京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3741  京都外周ウォーク⑬ 経ヶ岳・イチゴ谷山を歩く

2018年6月30日(土)

 

【メンバー】

CL 57期 崎山康治

【行 程】

6月30日 曇り時々晴れ午後雷雨

昼気温26度 湿度80%

8:50自家用車で久多川合町到着、9:06

高島市営バス乗車=9:16桑原橋バス停

到着~地蔵堂前(トイレ有)9:30出発

~登山口~[丹波越え]~P622m~

10:55三国岳・経ケ岳分岐、小休止~林

道出合~11:20林道別れ~11:30経ケ岳

889m小休止~イチゴ谷山北麓~12:20

ブナ等倒木の平地、休憩・昼食12:45~

13:10 イチゴ谷山892m小休止

13:30中峰~13:30P909m小休止~

14:10鉄塔2か所下~14:25P865m~

15:15P685m~15:30小川への分岐~

16:00柴ヶ谷~16:10小川シコブチ神社

前(県道出合)~床鍋橋バス停~

16:30久多川合町到着

【歩行距離等】

歩行距離:12km

所要時間:7時間00

累積標高差(+)927m(-)992m

【記 録】57期崎山康治

久多川合町の県道・府道分岐点で高島市営のマイクロバスに乗車し、桑原橋バス停で下車(運賃220円)。

針畑川の桑原橋を右岸に渡り、トイレ前を通り地蔵堂手前からロープを張った山道に入る。間なしの「経ヶ岳登山口」の標識を過ぎたところから谷川の小橋を渡り登山道を南に登る。急坂を交え、イワウチワ、ユズリハ、ブナ、杉などの樹間を進み、北方の連山を振り返りながら「丹波越え」の標識のある三国岳との分岐点の峠に到着。

休憩後、南の斜面を登り降りして東進し、「経ヶ岳1㎞」の標識から林道に出る。しばらく林道を歩き「経ヶ岳0.5km」の標識で林道と別れユズリハの中を進み経ヶ岳に到着。

眺望はなく、休憩後、緩急のあるユズリハの坂を平良谷源のイチゴ谷山北麓まで下る。獣害防止ネットに沿って、経ヶ岳を振り返りながら南に登り、ブナなどの倒木が並ぶ平地に着き休憩。

昼食後東に登りイチゴ谷山に到着。ここも眺望はなく、小休止後緩やかな尾根道を南に向い台杉の古木の立つ中峰

 

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 [中峰の古木]

を通過し、P909m地点に着く。ここは南の眺望良く、朽木の連山にかかる雲や送電線を遠望する。

南東から雨雲が近づくのを見ながら雨具を着けて出発し、送電線の鉄塔を2か所潜り、685地点あたりから雷雨の中を南から東に弧を描く形で雑木林の緩やかな尾根道を急ぐ。途中で北に折れて滑りながら小川(こかわ)への急坂を下り、「小川・シコブチ神社0.5km」の標識から西に下り、柴ヶ谷の林道に至る。濁流の谷川に沿って東に向かい小川の県道出合に到着。雨上がりの県道を針畑川に沿って久多川合町まで戻る。

 【感想】57期 崎山康治

  今回のコースは、朽木と久多の境の尾根歩きで、①丹波越え、②経ヶ岳・イチゴ谷山・中峰と辿る比較的緩やかな府県境の尾根道、③尾根筋と別れて小川に下る急坂の3つにわけられ、変化がありました。イワウチワ、ユズリハの緑が鮮やかで風雪に耐えた台杉も見られましたが、眺望が良いところは一部でした。

2時過ぎからは雷雨があり滑りながらの下山となり、靴には蛭が数匹付いていました。夏は着替えと蛭除け、虫除けが必需品だと改めて思いました。

行き帰りにバスを利用する場合は、帰りに梅ノ木から17:18発の出町柳行きのバスに乗る必要があり、久多川合町に4時には戻りたいところでしたが、30分ほど超過してしまいました。休憩時間の短縮が必要でした。

腰折れを2句

「梅雨晴間谷に五線譜浮かびおり」

「連山に雷雲を見る朽木谷」

 

【ルート図】

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