京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2741 太陽が丘オリエンテーリング(読図ポイント)

f:id:hirasankun:20190626144633j:plain

【日程】2006年1月22日(日)
【参加者】5名
【天候】晴れのち曇
【行程】
9:00 京阪電鉄宇治駅 集合
 |(机上説明・作業)
10:25 京阪電鉄宇治駅 出発
     START<Aコース>
10:35 パーマネントポイント1
10:51 Yポイント2
11:02 パーマネントポイント3
11:12 Yポイント4
11:17 Yポイント5
11:34 パーマネントポイント6
11:53 パーマネントポイント7
12:12 天ヶ瀬ダム展望台(昼食)
12:55 天ヶ瀬ダム展望台 出発
12:57 パーマネントポイント8
13:22 パーマネントポイント9
13:30 パーマネントポイント10
13:55 Yポイント11
14:08 パーマネントポイント12
14:27 パーマネントポイント13
14:33 パーマネントポイント14
14:42 パーマネントポイント15
14:48 パーマネントポイント16
14:52 パーマネントポイント17
GOAL<Bコース>
15:20 パーマネントポイント15
15:40 パーマネントポイント10
16:00 京阪電鉄宇治駅 解散
<OL Total Time 3:44>


【記録】48期 Y.K.
太陽が丘の陸上トラックを走っていた10年前から気になっていた謎の看板。当時、暇つぶしにこの看板の正体を掴むべく勝手に太陽が丘周辺を探検して怒られたことがあった。10年後にこんな形で探検するとは思ってもいなかったけれど。
OL(オリエンテーリング)に必要な道具を揃えたら、磁北線の引き方・コンパスの使用法を学び実地に備える。他の簡易コンパスが役に立たない理由がよくわかった。
OL競技は当然ながら個々で読図をしなければいけない。そのはずが、道沿いのポイントばかりだというのに誰かと確認しないと不安になる。結局5人団子になって歩測を行いながら進む。YポイントはYさんが12月中旬に仕込んだ青ビニールのお手製ポイント。残念なことに撤去されてしまっていた所もあった。一旦集落に降りたところでYさんが単身冒険の旅へ。携帯での通話で即合流できた。1月とは思えないぽかぽかとした陽気の中、右手に宇治川を収めてのんびりと歩く。コツがわかってきたところで真打ち登場とばかりにYポイント11が立ちはだかる。Yポイントはひとクセあるものばかり。気を引き締めてと思っていたら、元気爆発・我等の切り込み隊長Yさんは、再び単身尾根の向こう側へと行ってしまったのであった。樹林帯に覆われた谷沿いでは送電線の確認すら難しい。支沢の合流・尾根の張り出しを追ってブッシュを直上するも、方向感覚が狂い右往左往。送電線ばかりに頼ってはいけない事を知った。次のポイントに向かうところでYさんと合流し、本当に感心させられてしまった。一人きり判りづらい地形に放り出されたら、きっとパニックになってしまうだろうと思う。あとは太陽が丘まで道なりに進むが、公園入口より個々にポイント16を通過しゴールを目指すことになった。大きな球技場がある位だから視界は文句なしだというのに見当たらない。内心、やはりと思う。ポイントを設置する立場の心境を思うと、私ならば絶対見える所には置かない。ほんの少しだけ隠しておいて、挑戦者をさんざん悔しがらせた方が面白いでしょう!ヒネクレ者ならここに設置するぞ、と思ってみたらまさにポイントがあったので、自分のヒネクレ度合に一人頷く。そして案の定、通過しそこねた純真な方々は悔しがっていたのであった。最後に現在地固定に有効な交会法を教わり、かなり正確に固定できることに驚いた。ぜひ活用してみようと思う。
里山の地形、そしてOLの面白さを堪能した一日であった。実際の競技ではほぼ走行・ヤブへとショートカットをするとの事なので、機会があれば挑戦してみたい。


【感想】48期 N.K
22日9時に宇治駅集合、寒波が到来とか2.3日前からの予報でかなり寒くなるかなと心配、宇治駅に着くと思ったより寒くなく天気は快晴、駅前のミスドでYさんよりOLのやり方、コンパスの使い方から丁寧に説明を受ける、みんなとても熱心に聞き入っていた。
10時頃駅を出発、最初はポイント事に時間を書いていかなくちゃと思っていたのに、ポイントを探すのに精一杯ですっかり忘れしまいました。
Yさんオリジナルのポイントもあり、忘年会の後、寒い中この日の為にと付けてあった藪の中のブルーリボンは何箇所か撤去されていて残念でした、一人、一人歩き、相談しないように言われても分岐近くに来ると不安になり、みんなが立ち止まり団子になって歩いてしまいます。
宇治の山里の茶畑の中や、里山のピークを探したり、ワイワイガヤガヤいつもながら賑やかで明るいメンバーです。昼食は見晴らしのいい場所でゆっくりラーメンや珈琲を飲みハイキング気分です。
最後の太陽が丘では公園内なんてポイントはすぐ分かると私は単純に思っていました。 でもなかなか見つかりません、Sさん、Yさんと3人でうろうろしていると、後ろからKさんが「御先に~」と走っていくではないですか、3人とも唖然!どこにあったんだろう?探しても見つける事が出来なくて、仕方なく最終ポイントへ、そこにはYさんとKさんが余裕で待ってました。帰りに見つける事が出来なかったポイントを教えてもらい、自分の思い込みで分からなかった事がわかり、反省・・・後は宇治駅まで5人で楽しく歩きました。
OLはとても面白く、まだまだ地形が読めないので何度でもやりたいと思います。コンパスにももっと慣れて今度は山でやってみたいです。
それと、今度は老眼鏡を持って行かなくては・・・・
とても有意義な1日でした、ありがとうございました。