夜明け前から降り出した雷雨は一時小康状態となったが、藤内小屋につく直前から再び激しくなる。藤内小屋で一時間近く停滞して様子を見るが、岩場では避難も困難となることから、登攀をあきらめて、渡渉のある裏道を避け、国見尾根から御在所岳を目指すことにする。
(9/23御在所岳頂上)
№3045A
登攀練習:御在所速攻
(雷雨のため山歩きに変更:岩ポイントなし)
2010年9月22日夜~23日
【参加者】L上坂淳一 丸山弘 本田勇樹 (計3名)
【天候】雷雨のちときどき曇り
【行程】
9月22日
9月23日
5:20蒼滝橋~5:50藤内小屋6:45~7:45ゆるぎ岩~8:15国見岳~9:10御在所岳三角点~一ノ谷新道~10:30蒼滝橋
【記録】上坂
夜明け前から降り出した雷雨は一時小康状態となったが、藤内小屋につく直前から再び激しくなる。藤内小屋で一時間近く停滞して様子を見るが、岩場では避難も困難となることから、登攀をあきらめて、渡渉のある裏道を避け、国見尾根から御在所岳を目指すことにする。
ゆるぎ岩では雨は小康状態となり、御在所岳では一時日も差したが、一ノ谷新道の下降では断続的に雨脚が強まる。御在所山の家まで一直線に下り、スカイラインを歩いて蒼滝橋に戻った。
【感想】 48期 上坂
雨なら前尾根、のつもりで出発しましたが、雷では七つのピナクルを越える気になれず、山歩きに変更しました。それも裏道が濁流となっていたので、国見尾根を登高し、一ノ谷新道の下降というあまり歩かないコースを辿りました。
どちらも東海地方のハイカー諸兄にはポピュラーな道ですので、展望はなかったものの歩きやすく良いルートでした。
ササ藪の中を歩いていると、ふと草刈鎌を持った在りし日の高田光政氏の姿が思い出されました。
裏道は水害前は増水しても濁ることはなかったのですが、今回はどす黒い濁流となっていました。まだ崩落跡と堆積物が安定していないようです。今後しばらくは注意が必要と思われます。
本田さんにはせっかくご参加いただいたのに岩ポイントを認定できず、またご多忙の中、ご参加いただいた丸山さんにもクライミングが出来ず申し訳ないことをいたしました。また機会があればぜひご一緒ください。