京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3904 春の六甲山の山歩き ~有馬を目指して~

2021年4月3日(土)

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「山」と「峰」を手で隠すと、「六甲最高」になるみたいです

【メンバー】CL KY、SL KK、辻春見、山田俊男、FT、尾上実 計6名

【行 程】4月3日 晴れ曇り 阪急芦屋川駅9:00~ 9:40高座ノ滝~10:30風吹き岩~11:10 雨ヶ峠~12:00一軒茶屋(昼食)12:40~13:00六甲山山頂13:30~15:00有馬温泉「金の湯」16:00温泉街散策~18:00解散

 

【記録と感想】62期 KY

六甲山に足を踏み入れたのはいつぶりだろう。私の記憶に残っているのは、7~8年前くらいに摩耶山に登ったときのこと。それ以前の記憶はなく、「人気ルートを歩いてみたい!」と思い立ち、六甲山の山行計画を立てました。芦屋川駅近くには桜が咲き乱れており、登山口までの街歩きを楽しませてくれていました。

さて、登山道にはたくさんの登山客が。さすが休日、そして人気ルートです。岩場あり、緩やかなハイキングの道があり、少し急な登りがあり、様々な表情を見せてくれる登山ルートは、登りごたえばっちりでした。いつも難しい山行をこなされている方たちばかりだったので、「ペースはゆっくり過ぎないかな?」「退屈だったりしないかな?」と、変な心配をしていましたが、終始楽しそうな皆さんの様子を見ていてホットしました。山の話、哲学の話、グローバルな話など、山行中は会話が弾みましたね。みなさんの新な一面をたくさん発見できました。

道中には、ヤマツツジや山桜が咲き乱れていて、春を肌で感じることができます。思いの外汗ばむ陽気で、下山後の温泉がとても待ち遠しいなぁと思いながら歩いていました。下山後の温泉は、予想通り最高でした。ビール、鉄板焼きも加わって、心も体も満たされて、大変満足でした。サブリーダーでサポートしてくださったKKさん、ご一緒してくださったみなさん、ありがとうございました。

 

【感想】52期  KK

春のうららかな陽気に包まれて、KYさんの初リーダーポイント例会が行われました。遡ること数ヶ月前、リーダーポイント説明会で「六甲山あたりのハイキングを考えています。」とKYさんからあり、一度も行かれたことがないとのことだったので、メジャールートではあるけれど、岩に沢筋にイノシシに、いろいろな景色を楽しめるこのルートをお勧めしました。

春の桜の季節のハイキングは、とても気持ちがいいです。思っていたより暖かくて、長袖のインナーでは暑かったほど。六甲山頂では神戸港が見渡せ、すかっとしました。特筆すべきはトイレが新しくなっていたこと。これならテント泊もできるのでは…。とこっそり企んでおります。魚屋道を下る頃には、FTさんの哲学講座が始まり、人生について熱く語る山田さんに新たな一面を発見。個性豊かな皆さんとご一緒できて、新年度の追われるような忙しさから解放されたひとときを過ごすことができました。

企画してくださったKYさん、ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。

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六甲山登山開始

【感想】53期 辻 春見

半年ぶり位の久々の山行。芦屋川駅に9時に集合して、風吹岩~海ケ峠~六甲山山頂~有馬温泉と約12kmのハイキング。
状況が状況なだけに、閑散としているかしらと思いきや、然にあらず…離合できない狭い山道では、渋滞も。それでもお天気はピーカンでもなく、程よい気候で、諸所の満開の桜を眺めながらののどかなハイキングとなった。
知識豊富な皆さんのお話を伺いながら、和気あいあいと楽しい時間を過ごした。
皆さんは下山後温泉に入り、軽く食べて帰る予定だったが、自分はその夜用事があったため、有馬温泉駅から帰路に着く。

久々に気分転換ができた。皆さまお世話になりました。今後ともどうぞ宜しくお願いたします。

 

【感想】62期 FT

今年のサクラは開花が早く、下界は見頃を過ぎていたが、六甲、有馬はサクラとコブシに彩られ、春爛漫の一日だった。

ロックガーデンから六甲最高峰までは、緩やかな上りがつづき、話をしながら歩くのにちょうどいい。寒くもなく、暑くもなく、楽すぎでもなく、苦しくもなく。花の色香を愉しみ、野鳥の声に耳を澄ます、何もかもが丁度いい、楽しい大人の山登り。山が好きな仲間とこんな体験を共にできるのは幸せなことだ。

下山後、温泉につかって、(感染対策に留意しつつ)ビールで乾杯。リーダーのKYさん、最高の一日をありがとうございました。また有馬に行きましょう!

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六甲山山頂付近から

 【感想】62期 山田 俊男

KYリーダーが企画して下さった六甲山例会に参加してきました。今回は芦屋川から有馬温泉に抜ける人気のコース。5年前にも同じコースを歩いており、日記を読み返すとトレランする人を見て、自分も山を走ってみたいと記しています。まだその頃は四年後に出るトレランの大会で地獄を見ることなど知らないのですね。そういう意味では今回の山行は原点回帰というか、山を登り始めた頃の自分と出合う旅でもありました。普段集会でしかお会いしない方々とも交流を深めることができ、貴重な時間を過ごすことができました。山旅のゴールは有馬温泉です。汗を流してお酒を楽しむには最高の場所。お酒が入り心地良い気分になると皆さんとお別れするのが少し寂しくなりました。KYリーダー、KKサブリーダー企画から山行までありがとうございました。FTさん青空の下での白熱教室に痺れました。翻訳なさったプラトンの弁明を拝読中です。尾上さん在米あるあるネタでまた盛り上がりましょう。辻さん初見でしたが楽しくお話しさせていただきました。次回は是非酒席もご一緒できればと思っています。皆様ありがとうございました。

 

【感想】63期 尾上実

今回の例会は私にとっては4回目の六甲山となりましたが、初めてのコースでした。絶好の天候に恵まれ、桜や山ツツジも満開状態で最高のハイキングでした。六甲山山頂も初体験で、ドライブでこられた方達で混雑しているのではと思っていたのですが、ハイキングで来るようなところで、ハイカー達だけだったのでゆっくりと景色を楽しむ事ができました。大阪ドームが見え、どこに見えるかを皆んなで見えない人に一生懸命説明していた事が印象に残っています。

土曜日で天気が良く桜も見頃という事で、多くのハイカーで賑わっており、途中の階段では渋滞することがあったけど楽しい会話やいい天候で苦痛にはならなかった。またリーダーがうまくペースを考えて行ってくれたので歩きやすかったです。会話の中でギリシャ哲学のソクラテスの弁明について講習を受け、分かりやすい解釈法を話し合った事が印象深く残っています。哲学にひとかけらも興味が無かった私が早速帰って図書館で本の予約をしたくらいです。

有馬温泉に下山してからは金湯や自然に湧き出ている炭酸水を初体験でき、またお好み焼きやクラフトビールまで皆さんと楽しむ事ができました。山の景色をゆっくり見る暇がないほど皆さんとの会話がはずみ、大変印象に残るハイキングとなりました。リーダー始め皆様には会話に参加させていただき有難うございました。今後もよろしくお願いします。

No.3889 読図例会 音羽山から醍醐寺へ

2020年12月12日(土) 

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音羽山山頂にて

【メンバー】CL小泉賀奈子、梅村重和、岸田侑子、山田俊男、他1名  会員4名、非会員1名 計5名 

【行 程】晴れのち曇り 8:30京阪大谷駅 9:00~10:58音羽山11:10~11:55牛尾観音(昼食)12:34~13:42高塚山~14:42醍醐寺~14:55地下鉄醍醐駅

 

【記録・感想】52期 小泉 賀奈子

山田さんからリクエストがあり、これまでに読図例会を行ってきた中からこのコースを再訪することにした。中でも音羽山は歩きやすく、歩測や山座同定などの地図読みの基本に触れられて学びが多い。師走の寒空を覚悟していたが、お天気に恵まれ思いの外暖かいハイキング日和となった。

京阪大谷駅すぐの公園で読図用の地図を渡し、磁北線を引いてもらった。コース上に出てくる主要な地図記号をおさらいし、歩き始める。1号線に架かる逢坂山歩道橋で歩測をし、約25mの長さを何歩で歩いているか各々計測。歩測は道迷いの時などに役に立つ。後に出てくる534mのピークからの下りで歩測の効果を確かめてもらった。

今回も、先頭を交代しながら読図地図に記された地点を目指して進んでもらった。山田さんは、そこへ辿り着くまでの道のりの特徴や傾斜、尾根や谷を予測されるのが的確だった。読図の師匠がおられて、詳しく学ばれたそうだ。音羽山では琵琶湖がよく見えた。比叡山も美しく聳えていた。椅子のあるスペースでは別のグループがクリスマス会をしていた。音羽山に60Lザック?と思っていたら、サンタの衣装が入っていた模様。山でパーティーも楽しそうだ。 

音羽山から谷を巻いたところで山座同定。コンパスの使い方を練習し、千頭岳を同定した。牛尾観音では境内で火が焚かれ、暖をとって昼食をとることができた。住職はおられなかったが、手入れに来られていた地元の方に、「鐘を撞いていってくださいね。」と言っていただいたので、皆で鐘撞き。下見の時に、鐘の下に立って音を聞くようご住職に勧められたので、この日も一人ずつ交代で試した。外側で聞く音と、内側で聞く音が違っていて不思議な体験だった。

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鐘を撞く梅村さんと鐘の中に入る山田さん

この先は、谷伝いに南下して高塚山に向かった。上醍醐への分岐では、数本の道が方々に延びている。読図地図に記された道は真西に進む道。分岐上で次の進行方向を皆さんに尋ねたところ、悩みながら上醍醐方面を指差す方も。「こっちだろう。」という思い込みは道迷いを誘発する。先日、鈴鹿でルートミスをした。濃霧で視界が悪く、合わせたはずのコンパスが微妙にずれていてコースアウト。斜度が急になり、おかしいなと気付いて引き返した。読図は間違わないことが一番だが、方向と地形から感じ取る力を養うことが重要だと思う。間違えてデータを集めることも力になる。GPSで位置確認をすることも手だが、勘を鍛えておきたい。自戒を込めて。

高塚山の三角点は少し分かりにくいところにある。先頭を歩く岸田さんは通り過ぎてしまうかと思われたが、「広場になっているので。」とぴったり見つけられた。等高線の間隔が開いているところを「広場」と定義して、この日は地点の特定に大いに役に立った。まさにミラクルだった。このあと下りからの登り返しがある343mのピーク、最後の送電線の鉄塔を経て醍醐寺へ。梅村さんには簡単すぎました。みなさんへのレクチャーも率先して行っていただき、ありがとうございました。

読図に熱心に取り組む皆さんとわいわい話しながら歩けてとても楽しい一日となりました。  

 

【感想】62期 山田俊男

先輩方から楽しいと評判の小泉リーダーによる読図例会にこの度参加させていただきました。

山に入る前に簡単に地図読みのレクチャーをして頂きました。磁北線の引き方から地図の読み方などクイズ形式で行ったのですが、これが楽しくて小学生の頃に行った野外学習を思い出しました。それが終わったら今度は実際に山に入り、一人ずつ先頭を変わりながら地図上のポイントを探して歩きました。このトレイルは初めてあるきましたが、とても歩きやすく素朴な良いお山で地図読みをするのに最適なコースでした。お昼ご飯を食べた牛尾観音では鐘楼の鐘の中に自ら入って鐘の音を内側から聞くという人生初体験のアクティビティもあり感動しました。楽しく地図読みスキルをレベルアップできた一日となり参加して本当に良かったです。参加者の為の資料作りやコースの下見など準備が大変だったと思います。小泉リーダーには心より感謝しております。ありがとうございました。またご一緒していただいた会の皆様もありがとうございました。 

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西から延びる谷を地図上で確認中

【感想】62期 岸田侑子
読図例会は、参加する度に学びが多いと実感します。

コンパスを使った現在地の確認、尾根や谷、地形のカタチ、登りや下りの感覚…。これらのことが、まだ自分の登山には馴染めていなかったことばかりでした。けれど、今日実際に自分の足で山を歩き、目で見て景色を確認することで、平面の地図が、目の前に3Dで現れたような感覚を覚えました。地形の流れを予測して、目印はどこかな~?とあたりをキョロキョロ。読図はまるで、始めから犯人がわかっていて、そのヒントがたくさん散りばめられていて、答え合わせをしながら進んでいくようです。「地図にはストーリーがあるんだよ」との言葉、印象的でした。
初めて歩いた大谷~音羽山醍醐寺のルートは歩きやすくて景色も楽しめる素敵な山でした。参加されたみなさんと、地図をみてあれこれお話した時間、とても楽しかったです。リーダーの小泉さん、御一緒したみなさん、1日ありがとうございました。

 

【感想】59期 梅村重和

音羽山醍醐寺は今まで行ったことのない初めてのルート。大谷駅で配布された地形図のコピーに磁北線を引き、地図の読み方や記号についてレクチャーを受ける。いよいよ小泉読図塾のはじまり♬はじまり♬。このあたり、何度聞いても新鮮な気分になるのが不思議である。大谷駅から物流の大動脈・国道1号線にかかる歩道橋を渡り、音羽山に向かう登山道に入れば、たちまち静かな山道となる。これから醍醐寺までのルート上にプロットされた17カ所の読図ポイントを当てるのであるが、これが中々手強い。地図の等高線を見て、頭の中で尾根と谷の立体的なイメージが出来ればしめたものであるが、いつものことながら里山は等高線が入り組んでいて解り難い。そのなかで何らかの地形の特徴を見出し、ポイントを見つけるのに科学的理論思考(それ、なんやねん??)が要求されるところが面白い。この地点をポイントに設定した小泉塾長の意図を読み取らねば正解にたどり着けない。

音羽山は思いのほか展望のいいところ。琵琶湖が綺麗に見えている。意外と近いね。

牛尾観音でお昼休憩、焚火のそばで昼食となる。観音様にお参りしたり釣鐘をついたり、ちと、のんびり。残りのポイントをこなしながら到着した醍醐寺では名残の紅葉に迎えられゴールとなる。

今日も充実した休日となった。小泉塾長&参加者の皆さん、深謝!

 

No.3884 晩秋のアートと歴史散歩/城之越遺跡~青山讃頌舎

2020年11月28日(土)

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伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎前

【メンバー】CL 穐月 大介、細見 晴美、岩波 宏、岩波 昌美、土井 司、河合 美香、市橋 純平、会員6名、非会員1名

【日時・天候】 2020年11月28日(土)雨のち曇り

【山域】伊賀

【行程】大村神社駐車場9:30〜青山町駅より近鉄=近鉄伊賀神戸駅10:15~10:45城之越遺跡(大平和正展)11:30~12:10スコップ13:30~羽根集落より山道〜14:23河上ダム観眺台14:35~15:05伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎(美の視点)16:15~16:20大村神社/解散16:45

 

【記録と感想】56期 河合美香

晩秋の11月最後の週末。伊賀の郷山を芸術鑑賞、また歴史探訪しながら歩きました。

個人的には、コロナ禍以前から、例会への参加が滞っていて、幽霊会員(以前も同じことを書いたような、、、)。毎月、参加できる例会をくまなくチェックしていたところ、今回は、以前より機会があればぜひ訪問したい、と考えていた穐月さんのお父様の「青山讃頌舎(うたのいえ)美術館」がコースに。これはぜひ参加しなくては!

近鉄伊賀神戸駅に集合し、さっそく、穐月さんからこの集落の歴史について聞きながら「城之越遺跡」へ。この遺跡は、1600年前の古墳時代の庭園の遺構で当時の祭祀(まつり)が行われていたそうで、置き石や湧き水はまさに庭園の原点?この日には遺跡で開催されていた「風還元」がタイトルの「大平和正展」の現代アートとのコラボを鑑賞し、歴史の交錯に不思議な感覚になりました。

想定外にぱらつく雨の中、大きな蔵や門構えのある立派な農家にみなキョロキョロしながらのどかな道を歩き、「オーナーのこだわり」というイングリッシュガーデン風のお洒落なお店「スコップ」へ。暖炉の火が燃える室内でお喋りに花が咲かせながら地元の野菜をつかったメニューでランチ。ほっこりし過ぎて長居をしてしまったようです。

やっと腰を上げて、次は建設中の川上ダム。ダム建設といえば、多くの人が血と汗を流し、犠牲になった黒部ダムが想起されましたが、今やAIやITが駆使されていると思われる大規模な工事現場は、それはそれで違った恐怖感がありました。隣接された観眺台(みてちょうだい)で、穐月さんから「かつてあった村はダム建設のために移転」と聞き、複雑な思いに・・・。

そして次は、いよいよ楽しみにしていた青山讃頌舎の「美の視点」。今回の例会の企画者である穐月さんから直々に穐月明氏(お父様)の作品と作品の源となったその収集品の数々、歴史について案内いただきながらの鑑賞は、感動、驚愕の連続で、明氏の興味関心の幅広さ、好奇心?を感じました。隣接された茶室も贅が施されていて、ちょうど夕日に照らされた茶室はさながら絵葉書のようでした。

最後に大村神社に寄って近年の天災からの回復を祈って本日の行程終了、解散。まさに晩秋のアード鑑賞した一日となりました。歩く距離は短かったですが、頭はよくはたらきました。

穐月さん、みなさま、ありがとうございました。

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城之越遺跡公園の大平和正展

【感想】56期 土井司

ほとんどアップダウンもなく、昼食はお洒落で美味しい洋食と山岳会の例会らしからぬまったり山行?でした。穐月リーダーに日本最古の庭園であろう城之越遺跡やお父様である穐月明氏の作品と収集品の詳しい説明をしていただき学芸山行を楽しみました。まず普段はこのような文化と触れ合う事がなく、説明を受けるとその時は興味がわいてきますが時間が過ぎると元の無関心な自分に戻ってしまいます。それ故に年に一度は学に交わりたく、これからも穐月リーダーの学芸山行には参加していきたく思います。

穐月リーダー及びご一緒いただきました皆様、楽しい時間と気持ちの良い空間を共有できありがとうございました。次回も宜しくお願いいたします。最後に山岳会の例会であったことの証に5m程の藪漕ぎもあったことを付け加えておきます。

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おしゃれな地元カフェ・スコップ

 【感想】25期 穐月大介

ご参加の皆様、わずか5mの藪漕ぎ山行でしたがいかがだったでしょう。

美術館が開設されてからだんだん忙しくなり例会にも参加しにくくなりましたが、年に一度くらいは例会を組もうと思い企画しました。伊賀に拠点を移し調査するうち伊賀の面白いところや不思議なところを紹介したいと思うようになり、今回は城之越遺跡と川上ダムを案内しました。

城之越遺跡は日本の庭園遺跡で最も古く此処の発見が後の庭園遺跡発見につながっていきます。地元でもその価値を理解できている人は少ないのですが、ここで開かれているモダンアートの大平和正展を機会にぜひ紹介せねばと思いました。

川上ダムは数少ない建設中のダムで完成すると堤高は木津川上流のダム群(青蓮寺ダム等)で最高の巨大ダムです。ダムに沈む村は父が好きでよく絵にしていましたが、ダム建設はもはや単純に是非を問えるようなものではないようです。此処は大阪を守るダムの一つです。

伊賀は秘蔵の国というそうで、結構すごい物を持っておられても外に出さない土地柄と言われます。昼食を食べたカフェ・スコップさんも他所者には絶対見つからない所にありますが工夫を凝らした店とメニューでこだわった店づくりをされておられます。私が食べたのはキノコとホタテのパスタ、クリームたっぷりポタージュスープ、地野菜のサラダ、紅玉リンゴのカラメルコンポート、コーヒー。

「美の視点」いかがだったでしょう。けっこうなんで此れが此処にといった物があったかと思います。

皆様、有難うございました、私も楽しい1日でした。

No.3877 読図例会 八瀬から比叡山横川、坂本へ

2020年11月8日(日)

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【メンバー】CL小泉賀奈子、岩波宏、TS、小前竜吾、近本かずみ、HI、筈井益夫、非会員3名 計10名

【行 程】11月8日(日) 濃霧 後 晴れ

8:30叡山電鉄八瀬比叡山口ケーブル八瀬駅で磁北線の書きこみ9:00~11:22 スキー場跡~12:05釈迦堂~12:53玉体杉13:03~13:38横川中堂~14:30三石岳~15:29金大巌~16:05日吉大社~16:20JR比叡山坂本駅 解散

【記録】52期 小泉賀奈子

行きも帰りも電車でアプローチできる京都近郊の山でどこか読図山行を設定しようと地図を眺めていたところ、八瀬から比叡山横川を経て、日吉大社まで歩けることが分かり、早々にルートを決定した。

前日は雨だったので、山道がぬかるんでいると予想していたが、思ったより歩きやすくて良かった。岩波さんには間に入ってもらい、小前さんには最後尾を歩いてもらい、他の参加者のみなさんで先頭を交代しながら進んでもらった。

今回、いくつか判断しがたい箇所があった。まずは筈井さん先頭時の最初のポイント。主尾根をまいてトラバースするのだが、尾根が不明瞭で混乱させてしまったと反省。下見の時はもっとはっきりわかったのになあ。

その先は、谷や尾根、コルなど、わりと分かりやすい地点を見つけながら進んだ。尾根を歩いている途中、トラバース道に入って脱線することも。比叡山は地図に載っていない細かな道が多く、下見の時に苦労した。

目ぼしい山がないので、遠くまで見通せる開けたところから東北部クリーンセンターを山座同定した。地図上で確認し、コンパスを合わせ、手元に載せて特定する。白くて長い煙突がよく見えた。

延暦寺の境内は人工物も多く、地形以外の石段やトンネルが地図上に記されていておもしろい。分かりやすい谷が、周りの景色に気をとられて見落とすことも。前半、思っていたよりも時間がかかってしまい、釈迦堂を過ぎたあたりから皆さんを急がしてしまうことになってしまった。奥比叡ドライブウェイと並行して歩く箇所では、慌てていたせいか、地形も十分に読めておらず、皆さんを混乱させてしまったなあと反省。お昼休憩も短くてすみませんでした。

横川は紅葉がとてもきれいで、燃えるように色づく楓の葉は、横川中堂の朱色と競い合うように存在感を示していた。

しばし観光気分を味わった後、山道に入り三石岳へ。三角点を見つけたあと、日吉大社へのルートをみんなで考えてもらおうと思っていたが、すでに14時半を回っていたので予定通りとはいかなかった。下見の時に2万5千図に書かれたコースをたどったが、急に斜度が増し、転落しそうになった。後で出会った登山客に聞くと、あれは間違っているのだそうだ。カシミールから引用された小前さんや筈井さんの地図にはまた別のルートが示してあったので、次はそちらも散策してみたいと思った。

日吉大社までは特に迷うルートもなく、早足で向かった。最後の読図箇所に指定した地点には、点が3つの史跡名勝天然記念物の地図記号があった。てっきり奥総社だと思っていたが、それよりも先の神宮道にあるようだ。小前さんが偵察に行って下さったが、何を指し示しているのかは謎のままである。金大巌までくると琵琶湖が一望でき、ほっと一息ついた。「16時には駅に着く」という当初の目標は何とかクリア。紅葉の中をみなさんと歩けて、とても充実した一日になりました。

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東北部クリーンセンターを同定

【感想】59期 TS

自分が注目しているのとは違う地形の特徴を指摘してもらえたことが勉強になりました。小泉さんが画用紙に書いた絵を使って、磁北などについて説明して下さいました。嬉しかったです。紅葉の比叡山をみなさんと歩いて楽しかったです。有難うございました。

 

【感想】61期 小前竜吾

小泉CLの読図例会はいつも趣向を凝らしたクイズがあり、楽しく参加させてもらっています。さらに今回は京都から滋賀にぬけるルートで、横川をはじめ著名な景勝地、寺院を巡るので大変楽しみでした。事前にプリントアウトした1万分の1の地図上に、想定ルートを鉛筆で書き込み「ここは急峻な尾根筋だな」などと確認するのも楽しみです。山行当日は一時くもりでしたが、秋晴れとなり真っ赤に燃えるような紅葉も見られ、秋山を堪能できました。同定対象は煙突がシンボルマークのクリーンセンターで、滅多にコンパスを地図に当てないため、慣れておらず四苦八苦しながらも方法を再確認し自己満足です。昨今はすっかりスマホアプリとGPSに依存した山行ばかりで、コンパスと疎遠になっておりますが、これも時代の流れであると言い聞かせています。年に数回はしっかりコンパスを活用した読図例会にて自身とコンパスの回転板の錆を落としたいと思います。

小泉CL、今回も大変有意義な山行となりました。いつも事前準備ありがとうございます。

 

【感想】62期 筈井益夫

今回の読図例会は、何度も行き慣れた比叡山。しかし八瀬からの登りと、八王子山・日吉大社へのルートは歩いたことが無かったので、是非とも参加したかった例会でした。

里山の読図の難しいのは、地図に描かれている道が不明であったり、また実際に道があっても地図には描かれていない事があることではないでしょうか。今回の読図山行でも、そういった場面に何回かでくわしました。読図では、地図上の道の印にとらわれすぎず、廻りの地形・行動時間による移動距離の把握等、総合的な判断が必要であると感じました。

歩き始めの時コンパスを使って進行方向を確認しようとしたところ、コンパスの指す方向がまったく違っていました。コンパスがくるってしまっていて、180度真逆を指していたのです。コンパスも狂う事があるんだと改めて実感しました。これからは、事前にコンパスの確認をするようにします。

最後にたくさんの人のお世話していただいた小泉さん、同行いただいた皆様、どうもありがとうございました。また御一緒よろしくお願いいたします。

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紅葉が美しい横川にて

【感想】62期 HI
山岳会に入るだいぶ前に、某読図講習会でコンパスの使い方や簡単な地図の読み方を習ったものの、スマホGPSを使うようになって、紙ベースの地図はなかなか使うことがなくなり、コンパスの使い方はすっかり忘れてしまい、地図もなんとなくみているだけでした。
今回、読図山行に参加させてもらって、交代で地図を見ながら指定されたポイントまで先頭を歩いたり、地図からそのポイントの特徴などを読み取ったり、自分が指定ポイントだと思ったとこが正しいかコンパスで尾根や谷の方向を確認したり、地図のマークを教えてもらったり、とても勉強になりました。
まだまだうまく地図を読むことができませんが、今後は、スマホだけでなく、読図マップとコンパスを持って登山する機会を増やしていけたらいいなと思います。
事前準備から当日までサポートしてくれた小泉さんをはじめ、みなさまありがとうございました。

 

【感想】34期 岩波宏

久々の例会参加、前の日は小学校の遠足みたいにドキドキしながら当日を迎えた。おまけに当日電車で集合場所の八瀬比叡山駅に行くのにドキドキ、ある意味、山の中より迷いそうだ。コロナ禍で車移動が多く、全く乗っていない。山の中より、都会の電車のむずかしい。今回、近くの山域、読図ならみんなについていける。それに、最近里山に登っているので読図が心配と思い、今回の山行に参加させてもらった。久々に山岳会の人と登るのは嬉しかった。又参加したいです。

No.3878 貴船から二ノ瀬・北山散歩

2020年11月8日(日)

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【メンバー】CL YK, SL梅村重和, 山本康夫, 山形真知子, 山田俊男 計5名

【行 程】天気 快晴  国際会館前…貴船口貴船(9:00)〜貴船神社〜滝谷峠(10:30)〜北山荘(11:30昼食12:30)〜柳谷峠〜魚谷山(13:10)〜滝谷峠(14:30)二ノ瀬ユリ〜二ノ瀬(16:10)

  

【記録・感想】60期 YK

SL梅村さんからお声がけいただいたことと、岳連広報誌の取材で訪れた北山荘を見ていただきたい、との思いから企画した今回の山行。倒木が一番の心配だったが、今回の参加者には無用の心配だった。逆に、何度も登山道からはずれそうになるのを止めていただき、教わるばかりだった。

滝谷峠からは「せっかくだから、沢筋の登山道ではなく尾根を歩いてみたら?」とSLに宿題を与えられ、読図大会が始まった。フカフカの落ち葉を踏みしめながらの尾根歩きは気持ちよかったが、山と高原地図GPSは何の役にも立たず、なぜ1/25,000地図が最適なのか、なぜ紙の地図がスマホより優れているのか、今さらながら腑に落ちた(今まで再三、同じアドバイスをくださっていた先輩方、申し訳ありません!)。山田さんにコルと谷筋に着目する見方を教わり、参考になった。

北山荘に着いたところでにわか雨が降ってきたので、中に入らせていただいて囲炉裏を囲み昼食。デザートに山本さんにいただいたプリンがおいしかった。不思議に居心地よい小屋で話に花が咲き、長居してしまったが、皆さんに北山荘を気に入ってもらえたようでよかった。山行の目的は果たしたようなものだったが、せっかくなので魚谷山頂に向かい、記念撮影。貴船山は諦め、滝谷峠までピストンで帰りを急いだ。

ここまで下りて来れたらひと安心。山形さんによるとこの道は「昭和のデートコース」だったそう。おしゃべりしながらでも歩けるので納得だ。よさげな場所でSLのコーヒータイムのお誘い。さすがの経験値だ。少し夕暮れ模様の光のなか、それぞれ甘い飲み物で一服した後、登山道を下り、無事に二ノ瀬に下山できた。

この登山日和に参加いただき、山行を盛り上げてくださった山の先輩方に感謝したい。紅葉尾根の読図大会、歴史ある山小屋訪問、雑木林まったりコーヒータイムなど、盛りだくさんの例会だったと思う。

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【感想】59期 梅村 重和

前日の雨も上がり、晩秋を感じる朝の陽ざしとひんやりとした空気。今日は絶好のハイキング日和。楽しい休日となる予感がいっぱい。おにぎり2個を買って集合場所に向かう。バス停でみんなとあいさつを交わせば、ウキウキ感はさらに高まる。

貴船の料亭を後に奥宮を経て滝谷峠への登山口に向かう。滝谷峠まで沢筋の登山道は倒木と大雨のためか、思いのほか荒れている。このあたりは北山のハイキングルートとしてはメジャーなところなんだけど。

滝谷峠からは北東に延びる雑木林の尾根を辿り、谷に降り、北山荘に到着する。雪山讃歌にある“煙い谷間の小屋”とは、この北山荘の先代の山小屋がモデルとのこと。

つっかえ棒を差し込んで窓を開けると、薄暗い囲炉裏の間に柔らかな光の帯が入ってくる。囲炉裏に火を入れてのんびりすれば豊穣の時を過ごせそう。

沢を詰め、雑木林を行けば、魚谷山山頂。山頂と言っても展望が利くでもなく、三角点と木に着けられたプレートがあるだけ。このさりげなさがいい。北山らしい山頂だ。

滝谷峠からは北山のプロムナード、二ノ瀬ユリを行く。15時にもなれば山路は夕暮れの雰囲気が漂う。杉木立の合間から民家が見えてくると今日の山旅は終わりに近づく。16時20分。二ノ瀬のバス停に到着。

CLのYKさん、ポイント達成おめでとうございます!

ご一緒いただいた隊員の皆さん、どうもありがとうございました!

 

【感想】20期 山本 康夫

・私にとって山行例会は20年ぶりの参加で、山のインパクトが強かったです。

・9月末に腰を痛めたためその後スイムトレーニングのみ。体力不安の中の参加でした。結果御迷惑かけたと思っています。すみません。

・今回例会に参加するのにトレッキングシューズを買い替え、足回りの良さに驚嘆、技術進化にビックリしました。

・滝谷峠、魚谷山、二ノ瀬ユリ等知っているコースで油断しての参加でした。

・滝谷峠からの読図でのコースに久々にワクワクしました。山田さんの読図力に感服。

・北山荘の中に初めて入れて良かったです。

・北山のポピュラーなコースで、季節も良いのに誰にも会わなかった。

・YKさんリーダーポイント獲得おめでとうございます。

・例会に参加された会員さんとお話出来て大満足でした。

・非日常を堪能いたしました。有難うございました。 

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【感想】59期 山形 真知子

2年前の台風で北山の登山道が荒れているとは聞いていましたが、改めて自然の驚異を感じました。数年前までは、普通のハイキングコースだったのでしょうが、梅村SLと山田さんの的確な読図が無ければ、安心して歩けませんでした。

又、YKLが案内して下さった北山荘は、自然に溶け込んでいるだけでなく、その管理と維持されているのには、頭が下がります。何時の日か、北山荘の囲炉裏に火を入れて、一夜を仲間と共に語らいたい夢を描かせてくれます。

あんなに山が荒れているのに、美しい紅葉と、昨日の雨で息を吹き返した緑のスギゴケ。そして、ほのかに漂って来るタカノツメの甘い香り。山は生きています。同行して下さった皆様、有難うございました。

 

【感想】62期 山田 俊男

京都の山が一年で最も美しい11月初旬。YKリーダーによる例会「貴船から二ノ瀬・北山散歩」の案内をいただきました。京都府山岳連盟・初代会長の今西錦司氏ゆかりの山小屋・「北山荘」を訪れるとのこと。私も縁により山岳会員となりましたので、大先輩の足跡に少しでも触れてみたいとの思いから参加させていただきました。夏は川床で賑わう京都屈指の観光スポット貴船の紅葉を愛でながら入山。道中はコースを少し外れ、トレースの無いフカフカの落ち葉の積もった尾根をルートファインディングしたりしながら歩きました。滝谷峠から柳谷峠に向かう途中の枝沢を少し入ると「北山荘」があります。そのロケーションと言い外観と言いなんとも侘びを感じる「北山荘」の佇まいがTHE山小屋という感じで雰囲気抜群です。リーダーが小屋の入口に吊るされた鐘をカンカンと鳴らし中に入ると、真ん中に囲炉裏があり、窓を開けると陽光が差し込んで一気に明るくなりました。小屋は良く手入れされ煙でいぶされた室内もこれまた良い雰囲気。そしてメンバーで囲炉裏を囲んで談笑しながらの昼食。午後は魚谷山(いおだにやま)のピークを踏んでから貴船山に向かう途中の陽だまりでコーヒーブレイク。ちょうど日が西に傾き始めた頃に二ノ瀬へ下山しました。今回ご一緒していただいた先輩方、お陰様で楽しい時間を過ごすことが出来ました。YKリーダー素敵な山行を企画して下さりありがとうございました。