京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

〈例会〉高島トレイル コンプリート4(石田川ダム〜桜峠)

2023年11月18日(土)

高島トレイル中間地点の二の谷山にて

【メンバー】CL秋房伸一、松井美佳、上坂淳一 会員2名 OB1名 計3名

【行程】11月18日(土)曇時々霰 ロッジ前6:15=ローソン山科四ノ宮店6:30=石田川ダム(松井・上坂が入山、秋房は桜峠へ車を回し、逆コースで入山)7:52〜9:08武奈ケ嶽北尾根〜9:34武奈ケ嶽〜10:05赤岩山西峰〜10:56秋房と合流〜11:24水坂峠11:29〜12:47二の谷山(トレイル中間地点)12:52〜13:51桜峠R367〜13:55車デポ地 [歩行距離15.4km]

*秋房:桜峠8:16〜10:16水坂峠〜10:56上坂・松井と合流(以下同一行動)[歩行距離16.2km]

【記録と感想】52期 秋房伸一

今回で4回目の高島トレイル。前回、冬型の季節風と雨が身に沁みたからか、今回は各人が足元をそれぞれの方法で固めてきた。これまではローカットのトレッキングシューズだった松井はミドルカットに。上坂は長靴。私は十数年ぶりにとりだした片足1.3kgのシャンクの硬い革製登山靴(気候対策というより単なる好みで。IBS石井スポーツのマッテンベル)。

レインウェアも装着してスタートしたが雨は降らず、時折霰が吹き付ける天気だった。

松井上坂パーティーは石田川ダムから武奈ケ嶽北尾根までの登りを、高島トレイルマップのコースタイム1時間50分のところを1時間15分、秋房は桜峠から水坂峠(コースタイム3時間)まで2時間。もともと今回は山深くなく精神的にも楽なコースであったが、予定よりも早く歩き通し、余裕の山行となった。

個人的な感想となるが、伝統的な革登山靴は靴底がほとんど曲がらないため、否が応でもフラットフッティングになる。急登では足首を斜面に沿って曲げることにより誠に歩きやすくなったが、下りは歩き難い。下りのテクニックが必要。重量増のつらさは全く感じなかったが、敏捷な動きは難しいので、やはり重たいザックを背負って一定の歩速での用途に向いているのであろう。

びわ湖を望む

【感想】66期 松井美佳

高島トレイル4回目は石田川ダムから武奈ヶ嶽を経て桜峠でした。またしても雨予報で、前回寒かったので、沢服と沢タイツを履き家を出ました。道中雨も降らずサウナスーツ状態です。着替え休憩をさせて頂き武奈ヶ嶽に到着です。

右手に小浜からの日本海、左手に琵琶湖が見える贅沢な尾根で気分を良くして進みます。しかし赤岩山西峰からの下りが岩場で、ヘタレポイントです。私の後ろを歩いている上坂さんには却って辛いスピードでゆっくりゆっくり進ませて貰います。あと少しだから頑張れ!と励ましてもらいなんとか降りきる事が出来ました。あんなスピードに付き合って頂き感謝です。

その後水坂峠までは秋房さんと次に出逢うに違いないとホイホイ言いながら進み、近くで声が聞こえたときには達成感すら得られました。合流後、二の谷山に進みます。途中一本貰え、食べている最中にアラレが降ると言うベストタイミングで、運良くアラレも体験できました。

二の谷山は逆向きに降っていたらまたゆっくりになってしまう道を登りは強気に進みます。桜峠までは優しい降りで安心です。と言ってもスローダウンは何回かさせてもらいました。

このムラだらけの歩きに文句も言わずお付き合いして下さる秋房リーダー、上坂さんに感謝です。4回目もたくさん学ぶべき事があり素晴らしい山行となりました。半分を過ぎてしまうのが惜しいです。後半もよろしくお願い致します。

サクサクと歩く