京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3245 トレラン比良全山(リトル比良コース)

湖面の色がアズーロ色で心透き通るような感じで、しかも力強さをも持っているような色にも見え、琵琶湖ってこんなにもベリッシモォ!

 

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[No.3245]トレラン比良全山(リトル比良コース) 

 

【メンバー】L長野浩三,加藤一子,向昌宏,鳥屋尾恵始,西史香(5人)

【日時】2012年11月10日

【天候】晴れ

【タイム】7:30近江高島駅音羽~岳山~岩 阿砂利山~釈迦岳~北比良峠~金糞峠~14:00堂満岳~(堂満東陵)~16:00比良駅

ちなみに予定:近江高島駅音羽~リトル比良~北比良~金糞峠~堂満岳~(薮こぎ)~南比良峠~蓬莱山~小女郎峠~蓬莱駅

 

【記録&リーダー感想】46期 長野浩三

 個人的に12月に開催される東山36峰マウンテンマラソンのエントリーをしたのでその練習がてら,北比良の全山縦走(トレラン)を企画した。しかし,よく考えると,この時期日が短く日没までに全山縦走するのは難しかった。また,5時30分富岡邸ですきやきパーティがあることもあり,結果的に堂満東陵を下山となった。

 

 天気は非常によく,琵琶湖を眺めての空中散歩はめちゃくちゃ気持ちよかった。トレランの方は休憩時間込みでコースタイムの約2/3で進んだため,結構きつかった。特に北比良全山縦走のハイライト,ヤケ山,ヤケオ山,釈迦岳の三連発の登りがまあまあきつかった。初めてここを経験した鳥屋尾さん,西さんは精神的にきつかったかもしれない。

 鳥屋尾さんはばりばりのトレランランナーだったし,西さんもばっちりなペースを維持していた。今度はもう少し日の長い時期に「本気の全山縦走(絶対最後まで行き着きます)」を企画したい。

 

【感想】55期 西 史香

この度、初めてトレイルランというものに挑戦させていただきました。というより、トレイルランというものがどういうものかも知らずに、「全山縦走」という響きに惹かれての参加でした。

まず、電車の中で参加者の方々にご挨拶。そこで、内心「しまった!!やばい!!」という気持ちでいっぱいになりました。皆さん、日頃から走るトレーニングをされている方々だったので、「足を引っ張るのではないか。」という不安でこのまま引き返してしまおうかと思いました。何より、装備から間違えていました(笑)。こちらは笑い事ではないですが、地図を持っていないことに叱咤いただきました・・・。近郊の山で、しかも連れて行ってもらえるという気持ちが問題だったと反省しています。

それでも皆さん私を受け入れてくださり、最後まで見捨てずに楽しませて下さりました。

長野さん、鳥屋尾さん、向さんは、最初の登りからすごいスピードで山を駆け上がるので驚きました。加藤さんは私がいなければ、もっと速く歩けるのでしょうが、私を後ろから最後まで守って下さいました。

実のところ、トレイルランではなく、いつもより少し急ぎ足の縦走になっておりましたが、天気が良く、紅葉や琵琶湖の全貌を一望することが出来て本当に楽しかったです。

時間の関係で金糞峠までしか縦走出来ませんでしたが、次回は是非蓬莱山まで行きたいです。

 

【感想】鳥屋尾恵始

岩阿沙利山以降は人生初めてのコースで等高線とにらめっこしながらの一日でした。ヤケ山から見ると怪しげな雲がヤケオ山を覆っていましたが、ヤケオ山頂に着くころには晴れ、気持ちのいいトレランとなりました。風は強く冷たかったですが、その分、湖東の景色が澄み渡り、平野に浮かぶ近江の山々が回旋中のヘリコプター遊覧から眺めるようで印象的でした。湖面の色がアズーロ色で心透き通るような感じで、しかも力強さをも持っているような色にも見え、琵琶湖ってこんなにもベリッシモォ!とてもすがすがしく感動的な一日を終えることができました。長野リーダーをはじめ、みなさん、ありがとうございました。記録までに捕食:爆弾おにぎり梅2個、コンビニおに昆布2個、ブルベリパン2個、シリアルバ2本、水3L、アミノバリュー1L。残食パン1個、残水は1.6L:対8時間行動。

 

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