京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3677D 夏山合宿D 「徳本峠と霞沢岳」

 2017810日(木)~13日(日)

 

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写真:徳本峠への道

 

【メンバー】L秋房伸一、横川陽子、山形真知子、会員3名、会員外1名、計4名

 

【行程】

10日(木):阪急西院15:3022:30島々林道広場(車デポ)

11日(金)曇 デポ地4:506:30二股6:558:58岩魚留小屋9:1311:08力水11:1512:11徳本峠(幕)

12日(土)曇 徳本峠5:456:40ジャンクションピーク6:467:18池塘9:10尾根2560m付近(ATさん合流)~9:15K1ピーク~9:54霞沢岳10:0510:42K1ピーク~11:57池塘12:35ジャンクションピーク~13:18徳本峠14:2015:38明神(三叉路)~16:20徳沢16:3517:26横尾(幕)

13日(日)/7:389:26明神(徳本峠三叉路)~10:18河童橋上高地BT10:4011:36安曇支所前~11:52デポ地=竜島温泉=京都

 

 

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写真:徳本峠

 

【記録】52期 秋房伸一

 夏合宿(横尾集中)参加のため、クラシックルートである徳本峠に霞沢岳ピストンを加えた例会を企画した。

 徳本峠への道は、20097月にも例会で訪れているが、その時よりも断然整備されていた。特に危険を感じるところは無い。

 冷たくて美味しい「力水」で力を頂き、峠へは昼頃に着いた。

 午後は昼食と夕食を兼ねてゆったりと過ごし、早めに就寝した。テン場は混雑しておらず、快適であった。雲に阻まれて穂高の眺望が得られなかったのは残念。

 翌日は、霞沢岳ピストン。道はしっかりしているが、アップダウンの連続。途中、朝に横尾を出発した会員に追いつかれた。横尾からノンストップとのこと。その後は5人パーティーとして行動した。

 雨の心配はなかったが、穂高連峰の眺望は得られなかった。山の日3連休ではあったが、出会ったパーティーは数組で、静かな山行が楽しめた。

 徳本峠小屋の昼食時間に間に合い、とても美味なうどんを食べたが、時間がかかってしまった。

 横尾集中テン場到着が17時半になってしまい、何の手伝いもできないどころか心配をかけてしまい、真に申し訳ない次第であった。食当をはじめ諸準備に携われた皆さん、ありがとうございました。

 メンバーの足も揃っていて特に何かトラブルがあったわけでもないので、朝の出発時刻を早くするべきだった。

 翌日は、上高地での待ち時間がほとんどなくバスに乗れて、温泉入浴後に昼食をとることができた。

 

【感想】59期 山形真知子

 私にとって、山は静かに心を癒されに行く所です。(本人は少々賑やかなのですが)

 徳本峠は、一度は越えてみたい峠でした。 予想通り、静かな登りやすい峠でした。

 霞沢岳は、忘れていた夏山の楽しさを、思い出させてくれました。お花畑、ハイ松、稜線のアップダウンなどです。

 でも、もっと忘れていたものがあったのです。テント生活の楽しさ。仲間との交流の楽しさ。

 合流を目的に霞沢岳まで登って来て頂いた会員さん。自分達の荷物だけでも重たいのに、すき焼きの材料をボッカして頂いた小西パーティーの皆様。

 合宿の楽しさを、十分に味わえた横尾の夜でした。

 

 

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写真:徳本峠テン場

 

 

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写真:霞沢岳への縦走路

 

 

 

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写真:霞沢岳ピーク