない林道などに散々惑わされました。簡単な進行方向の選択にしても、思いこみによる初歩的なミスなどがあり判断は常にあせらず冷静にしなくてはならないということも痛感いたしました。

今回、ミスを最小限にするために班で相談しながらルートを選択してゆくということを経験しとても為になりましたし、何よりチームワークの大切さを実感した1日となりました。

このような有意義な例会を企画していただいた上坂リーダーに感謝です。

次回の開催も楽しみにしたいと思います。

参加の皆様、有難うございました。

 

【感想】 55期 百田飛鳥

先日の山行では お世話になりました。

今までの 山行の中で一番 地図を見たと思います。まだまだ 読図は難しいですが たくさん山に登って 感覚を掴んでいきたいと思います。大変 勉強になりました。

また 機会ありましたらよろしくお願いします。

 

【感想】50期 堤  潤

hom.jpg

hom.jpg

 

今日は大人数だし新人が多いので、後ろでのんびり花でも探そうかと思ってましたが、登山口でリーダーが班分けをし、僕らは1班になったのでいきなり読図しながら歩くことになりました。一つ目のチェックポイントは図の①。普通にトレースがある道だと思い込んでいたので、事前に地図をよく見ないで歩いて、いきなりどちらへ行っていいかわからなくなりました。315m地点で谷が分かれてるのに気づいたものの、①方向へは踏み跡もないようだったので、直進し、現在地がよく把握できないまま登って、チェックポイント①を通ることができませんでした。最近GPSに頼り過ぎている事を反省するよい機会になりました。

コースは距離が19.6km。累積標高差+1584m、-1670mでアップダウンもあって、けっこうしんどい山行でした。

 

【感想】53期 吉川彩

登山口からしばらく行くと踏み跡がなくなり、地図とコンパスで方向を見ながら道なき急斜面を登るなどしましたが第一ポイントを通過することができませんでした。

文句も言わず後を付いてきてくださった皆様、大変な思いをさせて申し訳ありませんでした。また、ピークでの休憩時、地図とコンパスを合わせていたにもかかわらず、思い込みで違うルートへ歩き出してしまい、上坂さんが言っておられた、「山頂からが意外と間違えやすい」という事を身をもって感じました。

正確に読図できるようにもっと経験を積みたいと思います。

 

【感想】54期 出口真伊子

少しでも地図が読めるようになりたいと思い参加しました。

チェックポイント②の時に先頭を歩かせて頂きました。②のポイントは自分では、急勾配の分岐点から、もう少し先のように思いましたが、実際は急勾配を下ったところにあり、地図上での高低差があれれ?と感じました。何度教えて頂いても、立体的に地図をみたり、歩いた距離がどのくらいなのかなかなか感覚をつかむことができず、本当に難しいです。

ポイントを探す作業はゲームのようでとても楽しかったです。地図読みは興味があるので、機会があればまた参加したいです。ご一緒下さった皆様、企画下さったリーダーの上坂さんありがとうございました。

 

【感想】55期 横川陽子

今回の山行は、歩行距離も歩行時間も長く体力的にとてもしんどかったです。日頃の運動不足を痛感しました。

読図がメインの山行であったのですが、全く読むことができず、皆さんについて行くかたちとなってしまいました。今までずっと、連れてってもらう山行だったことを反省しました。山で地図が読めないことは危険だし、地図が読めるともっと山を楽しめると改めて感じました。これを機に、地図が読めるようにしようと思いました。

体力的にキツい山行でしたが、普段見慣れている山に登り、街を見渡した時は気持ちよかったです。久しぶりに山に登った達成感と疲労感を味わいました。

地図が読めるようになることと、体力をつけること、これが課題となりました。

今の自分の体力でなにができるかを知って、自分のペースで、たまには挑戦しながら、再び山に登っていきたいと思います。

今回一緒に登った皆さま、お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

【感想】 54期 鹿嶽眞理子

仰木峠以南は前に歩いたことがありましたが、今回はずっと北の環来神社からの出発でした。

里山、それもあまり歩かれていないところからということで、はじめしっかりしていた道も途中から怪しくなり、本当の意味の読図の勉強会となりました。

細かく地図をチェックすること、間違えた時の冷静な軌道修正、ピークからの出発時に間違いが多いことなどいっぱい学びました。

3班に分かれての読図で、私は第3班。ポイント3~4と7~8が担当でした。後半最後のポイントを間違えるミスが痛かったです。建物マークの見落とし、リフトマークがわかっていなかったことがミスの原因でした。

いろいろといい勉強になりました。