京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

[No.3309] 八ヶ岳(阿弥陀岳・赤岳・硫黄岳)

八ヶ岳は中学校の登山で登って以来、好きな山だったので、とても楽しみな気持ちで参加させて頂きました

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写真:バックには富士山、横岳付近にて

[No.3309] 2013年7月26(金)夜~28(日)

八ヶ岳阿弥陀岳・赤岳・硫黄岳)

【メンバー】

L秋房伸一 亀島文子 船木佐織 増澤由美  会員4名

【行程】

26日(金) 八条口20:30=24:15道の駅小坂田(仮眠)

27日(土)5:30起床6:30=6:50美濃戸口7:10~8:50御小屋山~11:25阿弥陀岳~13:50赤岳~14:30赤岳展望荘(泊)

28日(日)赤岳展望荘6:00~7:25横岳~8:10硫黄岳山荘~硫黄岳三角点方向~8:50硫黄岳~10:15赤岳鉱泉~11:40美濃戸山荘~12:30美濃戸口=京都

【天気】両日とも 曇時々晴、夜に雨

20130727八ヶ岳

図:GPS軌跡

 

【記録】52期 秋房伸一

27日:メジャーな山域だが、まだ登ったことのなかった八ヶ岳の縦走を企画した。

 八ヶ岳では長い登りとされている尾小屋尾根から阿弥陀岳コースをとったところ、人が少なく、静かな山歩きを楽しめた。

 阿弥陀岳の頂上にぽっかり出ると、多くの人がいた。残念ながら、雲のため展望は得られなかった。

 阿弥陀岳から中岳、赤岳への縦走は、すれ違いで人を待ったりしながら、のんびりと進んだ。赤岳の頂上でも雨の心配こそないものの雲のため展望は得られなかった。

 ちょうどよい時間に赤岳展望荘へ到着。夕食は17:45から、朝食は5:30の指定。実は、混雑した山小屋に泊まったことがなく、あふれかえる登山者をどう捌くのか心配していたが、時間別に諸般の行動を分けるなど、なかなか合理的なシステムで、感心した。小屋には五右衛門風呂があり、入浴した女性陣の証言によると、とてもよかったそうだ。

 

 1泊2日の山小屋装備だと、荷物がものすごく軽量なので、着替えを持っても負担にならない。私は風呂には入らなかったが、服を着替えて爽やかになった。回りの人たちをみても小屋に着いたら着替えるのが当たり前のようで、なるほど、八ヶ岳の小屋泊まり登山だと感じた。

 

28日:雲の切れ間から富士山が見え、気持ち良く小屋をスタート。振り返ると赤岳の稜線も姿を現した。横岳付近は、鎖やハシゴが設置されている箇所がある。無雪期にはなんていうことがないが、雪山だと、なかなかシビアなのだろうかなどと想像しながら、気を緩めることなく通過。

 硫黄岳山荘から硫黄岳にかけては、雄大な風景。硫黄岳の三角点まで行こうとしたが、噴火口跡の崩壊が進んでいるためか、途中で立入禁止になっており、断念した。

 赤岳鉱泉でトマトを丸ごと食し、美濃戸山荘で一休みして、美濃戸口へと下った。

【感想】55期 船木佐織

八ヶ岳は変化に富んだコースが楽しい山でした。例会を企画してくださった秋房さん、終始明るく励ましながら危険な箇所の歩き方や花の名前を教えてくださった亀島さん、楽しい信州の話を教えてくださった増澤さんに感謝します。今回の例会では学んだ点、考えさせられた点が多々ありました。私にとって山行は考え方を改めさせられる貴重な勉強の場です。これからも皆さんから色々な事を学びながら、また少しでも皆さんに近づけるように経験と体力をつけていきたいと思います。

【感想】55期 増澤由美

八ヶ岳は中学校の登山で登って以来、好きな山だったので、とても楽しみな気持ちで参加させて頂きました。

美濃戸口から御小屋尾根経由での阿弥陀岳までの道のりが長く、暑さもあり疲れましたが、展望が開けてからは景色を見ながら気持ちよく登ることができました。程よい疲れで山小屋に着いた後、山小屋の五右衛門風呂に入ることができ、感激しました。

楽しみにしていた御来光は靄がかかっていて見られず残念でしたが、キレイな富士山は見ることができました。

また、何日かかけて八ヶ岳縦走をしてみたいです。

みなさん、ありがとうございました。

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写真:赤岳と左後方に富士山

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写真:赤岳頂上山荘

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写真:横岳付近

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写真:硫黄岳を目指す