京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

<個人山行>五竜岳

2025年4月12日(土)~13日(日)

【メンバー】CL:HT、NF、MK 計3名

【行程】12日:晴れ 五竜ゴンドラ→リフト終点〜小遠見〜中遠見(テントをデポ)〜大遠見〜白岳〜五竜山荘〜五竜岳〜中遠見テント泊13日:雨 泊地〜ゴンドラ乗り場距離:14.2km. 登り:1528m 下り:1642m

【記録・感想】MK

2月の計画が今年は日本海側の雪が多い影響で毎回風雪予報で中止になり今回3度目の正直でやっと行くことができました。

本来なら初日に西遠見手前でテント泊して翌朝アタックする予定が初日は晴れ、翌日は一日雨予報のため初日にテントを張ってザックを軽くして行けるとこまでピストンで行くことになりました。

朝、ゴンドラ待ちの列に並び、リフトに乗り換え、9:10にスタート。準備してる間に後から来た人がどんどん行ってしまった。このスキー場はゴンドラの最終便に間に合わなかったとスキー場を時間外に歩いて下りるのは禁止らしく日帰りでの登頂はなかなか厳しそうです。

地蔵の頭、小遠道、中遠見と進み、中遠見に居抜き物件を発見しましたが、そこで休憩されてた人がいたのでその近くに荷物をデポしてザックを軽くして出発しました。

目の前に五竜や鹿島槍がドーンと見えて、これ見るだけでも来た価値あります。進むにつれてそれまでの尾根のアップダウンから雪庇や五竜の武田菱の壁が間近に見えたり絶景を楽しみながらの尾根歩きでしたが、白岳のトラバースを使わず安全に白岳山頂へ登るコースを取ったので、想像以上に時間もかかり、この急登はかなりしんどかったです。

山荘前で休憩したらピッケル2本を持ってこの先の核心部へ緊張しながら出発しました。

トレースもあり、雪はぐずぐずでもなく固まり気味でトラバースも滑落の危険性は低そうです。途中で地図を見ると半分以上進んでいたので、このまま続行することにしました。直登箇所はピッケル2本使うとラクに登れました。

登頂は遅くなりましたが、360度素晴らしい絶景にため息が出ました。

山頂にスキー板を持った人がおられたので話しかけるとパラグライダーで降りるつもりだったが、風が思ってたより強いからスキーで降りるとのこと。なんと自由な!その後、私達がトラバースを慎重に下ってる途中に横の急斜面をスキーでスルッと滑って行かれた。羨ましい…。

西遠見を過ぎた辺りで日没。この日はほぼ満月で大きめの赤みがかかった月が綺麗でした。

テント場までの下りはトレースの跡の雪がボコボコに固まりめちゃくちゃ歩き辛い。しかも踏み抜きで足がハマって抜けなくなったり、同行者もその後ハマって救出したり、疲れた最後の登り返しは死にそうでした。

 夜中は予報通り風が強くなり翌朝はガスガス。出発前には雨が降ってきました。ゴンドラ駅へ着くとザックの中身までびしょ濡れになっていました。

 初日は遅くなったけど無事登頂出来て、美しい景色も見れたので行った甲斐がありました。