京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3791  新緑の氷ノ山ハイキング

2019年5月5日〜6日

【メンバー】

CL. YN、SⅬ.高橋秀治、HI、鹿嶽眞理子、近本かずみ、辻晴見、NF、船木佐織、松井篤、I(会員外)

計 会員9名、非会員1名

【記 録】60期YN

【行 程】5/5烏丸ロッジ前(車)20:00~道の駅京丹波味夢の里(西村車と合流)20:30~道の駅ようか但馬蔵10:45(幕)

5/6道の駅ようか但馬蔵6:00~福定親水公園6:40~布滝~不動滝~地蔵堂7:32~木地屋跡~氷ノ山避難小屋8:34~仙谷登山道9:13~こしき岩~氷ノ山頂上9:40~神大ヒュッテ10:08~一ノ谷休憩所~東尾根休憩小屋~東尾根登山口11:38~福定親水公園~帰京

午後からは天気が悪くなる予報なので早めに幕地を出発、福定親水公園から登り始めると初めから急登が続くが、時折覗くイワカガミや滝と新緑が清々しい。尾根筋にさしかかると風が吹いていたが、熊笹に遮られて音だけが聞こえた。山頂付近はまだ雪が残っていたが軽アイゼンを履くほどでもなかった。山頂で集合写真を撮り、神大ヒュッテまで降りたところで早めの昼食。小屋はしっかりと手入れされている。帰りは万灯の湯に立ち寄り帰京した。

【感想】60期YN

今年3月に行った個人山行でご一緒した高橋様から5月に氷ノ山に沢の下見にいくからリーダーされたらと勧められ、計画書も作成されていた形で引き受けることになりました。鈍くさく、かつまだまだ山行経験の浅い自分にとってリーダーなんてまだ先の話と思っていたので、参加者がどんどん増えて合計10名となり、かなりプレッシャーでしたが前日まで悪かった天候も好転し、最後までお世話になったSLの高橋様始め、頼もしい参加者の皆様に支えられ令和最初の素晴らしい山行になりました。全て出来ていないですが、実際にやってみてリーダーの大変さがよく分かりました。今度は計画から頑張りたいです。皆様ありがとうございました。

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【感想】53期 辻 春見

何年か前に雨のため、登山口から引き返した氷ノ山。
今回も午後からお天気が崩れるとの予報でしたが、決行になりました。
まず氷ノ山へのアクセスですが、以前数時間かけて移動した記憶があり、今回も覚悟していましたが、新しい道が整備されたのと、高速と地道をうまく併用することで半分の時間で到着することができました。
由って19:30のスタートでも、余裕をもって幕営地に到着し、ゆっくり休むことができました。
時間に余裕があるという事は、朝も早く出発できるため結果、午後からの天気が崩れる前に山行を終えることができました。
午前中好天だった新緑の氷ノ山は、緑が青空に映え、爽やかで美しい山歩きを経験させてくれました。寒さ対策もして行ったのですが、ジャケットも使うことなく、穏やかな気候にもめぐまれました。
下山後露天風呂に入っていると、天気予報通りかなりの雷雨に遭遇しました。
今回の山行は、正に「人よし、山よし、天気よし」の山行だったと思います。
参加の皆さま、お世話になりありがとうございました。

【感想】53期 高橋秀治

 近いようで行けなかった、兵庫槍と文太郎が名付けた氷ノ山 に行くべしと重い腰を上げて企画しました。前夜泊で皆さんと行くのは、小学生の遠足に行く前夜を思い出しわくわくします。

 新緑の明るい登山道を進み、布滝、不動滝、と魅力的な滝を眺めながらさらに進み稜線に出ると、ようやく春が始まったばかりの景色。絵に出てくるような山頂の小屋が見えて一同笑顔で記念写真を撮る。これがまた絵に描いたような素晴らしいショットとなりました。

 ご一緒頂いた皆さんお世話になりありがとうございました。また、リーダーを引き受けて頂いたNさんお疲れ様でした。

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【54期NF】  

氷ノ山は数年前の冬、弾丸低気圧が迫る中、突入し、ホワイトアウトに見舞われ、大変怖い経験をした思い出があります。どんな山だったんだろうとかねがね気になっていて、参加させていただきました。初めてお会いする方がたくさんおられる例会ということで、ちょっと緊張しましたが、みなさま明るくてきさくですぐになじめました。雨の心配もありましたが、登山中は快晴で、新緑がまぶしく、穏やかなハイキングを楽しむことができました。前夜泊でいただいたかたけさんのコシアブラもとても楽しかったです。Nリーダー、みなさま、本当にありがとうございました。

【感想】55期 船木佐織

氷ノ山は、せっかく兵庫県に近い大阪に住んでいるので行ってみようかと色々調べてみては、アクセスの悪さから行けなかった山でした。そんな時に例会があり、喜んで参加をしました。登山道を入ると期待通り柔らかな緑色の新緑があふれている景色は、行ってよかった!と思えるほどでした。それから360度視界が開けた山頂の景色も最高でした。花もたくさん咲いていて、今回も鹿嶽さんからいくつかの花の名前を教えてもらいましたが、かろうじて頭に残っているのは、なぜか毒のある「ハシリドコロ」のみでした。最近買い換えたスマホに、カメラでピントを合わせると検索してくれていろんな物の名前が分かるという便利な機能があり頼っていましたが、やはり鹿嶽さんの方が断然早くて正確なのです。そもそも電波がつながらないところではこの機能も使えないし。地道に覚えていくに限るようです。例会を企画してくださった高橋さん、リーダーのNさん、参加された皆さん、楽しく山行させていだだきました。ありがとうございました。

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【感想】62期HI

今回の氷ノ山は、京都山岳会に入会して最初の例会でした。初めてお会いする方がほとんどで、ちゃんと馴染めるか、また山岳会の登山についていけるか、とても不安な中参加させていただきました。そして、はじめての大勢でのテントでの前泊で分からないことだらけでしたが、皆様にフォローして頂き、とても感謝しています。登山中は、前の方を歩かせていただき、ゆっくりペースで歩いていただいたので、なんとか最後まで自力で歩くことができました。下の方では、太陽の陽でブナの葉っぱがキラキラしてとてもきれいでした。

 標高があがるにつれ、周りに見える景色も素晴らしく、心配されたお天気も、下山までもってくれて、とても楽しい登山となりました。お世話になった皆さま、ありがとうございました。