京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3727  京都外周ウォーク⑪ 春の八丁平湿原・峰床山・鎌倉山

2018年4月22日(日)

f:id:hirasankun:20180511225319j:plain

【メンバー】

CL 57期 崎山康治

54期 鹿嶽眞理子 

【行 程】

22 晴れ時々曇り 昼気温32度

7:45京都バス出町柳駅前発=8:40葛川

学校前着・出発~[伊賀谷]~9:30二

股~[右股]~10:30中村乗越~10:35八

丁平湿原~10:45同南端~11:00クラガ

リ谷への分岐~[クラガリ谷]~11:20

尾根筋~11:30 970m峰床山休憩・昼

食12:0012:25オグロ坂峠~13:35

970m鎌倉山休憩~14:40林道出合

休憩~[鎌倉谷]~15:00葛川森林キャ

ンプ場前~15:05坊村バス停到着・

15:46江若交通バス堅田駅行発=

16:40JR堅田到着

【歩行距離等】

歩行距離:11km

所要時間:6時間35

累積標高差(+)1,000m(-)1,040m

【記 録】57期崎山康治

満員のバスに揺られ葛川学校前で下車。中学校北側から安曇川支流の伊賀谷を遡上し「火の用心」の大看板のある二股に至る。左岸に渡渉する橋が無いため少し下流の堰堤の縁を渡り右股に進む。

テープ等の目印に従い谷を左右に渡りながら北に進み、最後に右岸に渡って谷を離れ、急斜面を登って西に折れ中村乗越に着く。

西側の眼下に八丁平を見ながら斜面を下り六尺道に出会う。道なりに南に向かい、湿原の南端から峰床山への道標に従って木道等を北西に進む。フノ坂峠への分岐を見送って湿原の中を進み、クラガリ谷への標識から西に向かい、湿原を進む。北へ向かう谷と別れ、踏み後に沿って西に登る。前回、北に進む目印に従ったが途中で滝に阻まれたため、素直に西の谷を辿り急斜面を経て尾根道に出る。北に向かい峰床山頂上に到着。360度の眺望があり、比良山系等を眺めながら昼食を摂る。

下山は、オグロ坂への標識に従い、東の斜面を下り、イワウチワなどを楽しみながら、オグロ坂峠に至る。

休憩後、眼前の斜面を東に登り、アップダウンを繰り返しながら北東に進み、ようやく鎌倉山に着く。眺望はきかないが雑木林がきれいな平坦地の山頂で、休憩後、東に向かう。緩やかな下りを満開のシャクナゲの花やイワカガミ、ブナ林などを楽しみながら、広幅の林道出合まで下る。

 

 

休憩後、「城の鼻~登山口」の標識に従いカマクラ谷へ下り、「かまくら谷林間遊歩道案内図」の大看板のあるキャンプ場前に着き、葛川市民センター前駐車場を経て坊村バス停に到着。予定の出町柳までの京都バスには2時間余りあるため、休憩後、江若交通バスでJR堅田駅に向かう。

【感想】54期 鹿嶽眞理子

爽やかな新緑とせせらぎの音に心弾ませて歩きだしました。しかし、上のほうに上っていくとまだあまり芽吹いておらず、八丁平は冬の眠りから目覚めかけてるところでした。さらに登っていくと、ミヤマカタバミ、オオカメノキ、イワウチワが咲き乱れ、イワカガミは今日初めて開花したのかと思われる初々しさでした。圧巻は、下山路で見たシャクナゲの群生でした。

さて、今回の山は道標もかなり少なく、渡渉地点に橋がないなど、地図読みに神経を使う山でした。ちょっと道間違いなどもしながら、何とか無事予定コースを回ることができてほっとしました。やはり北山は奥が深くて楽しいです。崎山リーダーありがとうございました。

 【感想】57期 崎山康治

  今回のコースは、中村乗越までの沢渡り、八丁平湿原の新緑と木道、下山道での花々と3つの行程が楽しめました。特にシャクナゲは満開で大輪の花がきれいでした。帰りのバスの時刻が気になっていましたが、同行いただいた鹿嶽さんのおかげで、余裕をもって下山できました。

腰折を2句

「宿り木の梢に高し春の空」

 「沢渡り見上げる木々や夏近し」

 

【ルート図】

 

f:id:hirasankun:20180511225257p:plain