京都百名山
令和2年1月25日(土) 京都百名山シリーズは最終回を迎え南山城の笠置山(288m)に登った。笠置山は後醍醐天皇が行在所を置いた山で巨石の散在する行場の山である。笠置の南に位置する柳生の里から奈良に抜ける間道のような柳生街道を歩き奈良に到った。折から若…
令和元年12月21日(土) 鷲峰山(じゅうぶせん682m)は、宇治茶の産地、相楽郡和束町にある。山域は真言宗醍醐派の金胎寺境内で山号も鷲峰山、役行者の開いた寺で五光の滝への行場がある。三上山(さんじょうざん473m)は、海住山寺の北方にある山で、展望櫓から…
令和元年12月14日(土) 喜撰山(416m)は、宇治市池尾にある山で平安時代の六歌仙喜撰法師がこの地に隠棲したことに因む。また「喜撰」とは宇治茶の銘柄でその上級品を「上喜撰」と称したことから幕末ペリーが4隻の黒船で来航した際、「泰平の 眠りを覚ます 上…
令和元年11月23日(土) 音羽山(593m)は、山科と大津の間にある展望の山。牛尾山(546m)は、牛尾観音の背後にある地味な山。高塚山(485m)は、山頂標識もなくひっそりとした山、千頭岳(600m)は、京都滋賀の府県境にある双耳峰で西峰は京都市域となる。醍醐山(…
令和元年11月16日(土) 清水山(242m)は、清水寺の背後にある東山36峰の山で3等三角点がある。稲荷山(233m)は伏見稲荷大社神域の山、参道は千本鳥居が所狭しと建てられ外国人観光客人気第一の観光スポットになっている。今熊野観音、泉湧寺、伏見稲荷大社と観…
令和元年11月9日(土) 吉田山(121m)は、京都大学の東側にある小高い山で山中は吉田神社とその摂社等が点在している。大文字山(465m)は云わずと知れた送り火の山で火床と共に山頂から京都市内が一望できる眺望の山。如意ヶ岳(472m)は、航空標識のある地味な…
令和元年10月14日(月) 京都西山の京都百名山4座を縦走した。小塩山(642m)は、山頂に淳和天皇陵のある電波塔の山、ポンポン山(679m)は西山最高峰で歩けばポンポン音がしたと云うのは昔のことで今は切り開かれ展望の山になっている。釈迦岳(631m)はポンポン…
令和元年10月6日(日) 小倉山(296m)は嵐山の保津峡の出口に鍋を伏せたような山で古来和歌に名を残している。山上ヶ峰(482m)は保津峡南部唐戸越一体の最高峰で円錐形の美しい山。嵐山(382m)は云わずと知れた渡月橋背後の山、これら京都百名山3座を一挙に登っ…
令和元年5月25日(土) 横尾山(785m)は、京都府と大阪府に跨る山でこの山域に剣尾山(784m)がある。標高では1m勝るが、知名度では剣尾山が勝る。剣尾山は不動岩に空から利剣が舞い降りたとの伝説があるが、実際に下ったのは横尾山で剣尾山と云う名が横取りされ…
令和元年5月11日(土) 深山(みやま791m)は、京都府南丹市と大阪府能勢町の境にある展望の山で山頂には高皇産霊尊を祀る深山宮や国交省のレーダーが設置され北側は笹原が広がる。今回はささやまの森公園から西尾根・東尾根を歩いた。南丹市のるり渓や能勢町か…
平成31年4月20日(土) 比叡山(848m)は京都市を代表する山、愛宕山と並んで京都人の心のふる里の山。八瀬ふるさと前バス停か稜線ルート西山(559m)経由で東塔に到り比叡山駐車場南の尾根を下りてんこ山(442m)経由で曼殊院横に下山した。 【メンバー】 山本浩史L…
平成31年4月13日(土) 瓢簞崩山(532m)は北山の入口、八瀬と岩倉の間の稜線にある。小倉山(157m)は、岩倉の盆地の中央にある丘で京都百名山の名が重い山だった。岩倉では実相院や岩倉具視幽棲旧宅の拝観にゆっくり時間を取り桜満開に岩倉の里を満喫した。 【メ…
平成31年3月30日(土) 大尾山(681m)、水井山(794m)、横高山(767m)は、比叡山の北稜線上に位置し京都市内からも望め親しみのある山だ。桜の開花が待たれる大原の里から登り、八瀬秋元町の登山口バス停に下った。 【メンバー】 山本浩史L、梅村重和、ST、小前竜…
平成31年2月24日(日) 同行者がなかったので二つの計画を一つに繋いで高雄山(429m)、沢山(516m)、桃山(466m)、左大文字山(231m)、衣笠山(201m)、船岡山(112m)の京都百名山6座を一気に登った。 【メンバー】 山本浩史(単独) 【山 域】 京都市右京区・北区・…
平成31年2月2日(土) 牛松山(636m)は、亀岡盆地の西に位置するどっしり落ち着いた山で山頂にはしっかりした社殿を持つ金毘羅神社が鎮座している。山麓には愛宕山の総本社愛宕神社の根源の愛宕神社が鎮座している。保津町の長閑な田園地帯を歩き雪山ハイキング…
平成31年1月19日(土) 毎年恒例の正月愛宕山行を今年は京都百名山シリーズの正規開催として実施した。一昨年大雪で樒ヶ原までバスが走らず断念した地蔵山西尾根を登り京都百名山の地蔵山、竜ヶ岳、愛宕山の3座を縦走し、黒門西尾根を下り水尾に達した。 【メ…
平成30年12月8日(土) 平成30年最後の京都百名山シリーズは愛宕山の北方、三頭山(みつづこやま728m)と朝日峯(688m)を登った。個人山行の江村さんが1時間遅れで後続し、朝日峯で合流した。今冬一番の冷え込みとなり地蔵山の山頂部は白くなっていた。 【メンバ…
平成30年11月3日(土) 快晴無風の文化の日、雲ヶ畑の持越峠を起点に半国高山(670m)と十三石山(496m)の京都百名山2座を登った。9月の台風の影響で倒木が目立ち乗り越え下を潜りあるいは迂回を強いられたりして多少時間が掛かった。 写真1: 倒木が登山道を塞ぎ…
平成30年10月13日(土) 写真1: 貴船山(716m)山頂にて 9月4日台風21号、9月30日台風24号と相次いで上陸した強い台風により京都の山にも大きな被害を齎した。叡山電鉄は貴船口~鞍馬間が未だ不通、貴船・鞍馬の山行は、どうなることかと危惧したが、二ノ瀬ユリ…
平成30年5月26日(土) 写真1: 魚谷山山頂にて 祖父谷川を挟んで東西にある山を無理に繋げて山行を計画した。東の尾根にある魚谷山(816m)は「いおたにやま」と称し“万之丞山”との別名もある。一方西の尾根の岩茸山(811m)、岩屋山(680m)はこれと云った特徴のな…
平成30年4月28日(土) 写真1: 城丹国境尾根を振り返ると展望ピークの後ろに反射板ピークと飯森山(791m) 飯森山(781m)は、清滝川の源流域、北区大森と右京区京北の境にある。桟敷ヶ岳(896m)は、京都市北区雲ケ畑にある。新緑萌える晴天のもと井戸祖父谷と妹路…
平成30年4月13日(金) 写真1: 翠黛山(577m)山頂 大原寂光院から翠黛山(577m)に登り金毘羅山(572m)の京都百名山2座を登り、瓢箪崩山を通り上高野に下山した。稜線はミツバツツジが満開で石楠花や馬酔木の花も見られた。 【メンバー】 山本浩史(単独) 【山 …
平成30年3月21日(水) 写真1: 天ヶ森(ナッチョ813m)山頂にて 寒い雨の一日、標高700mを超えると白いものがあり、昨夜は雪になっていたようだ。小出石バス停から天ヶ森南西尾根に取付き、天ヶ森(ナッチョ813m)を手始めに百井峠を越えて天ヶ森(788m)、焼杉…
平成30年3月10日(土) 写真3: 滝谷山山頂にて 花脊別所町の谷間を取り囲むように西側に北雲取山(約900m)、雲取山(911m)、滝谷山(876m)はある。花脊大布施(おぶせ)町から別所町の西尾根から花脊峠まで南下し東尾根を北上、反時計回りの周回大縦走を行った。…
平成30年2月11日(日) 写真1: 皆子山(971m)山頂にて 京都にもたくさん山はあるが1,000mを越える山はない。府最高峰は皆子山で971mの標高がある。平成26年4月の標高改訂までは972mとされていたが1m縮んだ。谷コースは避け、平から正教院尾根を往復する山行を…
平成30年1月20日(土) 毎年恒例の新年愛宕登山、今年は梨ノ木谷から砥石谷を通りタムシバ尾根(月輪寺北尾根)に乗り上り山頂を目指した。例年雪を踏んでの登山だが今年は全く雪が無く一寸がっかりだったが行程は予想以上に捗った。下山はスカイライン経由で…
平成29年12月23日(土) 写真1: お地蔵様の祀られたオグロ坂峠 鎌倉山(950m)は、安曇川の坊村から登るのが一般的だが今回は久多下の町からオグロ谷右岸尾根を登った。オグロ坂峠を越えて京都府標高第2位の峰床山(970m)へと縦走し、寺谷峠からコクンド谷を歩い…
平成29年12月9日(土) 写真1: 桑谷山山頂にて 前日の雨は、北山では雪だった。府道38号線で花脊峠を越えるとシャーベット状の雪が積もっていた。広河原杓子屋町から桑谷山(925m)に登り、大悲山(741m)に縦走し花脊原地町に下り周回した。 【メンバー】 山本浩…
平成29年11月19日(日) 冬型の気圧配置が強まり真冬並みの寒気が入り京都北山に初雪を齎した。標高800m以上で1㎝程の積雪があり、早すぎる雪山を楽しんだ。今回のルートは湯槽山南尾根を登り、湯槽山、井ノ口山、鍋谷山を登り、片波川と西谷の間の尾根を下っ…
平成29年11月12日(日) 写真1: オバナ谷を登る 道はあったりなかったり 桂川上流を辿って行くと城丹国境佐々里峠の手前に広河原スキー場がある。今や京都市内唯一のスキー場となったが積雪がなく営業できない年もあるようだ。オバナ谷を遡り佐々里峠から城丹…