京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

〈個人山行〉アンナプルナ②トレッキング 参加者感想

アンナプルナベースキャンプ10日間  【感想】 MO

(10月9日〜18日)のトレッキングに6人でガイド1人ポーター1人を雇って行ってきました。

前日に2年前のエベレスト街道でも利用したガイド会社のカトマンズ事務所に寄りクレジットカードで支払いを済ませ、オーナーのSimbirは親切にもいいレートで換金してくれたり、SIMカードや薬の購入にガイドのSujanを同行させてくれたりしてくれました。

翌日ポカラのホステルにSujanがジープに乗って迎えに来てくれ、途中買い物とかにも寄ってくれて登山口まで行きました。

ガイドのSujanは23歳と若いがとても気が利き毎日の工程をみんなの様子を見て適切にきめてくれ、食事や宿の手配もうまくやってくれた。温泉もうまく時間を作ってくれ、大変楽しいトレッキングとなり感謝してます。

心配していた高山病にもならず、皆さん無事に歩き通したこと、アンナプルナベースキャンプでの夜の星空、エベレスト街道でのエベレストよりこちらのアンナプルナの方が近くに本峰がある、などについて感動した。

行きのシンガポール空港での乗り換え時間が14時間ほどあったので、市内観光が楽しめたのもラッキーだった。 

チャンギ空港 ジュエル

ポカラのホテル屋上から見たマチャプチャレ

ABC手前

ABC入口

アンナプルナベスキャンプトレッキング 【感想】KK

まずは何よりも、BCまで無事に歩き通して、アンナプルナとマチャプチャレを生で見ることができた事が、一番嬉しかった。青空と白い山々が清々しく、また、朝日も、夕日も、星空も素晴らしく綺麗で、これがアンナプルナトレッキングの醍醐味だと納得しました。コースの印象はほとんどが階段だった様な。見上げれば、空まで続いているような、見下ろせば、川底まで続いていると思えるような立派な石段でした。最終日は、歩いても歩いても対岸に辿り着かないモディコーラにかけられた、素晴らしく長い吊り橋を渡りました。橋からは山の斜面にどこまでも続く段々畑の景色がとても美しかった。

ガイドのSujanは、とても気が利いていたし、ポーターのSushiも間際に頼めて、安心してトレッキングを楽しむ事が出来た。今回のメンバーは6人だったので、何かと助けてもらえ、とても有り難かった。なかなか一人では出来ない素晴らしい経験でした。

夜のマチャプチャレ

ABCトレッキング 【感想】 MK

海外遠征の10日間(実際は9日間になりましたが)のトレッキング、そして4000m越えの高山、無事に登頂?できるのかと一寸心配しながらもアンナプルナの魅力に引き寄せられて参加しました。

階段をどんどん登って3000m超えたのに、劇下りして2000m台になり、また登って下っての繰り返しという感じでしたが、一日の行程が比較的短くゆったりペースだったので、なんとか無事歩き続けることが出来ました。アンナプルナベースキャンプへの到着の日は比較的なだらかな道が多くて助かりました。
そして何といっても魅力的だったのがすべての日が晴天で、アンナプルナの山々(マチャプチュレやサウス、アンナプルナ1など)の勇姿を見ながらのトレッキング。モルゲンロートやアーバントロートを飽きるほど何度も見られて大感動でした。夜空に輝く満天の星はあまりにも多すぎて星座が分からないほど煌めいていました。
牛・馬・バッファロー、ヤギ、羊、鶏そして犬たちは放牧されていて時々登山道にまではみ出して来ておりびっくりしましたが、どの子もおとなしくて人慣れしていました。まあ、おまけの産物が道のそこら中にあってよけて歩くのには苦労しましたが。
小さなハプニングはあっても、全員無事元気に楽しく歩き通せて良き旅となりました。

ABCの全景

ABCトレッキング 【感想】56期 TD

2度目のネパールである。今年のカトマンズの埃っぽさは2年前より随分ましだった。近々で雨があったのかも。今回もトリブバン空港から国内便での移動であるが、こちらは相変わらず喧噪としていて私一人だったなら国内便には搭乗できなかったかもしれない。しかし天候は安定しており予定通りのフライトであった(前回は5日間の足止めをくらった)。

ネパール第2の都市であるポカラへ移動し、そこで1泊しそこから車で登山口まで行き山行開始である。今回はルートの事前確認をしていなかったのでどういった場所を歩くのか予備知識のないままの山行となってしまった。やはり事前確認し山行イメージはつかんでおくべきである。スタート地点の標高は約1,000mだがネパールも温暖化の影響を受けているらしく暑い。高所のトレッキングであるゆえ寒さ対策ばかり気にかけ衣服は厚めの物をもってきたため石段の急登ではバテてしまった。それでも時折高山が頭を出すとそこは真っ白でヒマラヤのすぐそばにいるのだという事を実感させられた。

1泊目の宿舎の食堂兼休息所に犬が寝そべってくつろいでいた。てっきりそこの飼い犬かと思っていたのだが野良犬であった(正しくは皆の犬)。ネパールでは犬はヒンドゥー教の神の使いであり皆で食事を与え大切にしているとのことである。この犬は就寝時に我々の寝室のドア前で寝ころび、まるでボディーガードしてくれているようであった。翌日以降も我々を先導してくれているように先頭を行ったり後ろを付いてきたりと3日目の途中まで同行していた。

肝心の景色はというとそれは素晴らしく、汗だくになりながら歩行しているが6,000m級以上の山を見ながらのトレッキングであり、それらは雪に覆われておりこのような景色はさすがヒマラヤだな~と感動した。なかでもマチャプチャレ(6,997m)の山容は素晴らしく、どこからでも一目で判別できる日本でいえば槍ヶ岳のような山である(スケールがまったく違うが)。この山はヒンドゥー教の最高神であるシヴァ神(地区によって最高神は違うらしい)の山であり登頂が許されていないので未踏峰とのこと。

マチャプチャレの朝

主目的であるアンナプルナ1峰(8,091m)はというと、その山容は特別際立ったものではないが南壁はとてつもない大きな壁になっており圧倒された。ベースキャンプとの標高差は約4,000mもあり目の前に富士山が鎮座しているような大きさである。こんな景色が拝めるのだからヒマラヤトレッキングはやめられない。

同行いただきました皆さん素晴らしく、また楽しいトレッキングにしていただきありがとうございました。特にMOさんには毎年ながら詳細な計画、ホテル・ガイド等の手配などなど何から何までお世話になりありがとうございました。また引き続きお世話にしてやってください。ありがとうございました。

今はあのボディーガードは誰をガードしているのだろうか

アンナプルナ 【感想】 SN

モルゲンロートに黄色く輝くアンナプルナBCトレッキングと川沿いに湧き出る温泉の山旅。

〇 旅行日程は10月6日に関空を出発して10月21日に戻ってくる16日間。その中でアンナプルナベースキャンプ(ABC)トレッキングは10月9日(木)~17日(金)の9日間。トレッキング沿いの集落にあるゲストハウスに宿泊しての山旅でした。

〇 コースは、入山はブレザニから入り、ゴルバニのホテルに泊まり、ビューポイントのプーンヒルへの早朝登山し、モルゲンロートに輝く8000m級の山々を眺めるのが前半のメインベント。そこから山裾を巻きながらアップダウンを繰り返しながら一旦渓谷に下り、そこからメインのABCトレキングルートに入りABC(4130m)を目指しアンナプルナの山塊を眼前に仰ぎ見るのがハイライト。下山はABCトレッキングのメインルートの登山口のニューブリッジに下る周回コース。下山途中、ジムの集落で、川沿いに湧き出ている温泉で疲れを癒しての下山。

〇 歩き始めは10月というのに日本の夏か?というほど暑く、景色も単調で閉口したが、高度を上げていくうち景色も変わり、また、各国からやってきた登山者とも出会うようになり、トレッキングに来たぞという気持ちになってきた。

〇 そんな中で、前半の山場のプーンヒルを目指す途中のウレリの集落の広場に、支柱が5~6mほどある大きなブランコがあり、各国から来たトレッカーがブランコで遊び、周りで歓声を上げていた。誰でも遊べるということなので、私が日本を代表?して挑戦。大きくスイングさせていくと、周りの人から歓声が上がる。終わった後は歓声を上げてくれた各国の皆さんとハイタッチ。これからのトレッキングが楽しいものになる予感がした。

〇 ゴルバニのホテルでは、夕食後、食堂のホールで地元の団体が音楽を鳴らして踊りをはじめた。我々に同行しているガイドのスージャとポータのスーシに一緒に踊れと促され、勢いで踊りの輪の中に。ここは標高にして2600mほどあるので、直ぐに息が上がってくる。席に戻ろうかなと思ったその時、ダンスチームの女性が私の手をとってダンスのステップや手の動きを教えてくれようとした。そのため、席に戻るに戻れず?ガンバッテ、ダンス、ダンス、ダンス。

〇 前半のメインのプーンヒル(3193m)へは、宿泊のホテルからヘッドライトを着けての早朝登山。絶景が見られることが有名らしく、大勢の人と一緒にプーンヒルを目指す。空が白み始めた頃に頂上に到着。西からダウラギリ(8172m)やティリチミール、そしてアンナプルナ(8091m)等の7000~8000m級の白く輝く山々が眺められた。そこに、反対の空から朝日が上がってくると、そんな山々が少し黄色い赤見を帯びた色でモルゲンロートに輝きはじめたのが眺めることができた。圧巻の景色。

プーンヒルから望む7~8000m近い山々のモルゲンロート

〇 ABCトレキングルートのメインコースに入ると、進行方向の右側の山の山肌高くから流れ落ちる滝がちらちら現れ、滝見ポイントでは豪快に流れ落ちる幾筋もの滝の眺めを楽しんだ。

幾筋も流れる滝を楽しむ

〇 メインのABCに近くなると、眼前に白いアンナプルナの山塊が大きく壁のように聳えているのが眼前に迫ってくる。後ろを振り返ると、ピラミダルな双二峰のマチャプチャレ(6997m)が白い頂を見せスックと立っているのがかっこいい。

〇 アンナプルナ山塊の山懐にあるABCに宿泊できたので、眼前に迫力あるアンナプルナの山容が、赤みを帯びたモルゲンロートに輝くのを見ることができ大満足。

眼前に迫ってくるアンナプルナ(ABC)

モルゲンロートに輝くアンナプルナ

〇 ABCからの下山時、ジムの集落の渓谷の川沿いに湧き出ている温泉があるので、9日間歩きとおした疲れを癒すため温泉に向かう。集落から30分ほどの距離。各国から来たトレッカーも10人ほど水着で湯舟に浸かっていた。湯舟はコンクリートでつくられていて情緒はなかったが、長い間お風呂に浸かっていなかったのでほっこり。

〇 トレッキングを通して、山道は荷物を運ぶ馬や牛が優先なので、馬や牛が通るたびに道を譲るのは日本では体験できないので新鮮?併せて大きなうんちも落ちてるので、油断できない。トレイル沿いに咲く花や、渓谷沿いの岩を飛び跳ねるように飛ぶ青黒く輝く鳥、森の中を移動するサルに出くわす等、山だけではないネパールの自然も体感できた。また、トレッキングの初め、集落のゲストハウスに宿泊したさい、何故か一匹の白っぽい犬に慕われ、3日ほど我々に道を先導するように歩いてくれた犬も、何となく健気で、心に残る忘れられない仲間のように感じ、忘れられない思い出になった。

道を先導してくれた

〇 同行のメンバーやガイドのスージャ、急遽依頼したポータのスーシのサポートのおかげで、ネパールの大自然や生活様式、各国から来た人との交流等、日本では体験できない楽しい山旅となった。

 

アンナプルナトレッキング 【感想】66期 MT

初めてのヒマラヤ。8000mの山を見たい。経験したい。との思いで参加した。

結論から言えば、「山は登ってナンボ」「見上げる山は観光」なのだ。

3年前にヨーロッパアルプスに行った時もアルプスの山を見上げた。そこにはハイキングとクライミングの圧倒的な差があること感じた。

昨年は、ヨーロッパオートルートの山スキーツアーに参加して、あろうことか1日目で敗退。欧米人との体力差を痛感した。ただし、アルプスの山(氷河)を滑ったことに満足感は大きい。

ネパールは日本の本州より赤道に近いため気温が高い。日本アルプスの森林限界は2500mに対してヒマラヤは森林限界は3500m位か?そのせいかアンナプルナBCに近づくまでは日本の山を歩いているような景色が続く。見晴らしがよい所は7~8000mの山が望まれたが。

ヒマラヤの人々は3000m位で生活するために、牛や馬の放牧と観光で生計を建てている。整備された階段の道は下を向きながら歩かなければひどい目に合ってしまう(笑)

なぜ山を登るのか?

未知に対しての探求心ではないか?

山スキーや沢登りは未知に対して自分のスキルが試される。

今回は8000mの山は見られたが、達成感は感じられなかったのが残念だった。

もっと若い時にヒマラヤを知っていれば…。