京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.4002 西赤石山-東赤石山縦走 ※テント泊ポイント

2023年5月27日(土)〜28日(日)

【メンバー】CL HE、SL TD、ST、MK(54期)、MH(57期)、TW、RK、MH(62期)、MK(64期)、MS 会員10名

【行程・記録】5月27日 天候:晴れ/曇り 07:00 京都駅烏丸口=12:30 日浦登山口 12:50~13:00 圓通寺小足谷出張所跡 ~13:10 小足谷接待館跡地~13:30 ダイヤモンド水~13:50 木方吹所~14:10 別子山村役場跡~14:40 銅山峰~15:10 銅山峰ヒュッテ(テント泊)

5月28日 天候:曇り/晴れ 06:00 ヒュッテ~6:35 銅山峰~7:40 のぞき岩~8:30 西赤石山~9:05 物住頭~9:25 前赤石の岩場~10:35 石室越分岐 ~10:55 赤石山荘~11:30 旧道分岐~11:45 東赤石山~12:05 旧道分岐~13:40瀬場谷分岐~14:25 筏津登山口

【記録・感想】64期 HE

剣山から石鎚山まで繋げる山行の第三弾として今回 東-西の両赤石山を歩く企画をさせて頂きました。

本来は天狗塚から切れ目なく繋げていきたい気もしますが、車の回送が難しく、かつ見所も少ないため、マニアのための完全踏破プランは別で実施することにしてまずは主要な山域をカバーしていきます。

今回は住友の故郷、別子銅山エリアの西赤石山、岩ごつごつの山容が期待できる東赤石山、しかも銅山峰ヒュッテ前の水場付き、トイレ付のフラットなテン場でのテン泊ということで楽しみにしてましたが、山も、それ以外も期待以上で大満足の山行となりました。

忘れ物)出発の際のTDさんの携帯忘れに続き、山中でRKさんの「財布ない」騒動。無事ザックのそこから発見された後の生き生きとした表情がもう。。。

二日酔い)触れずにおきましょう。

しゃりばて)触れずにおきましょう。

なんだかんだトラブルが起こりつつもお互いにカバーし合い、やりくりしていく様が「山岳会の山行」なんだろうなーと感じられた、楽しい山行でした。

個人的には、別子銅山を含む周囲の鉱山採掘にも興味を持ちましたので、四国横断番外編として観光ツアーも実施しようと考えています。

参加いただいた皆さん、食当含め種々当番を実施頂いた皆さん、ありがとうございました。今回参加の皆さん、そして今回はクルマの関係で参加をお断りさせて頂いた皆さん、また順次企画していきますので、ぜひご一緒させて頂きたく、宜しくお願い致します。

【感想】61期 RK

四国の山とあまりご縁がなく、今治在住の友人と石鎚山に登った程度でしたが、四国の山に精通しているHEさん、TDさんの企画とあって、参加させていただきました。初日は午後からの山行であり、2日目が本番という内容です。初日のメインイベントは共同食を楽しむ事であり、MK(64期)さんの夏野菜カレーを調理も含めて楽しませていただきました。(私は専ら火の当番とルーを混ぜるだけでしたが・・・)食事担当は1度だけ経験がありますが、本当に段取りが大変です。今回は10名分でしたので、分量の計算も難しかったのではと思いました。現地で素揚げした夏野菜をカレーにトッピングし、彩も良かったです。MK(64期)さんには大感謝です。酒席も予想通りの大盛況でしたが、皆さんが持参された酒の量に驚くばかりでした。2日目の山行本番は、心配された天候も時折晴れ間が差し、北側に新居浜市と瀬戸内海、反対は新緑豊かな長い山脈を堪能しました。ターゲットの赤石山とはよく言ったもので、石、岩がごろごろしている山でした。今回は、前赤石山と八巻山を踏まず巻き道を利用しましたが、巻き道から見上げる岩峰の両山は男らしい山で、別の機会に登ってみたいと思いました。大所帯をまとめていただいたHEさん、TDさん、楽しい宴会と山行企画、ありがとうございました。また、同行いただいた皆様、財布の紛失騒ぎでご迷惑をおかけしました。ドンくさい私ですが、引き続きお付き合いください。ありがとうございました。

【感想】64期 MK

四国は有名どころの山に行くことはあっても東・西赤石山に行ける機会は少ない。今回滅多にないチャンス!と参加しました。

山行詳細はリーダーの記録にお任せするとして…今回私は食担のミッションをいただきました。メニューを決めるのに試作した結果、夏野菜の素揚げカレーに決定しスーパーを回って準備するのも新鮮で楽しかったです。

初日は銅山跡を興味深く見物しながら銅山峰ヒュッテへ到着。今は営業していないがおばあさんが1人で住まれてるヒュッテ前にはテーブルとベンチがありこの日は私たち貸切状態で使えてラッキーでした。カレー作りは皆さんに手伝ってもらい私は用意した具材を投入しただけでラクさせていただきました。面倒な揚げ油や鍋も皆さんにテキパキ片付けてもらいありがとうございました。その後6人用テントで10人で歓談。夜は爆風でテントが揺れてましたが、私は結構眠れた方かと思います。

翌日は二日酔いの人もいましたが、西赤石山経由でアップダウンや岩場ありの変化のある道を歩いて東赤石山に登頂しました。冬山より荷物は軽いとは言え長い下りは疲れました。夏山縦走なんて出来るのか不安がよぎります。

HEリーダー、参加された皆さん、色々とお世話になりました。

【感想】56期 TD

四国の背骨トレッキング第三弾、久しぶりのたくさんの参加者での山行であった。冬山に比べずいぶん荷物も少なく楽々の山行となるはずだったのだが・・・

初日は行程も短く早々に宿泊地に到着。テントを設営し食担のMK(64期)さん他数名は食事の準備をおこなっているのを横目に副理事長の誘いを受け先にアルコールをたしなむ。なかなか山では食べられない天ぷらをつまみにアルコールが進む。大人数での山行ゆえに集まったアルコールの量も多い。皆でYY(ワイワイ)と食事をしながら楽しい時間を過ごしたのだが、一番早くから一番遅くまで呑んでおり必然的にアルコール摂取量は増大していった。

初日の楽園のような楽しさにうって変わり翌日は地獄の試練となり本来味わえたであろう山行の楽しさは微塵も感じられなかった(多分素晴らしい山であったであろう)。

HEリーダをはじめ荷物を持っていただいた皆さん、お気をつかっていただきました皆さん、ご迷惑をかけすみませんでした。四国の背骨トレッキング第四弾も見捨てずご一緒させてください。