京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3355 スノーシュー 横山岳

 湖北の横山岳ということで、相当の積雪量を期待したが、想定よりも少なかった。

 

yokoyama1.jpg

写真:頂上手前平坦部分を進む

 

 

[No.3355] 2014年1月26日(日)

スノーシュー 横山岳

 

【メンバー】

L秋房伸一、上坂淳一、堤 潤、NF、小西幸一郎、久代まゆみ  会員6名

【行程】

26日(日)京都駅八条口6:30=余呉町菅並東(デポ)8:40~13:15横山岳~16:00デポ地=京都

【天気】雪/曇

yokoyamamap.jpg

図:GPS軌跡

 

【記録】52期 秋房伸一

 湖北の横山岳ということで、相当の積雪量を期待したが、想定よりも少なかった。

 菅並東集落から林道のアプローチ。途中で林道は崩落していたが、そのまま進んだところ、新しい林道と合流した。

 林道から登山道へ入るところは、雪が付いてなかったので道標が露出しており判ったが、雪が多かったら分岐がわからず、地形図をみて単なる急斜面登りでとりつかないといけなかっただろう。

 沢登りの詰めのような泥急斜面をスノーシューを外して登り、しばらくツボ足で歩いたが、すぐに雪が深くなり、スノーシューを装着。

 淡々と登り、山頂へ。山頂は平坦で、避難小屋もあり、メジャーな山の山頂であるという風格があった。

 帰りはピストンであるが、支尾根に入り込むリスクもあるので、気をつけて全員で下った。

 

【感想】 56期 久代まゆみ

2年前に行きそこねて、ずっと心残りだった横山岳が例会に出ていたので、喜んで参加申し込みさせて頂きました。

 先週とうってかわって暖かい京都から横山岳付近まで途中雪を目にすることなく到着。

 スノーシューで林道を渡渉しながら歩き、さあ急登の始まりと思うと、雪がなくスノーシューを外して担ぐことに。

 予想外の展開に、いつものネットを持ってきてなく、どうにかザックに着けたつもりが即落下。

 上坂さんに装着方法を指示して頂き、なんとか担ぐことができました。

 今回は何もなくと祈っていたのに、又申し訳ございませんでした。

 泥道をずるずる上ると雪道になり、しばらくつぼ足のあと再びスノーシュー装着。

 先週とうってかわって硬く重い雪の中、交代でラッセル。

 急登を登りきった堤さんの次の私は、尾根の合流地点から山頂までパウダースノーのなだらかな道の先頭!夢心地で歩かせていただきました。

 下りは何度も転びながら、下山。

 メンバー見て、大丈夫かな~私と不安な中、今回も皆様のお陰で楽しく登頂できま した。

 ありがとうございました。

 

【感想】54期 NF

 たっぷりの雪の中をラッセル・・・と思っていたら想像以上に雪が少なくてひょうしぬけ。かえって落ち葉がすべりやすくなっていて、

ひやっとする場面もありました。吹雪で山頂からの景色は見えませんでしたが、山深さを感じることができました。ありがとうございました。

 

yokoyama2.jpg

写真:雪庇を乗り越える

 

【感想】56期 小西幸一郎

二週間前の比良全山縦走に続き、スノーシュー例会に参加させていただきました。今回は日帰り山行でしたので、荷物の重さや量が全く異なり、ザックの選択に相当悩みました。最終的にはスノーシューの固定などを考慮し、65リッターを選択しましたが、ザックだけに拘わらず山行にあたっては、計画内容などをふまえ山道具の適切な選択が出来るよう精進していきたいです。

横山岳については、相当雪深いという情報もいただいていたので身構えていましたが、スノーシューを外す場面もあり色々なシチュエーションも楽しかったです。特に落ち葉たっぷりの急登部は、気を使い疲れました。

最後の林道の区間で、ツボ足での歩行となりましたが、スノーシューをしていた登り時と距離が違うのではと思わせるほど、スノーシューの有り難さを理解できました。

また、どっぷり雪のある時にも来たいと思いました。

今回も、秋房リーダーを始め皆様にいろいろお教えいただきながら、楽しいひと時を過ごさせてもらえました。今後ともよろしくお願いします。

 

 【感想】50期 堤 潤

横山岳はナカニシ屋出版の「琵琶湖の北に連なる山」にも出ており前から行きたかったので急遽秋房リーダーにお願いして参加させていただきました。個人的には自然豊かな山が好きで、特にブナ林は大好きなので今回も楽しみにしておりました。

 当日は前夜の雨のせいか積雪が少なく、しかし重たい雪で、本当に春山のようでした。登山口からの急登は先が思いやられましたが、それもしばらくで、その後はほどほどの登り。尾根とあってけっこう単調でしたが、大きなケヤキやミニ雪庇、ミニ岩場もあったりで、初めて登るのでなかなか楽しかったです。最近運動してないので、登り下りとも一人バテ気味でしたが、雪の中のブナ林は幻想的でまた行ってみたく思いました。それと、下山時余裕がなくてカメラを落としたことにも気付かずに下山してしまいました。また、春はお花もいいようなのでカメラ探しついでに行ってみたいと思いますので、行きたい方がおられればご一緒しましょう。

秋房リーダーはじめ皆さんありがとうございました。

 

yokoyama3.jpg

写真:横山岳山頂