京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3833 愛宕山 歩荷トレーニング

12月21日 晴れ時々曇り

【メンバー】CL鹿嶽眞理子(12㎏)、高橋秀治(15㎏)、NF(15㎏)、TW(15㎏)、YK(15㎏)、小前竜吾(23㎏)、近本かずみ(18㎏)、松本正(20㎏) 計8名 

【行 程】JR保津峡駅8:17~米買道出会9:32~表参道出会10:13~水尾別れ10:25~黒門10:47~11:15愛宕神社下(昼食)12:45~神社参拝・水の奉納13:05~三角点13:30~旧愛宕スキー場入り口13:45~反射板14:20~月輪寺分岐15:02~大杉谷分岐15:12~月輪寺15:53~清滝駐車場前16:53

f:id:hirasankun:20200107115818j:plain大根鍋

【記録と感想】54期 鹿嶽眞理子

JR保津峡前に集合し、荷物の計量をして出発しました。つつじ尾根からの登りはいきなりの急登が結構ハードでしたが、天気も良く風も穏やかで歩きやすくて助かりました。時々休憩を入れつつゆっくりと登ります。木の間から美しい雲海が顔を出し、みんな見とれていました。

米買道との出会いを過ぎると、登りの傾斜は幾分楽になります。表参道に合流すると今度は階段道。水尾別れを過ぎ、黒門を過ぎ、やっと愛宕神社下に到着です。出発から約3時間みんな頑張りました。

ここで鍋宴会です。同じ歩荷するなら美味しいものを担ぎたい。是非鍋をとのリクエストがあったので、我が家特製の大根鍋にしました。

食事の後は神社にお参りし、担ぎ上げた水を神社に奉納して、三角点へ向かいました。そして今回の最終目的地の地蔵山を目指しましたが、時間が押していたので、反射板まで行って引き返すことにしました。

下山は月輪寺コースで。月輪寺には鹿が4頭もいて、お寺の方と一緒にのんびりとくつろいでいました。お寺の方の話では、去年の台風21号の災害で、今も上の山にある大量の倒木がいつ押し寄せてくるかもわからない状態なのだとか。登山道だけは通れるように整備してくださっていますが、いつまで持つかわからないようです。

時刻が気になっていましたが、何とか明るいうちに下山できてほっとしました。バスが来るまで30分ほどで、それなら歩こうということになり、JR嵯峨駅及び丸太町のバス停まで向かいました。

 

【感想】53期 高橋秀治

鹿嶽さんが歩荷例会をあげておられたので、リハビリを兼ね緩めの歩荷にて参加しました。

半年ぶりに肩にくいこむザックの重量に充実感を感じ、足をとられない様にストックでバランスをとりながらツツジ尾根を歩き、後ろから聞こえる笑い声を励みに何とか社務所まで歩ける事が出来ました。

昼食タイムは、まさかの愛宕山の参道での美味しい鍋パーティーでした。

まだまだ本調子ではないですが、ぼちぼちと皆さんの後ろからついて行きたく思います。

鹿嶽リーダーをはじめご一緒して頂いた皆さんありがとうございました。

f:id:hirasankun:20200107115857j:plain愛宕神社

【感想】54期 NF】

怒濤の12連勤、最終日は歓送迎会の幹事…。こんな体調でボッカなんてできるのかな…。

一抹の不安が胸をよぎりましたが、山頂で「かたけさん特製だいこん鍋」という大きなご褒美と、目指す冬山のために、頑張らない訳にはいかない、と、冬山装備とノンアルコールビールをザックに詰めて出発しました。

案の定、みなさまに迷惑をかけるばてぶり…。登り慣れたツツジ尾根が、こんなにも苦しいのか…。ふがいない自分が嫌になりながらも、小前さんの励ましもあり、なんとか山頂までたどりつけました。
ご褒美の鍋はやはり絶品。気温二度の山頂でしたが、あつあつの鳥ダシだいこんとショウガ、みなさまの笑顔にほっこりし、来て良かったとしみじみ感じました。8人分のだいこんとにんじんを千切りしてくださったかたけさんの「プライスレス」のお手間に本当に感謝です。ごちそうさまでした。
しばらく山岳会と離れていましたが、みなさまと登る山はどんな山でも楽しいとつくづく思います。少しずつ山に登りながら体力を回復し、また、いろんな山行にチャレンジしたいです。みなさま、ありがとうございました。

 

【感想】57期 TW

ボッカ例会とは思えないような、快適な山行でした。なじみのある愛宕山とはいえ久々のボッカに体がついていくか不安でしたが、心地よい気候のなかYKさんや近本さんと嵐(※ジャニーズの)の話などをしているうちに、あっという間に愛宕神社に着いたように感じました。楽しいと時間の流れが早いという言葉通りでした。

その後は髙橋理事長からの般若湯や鹿嶽さん特製のおいしい大根鍋。思いもよらぬ豪華な忘年会に身も心も温まりました。

冬山に備えて冬靴で歩きましたが、帰ってみると足にマメが出来ていたり、フトモモが筋肉痛になったりと、準備の必要性を実感でき、これも次の山への収穫となりました。今までボッカは「大量の汗を流し身体をきしませながら歩く」苦行的なイメージを持っていましたが、こんな楽しい山行なら、毎月でもボッカに行きたいと思えます。

企画してくださいました鹿嶽リーダー、ご一緒いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

【感想】61期 小前竜吾

歩荷山行は決して楽しいことはなく、少し腰が曲がった状態で視線は足元の土に行きます。そんなイメージしか無いのですが、今回は鹿嶽リーダーの大根鍋がいただけ、大変楽しいものになりました。鍋を言い出したのは私です。せっかく重たいものを運ぶのですから、石とか水ではなく、実のあるものを運びたいと思ったからです。言い出しっぺにも関わらず、仕事の都合で食材の購入が出来ず、すべて鹿嶽リーダーに任せっきりになりました。いつか恩返ししますのでお許しいただきたい。スマホのログを見ると、水平距離は18km、累積標高は1200mとまずまずの負荷になりました。冬季の雪山山行につながる良いトレーニングになりました。鹿嶽リーダー、同行いただいた皆様ありがとうございました。

f:id:hirasankun:20200107115916j:plain愛宕山三角点

 【感想】61期 近本かずみ

やっぱりボッカはきつかった…でも大根鍋は美味しく、山は楽しかった。今回はそんな山行となりました。つつじ尾根からのルートは初体験で、いきなりの急登に体がついて行けず何度も心が折れそうになりましたが、一人ではない事が励みになり何とか乗りきる事ができました。急登以外は好きなタレント話などに花が咲き、ずっと笑っていたように思います(笑)。お昼は鹿嶽さん特製の大根鍋。噂に聞いていた伝説の大根鍋を食べることができ、とても美味しく本当に幸せでした。2019年納めの登山を愛宕山で、厳しくも楽しめた事を嬉しく思いました。鹿嶽さん、8人分の鍋の準備は大変だったと思います。本当にありがとうございました。そして愛宕ボッカ例会を企画して頂きありがとうございました。そして参加のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。

 

【感想】62期 松本正

この会を通じてのお山は3回目、高齢のわりには山歴が短い私目には、恐らく皆さんが先輩、京都ならではのお仕事をされている皆さんとの出会い、目から鱗のお話の数々、とっても大変な8人分のお料理をご準備いただいた鹿嶽リーダー、お鍋とってもおいしかったです。たくさんの方と楽しい時間が持てたこと、おかげで20kgのボッカは、苦も無く、、、のはずでしたが、翌々日に身体がずっしり、にしても愛宕山は、京都の様々な歴史と文化が随所に刻まれたお山、時折、しみじみとした気持ちとなりました。

鹿嶽リーダー、ご一緒いただいたみなさま、素敵な時間をありがとうございました。

 

【感想】60期 YK

真夏の愛宕ボッカに連れていただいた時には曲がりなりにも15kg持てたので、冬のボッカではもっと重くするのだ!と狙っていたが、風邪のため15kgギリギリにさせてもらうことにした。その時点で、私の山行目的は大根鍋となった。久しぶりにご一緒できた方ともおしゃべりしながら、調味料だの具だのをわいわい回しながらの鍋大会は楽しく、よい一年の登り納めができた。また大根・人参・生姜の根菜三重奏のおかげか長引く風邪もその日から快方に向かった。前日に2時間かけて大根を刻んでいただいたリーダーに感謝の山行だった。