夏のバリエーションに向けてマルチピッチクライミングのトレーニングを企画しました。21日は雨で流れましたが28日は好天に恵まれ、むしろ日焼けで大変でした。
(中尾・米山チーム P3Aスラブ上)
例会№ 2942「御在所クライミング」
【参加者】
CL丸山 弘 中尾 諭 秋房伸一
米山佳秀 計4名
【天候】 曇りのち晴れ
【行程】 6月28日(日)
午前7時 山科駅前集合
10時 前尾根取りつき
15時30分 ヤグラのコル
16時50分 藤内小屋
17時30分 ゲート前
19時 山科駅解散
(ヤグラのコルにて)
【CL所感】 43期 丸山 弘
夏のバリエーションに向けてマルチピッチクライミングのトレーニングを企画しました。21日は雨で流れましたが28日は好天に恵まれ、むしろ日焼けで大変でした。
昨年秋に鉄砲水で崩壊していた小屋や沢もボランティアの献身的な努力でずいぶん整備され不安なく登ることができました。(労力で貢献できなかったのでせめてわずかでもとみんなでカンパしてきました)夏山にむけてのトレーニングで学生のグループが先行していたので登っているより待ち時間の方が長く大変でしたが、初めての外岩のメンバーもあったので、ゆっくり教える時間があったのはむしろ良かったかもしれません。
初めての方にも高度感のある爽やかなクライミングを楽しんでいただけたらリーダーとしても満足です。また夏に向けてぼつぼつトレーニングしますのでご参加ください。
【感想】 52期 秋房伸一
「クライマー(リード)はカッコいい」、40代♂の私がそんなことをいっても、なんら社会的影響力はありませんが、そう思いました。
巧みなロープ捌き、カラビナやスリング等登攀用具を使いこなして、岩壁を自分で登って、後続者の安全を確保する。まるで、地球の平和を守るウルトラマンのようではありませんか。仕事上で名刺交換しても“フツーのサラリーマン”だと思うに違いないような人が(今日の会の先輩ではありません。岩場で見かけた他のパーティーの人ですので誤解無きよう)、一旦岩場にくるとウルトラマンに変身する、みたいな。
クライミング用具というのは、お金を出せば、誰でも買えますが、それをちゃんと使いこなすのは、スキルと鍛錬が必要です。
(P5にて ビレイ中)
初“外岩”ということで、ピカピカのカラビナやヌンチャクを身につけた私は、そんなことを、岩場では何も考えることはできないくらい一杯いっぱいでしたが、帰宅して風呂に入って瓶ビール(大)の2本目を飲んでいるくらいから、考えました。
ご同行いただいた皆様、どうも、ありがとうございました。